就職選考の中で文系の多くの学生が苦手とする数学の筆記試験(=SPI試験の非言語)に向けて力をつけようと、今年度2回目の対策講座が10月21日から井の頭キャンパスでスタートしました。
今回の対策講座は就職試験を研究している会社から講師を招き、毎週月曜日の5限目に9回にわたって開くもので、初日の21日は総合政策学部と外国語学部、それに保健学部の1年生から3年生まであわせて45名が参加しました。
参加した学生たちはまず、正確さとスピードが求められる「四則逆算」の問題50問に取り組みました。「四則逆算」とは、足し算、引き算、掛け算、割り算の四則計算の中で、例えば4×□=20のような問題の答えを求めるために、20÷4と逆の計算をするものです。1つ1つ時間をかければ決して難しい問題ではありませんが、中には分数などが入って少しややこしいものも含まれ、持ち時間の中で全問解答に行き着かなかった学生も多く見られました。この後講師が「こうした問題は『習うより慣れろ』だ」とした上で、問題の解き方のコツを解説しました。
参加した外国語学部2年の学生は、「数学は高校2年生以来学んでいないので、この講座で苦手意識を少しでもなくしたい」と話していました。
対策講座では2回目以降はテキストに従って「確率」や「図形」などをテーマに問題の解き方のコツを学ぶことになっていて、キャリアサポートセンターではとりわけ数学に苦手意識を持つ学生の参加を呼びかけています。
キャリアサポートセンター
2019年10月28日