就職活動に備えて、総合政策学部の3年生が就職選考を模擬体験する今年度2回目の就活トライアルが、11月20日の土曜日に井の頭キャンパスで行われました。
この就活トライアルは6月19日にオンラインで行われた1回目に続くものですが、今回は新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきていることから対面で行われました。学生たちはリクルートスーツに身をつつみ、午前と午後の2つのグループに分かれてそれぞれグループディスカッションと集団面接に臨みました。
このうちグループディスカッションでは7人から8人がひと組となり、あるグループでは「出生率を上げるためには?」というテーマが与えられました。まず自分たちで議長、書記、タイムキーパー、それに発表者を決めた上で、25分間意見を交わしました。学生たちは「子育てしやすい環境を整えること」と「経済的な支援を行うこと」を中心に具体策をまとめ、最後に発表を行いました。これに対して、実際に企業で面接員を行っている専門家が良かった点や改善すべき点をその場でアドバイスしました。
一方、集団面接では3人ひと組となり、こちらも専門家から「自己PRを行ってください」とか「学生時代に頑張ったことは何か?」といった質問を受け、答えに対して再び質問が出されるという形でのやりとりがあり、終わった後はその場で答え方や言葉遣いなどについて指摘を受けました。
参加した学生たちは、「自分ではできていないと思っていたが、落ち着いていると評価してもらった」、「今回は対面での面接だったため、前期のオンラインでの面接と比べ緊張してしまい言いたいことが上手くまとまらなかった」などと話していました。
学生たちはこの日受けた指摘や撮影されたビデオをもとに改善すべき点を改善し、就職活動本番に臨むことにしています。
キャリアサポートセンター
2021年11月20日