本格的な就職活動シーズンを前に、本学保健学部の主として臨床検査技術学科の3年生を対象にした合同企業説明会が、2月15日の土曜日に井の頭キャンパスで開かれました。
説明会には、臨床検査を主事業とする企業5社と薬の治験(臨床試験)を主事業とする企業3社を招き、これらの企業への就職を検討している主として臨床検査技術学科の3年生が参加しました。企業は1社ずつ教室に分かれ、そこに代わる代わる訪れる学生に対し、4回にわたって事業内容や採用活動について説明しました。
このうち薬の治験を主事業としている企業の教室では、採用担当者が募集する治験コーディネーターについて、治験がスムーズに実施できるようサポートするのが仕事であって、新薬開発という医学の最前線を支える役割を担い、たくさんの薬、病院、診療科の医師と関わることができるのが魅力だと訴えていました。
一方、臨床検査を主事業とする企業の教室では、採用担当者が医療機関から委託された血液などの検査以外にも、水道水や河川の水質検査とか食品の検査も行っていて、検査を通じて人々の生命、健康を支えている企業であることをアピールしていました。
参加した学生は就職先として企業を第一に考えている学生がいる一方で、「病院希望だけれども見聞を広げるために参加した」という学生もいて、それぞれ熱心に説明を聞いた上で求める人物像などについて質問していました
2020.2.17