本格的な就職活動シーズンを前に、本学保健学部の学生を対象にした学内企業説明会が2月13日にオンラインで開かれました。
説明会は、臨床検査を主事業とする企業5社と薬の治験(臨床試験)を主事業とする3社のあわせて8社の協力を得て、これらの企業の採用担当者と本学の臨床検査技術学科3年生を中心とした学生61名をオンラインで結んで行われました。
このうち臨床検査を主事業とする企業の採用担当者は、臨床検査技師が働く場所として、企業の中の検査センターと、契約を結んでいる病院内のブランチラボの2種類があることを説明したほか、研修制度や福利厚生についても触れました。またこの企業の一員としてブランチラボで働いている本学の卒業生も登場し、「ブランチラボは医師や看護師との連携が求められ、患者を身近に感じられる職場であり、当直をしながら幅広い知識が得られる」とした上で、「就職活動を行うにあたっては自分と社会を知ることが大事で、キャリアサポートセンターも活用してほしい」と訴えていました。
一方、薬の治験を主事業とする企業の採用担当者は、治験の仕組みについて説明した跡、「治験施設を支援する治験コーディネーターの仕事は、広い視野を持つことが必要で、AI(人工知能)ではできない、人だからできる仕事だ」と強調していました。
学生のアンケートからは、95%の方が内容に満足をしており、「治験や検査企業の話を聞いて、病院就職を考えていたが興味が湧きました。」「将来を考える良いきっかけになりました。自分でも情報収集をしていこうと思いました。」と言った前向きな声が聞かれました。
2021年2月15日
キャリアサポートセンター