大学に入学し2ヶ月が経った1年生を対象に就職活動への心構えを学ぶ「就職ガイダンス」を5月26日オンラインにて開催しました。このガイダンスは、1年生のうちから将来について考え4年間を計画的に過ごしてもらうことを目的としたもので、コロナ禍で就職への不安が広がる中で、3学部から65名が参加しました。
講師には、東京しごとセンター多摩のキャリアコンサルタント須田万里子氏を招き前半は「低学年のためのキャリアデザイン」をテーマに就職活動とはどういうものか、企業が学生に求めることは何か、今から取り組めることは何かについて講演が行われました。その中で須田氏は、コロナ禍だから就職が不利になるのではないかと捉えず、この経験の中で考えて過ごしてきたことを素直にアピールすることが充分強みとなると指摘しました。そして、将来に向けて「なぜ就職するのか」「どんな仕事がしたいのか」「5年後10年後どうなりたいか」を1年生のうちから自問自答し仮説を立ていくこと。長期的と短期的な目標を作り、自分が出来ることを実践していくことでなりたい自分に近づけると強調していました。
その後の質疑応答が行われ、学生からインターンシップやボランティア、資格取得に関することのほか、採用試験で何を重視するのかと言ったことについて、多くの質問が出されていました。
学生のアンケートからは、「気になっていた点を解消することが出来た」「情報収集から始めていきたい」「行動して自分の視野を広げたい」「面接官が何を見ているのか大事なことは何か理解できた」など前向きな声が挙がっていました。
2021年5月31日
キャリアサポートセンター