コロナ禍の中で入学し、ようやく大学生活に慣れてきた2年生を対象に、10月29日オンラインにて「就職ガイダンス」が開かれました。
今回のガイダンスは、学生が自身の特性を知るとともに将来について考えてもらうことと、学生生活を計画的に過ごすことを目的にしたもので、3学部から37名が参加しました。
講師には低学年支援に力を入れている就職支援会社の藤井崇遥氏にお願いし、【今知っておくべき!自分の特性から考える学生生活の過ごし方講座】と題して、適性診断テストのワークを交えながら講義をして頂きました。
この中で藤井氏はまず世の中の変化に対応できるように早めの対策が重要であり、2年生には将来のビジョンをより明確に描くことを勧めました。例えば「人の役に立つ仕事」をしたいならば「どのような人に対して」「どの様に役に立ちたいのか」「なぜそう思うのか」を具体的にイメージする。その上で、自分のことを知る「自己理解」と社会に目を向ける「仕事理解」をしながら「職業選択」を考えていくことを強調しました。また、大学2年生の「今」の経験の積み重ねが将来に影響するため、学業やアルバイト、インターンシップなどに目的意識を持って取り組むようアドバイスしました。
参加者は全員適性診断テストを受け、パーソナリティや社会人基礎力、それにどの業界に適性があるかなどが診断され、自己理解のヒントを得ることができました。
学生のアンケートからは「就職活動のスケジュールや何をするべきかが分かり、不安を和らげることができた」「自分のことを客観的に知ることができたので、インターンシップなどに参加して仕事理解を深めていきたい」との声があがっていました。
キャリアサポートセンターでは「仕事理解」を深めるイベントとして、企業研究セミナーを12月から2月まで実施しており、3年生だけでなく1,2年生も参加を呼び掛けています。
キャリアサポートセンター
2021年11月10日