外国語学部の就活シミュレーション行われる

　本格的な就職活動に備えて、外国語学部の３年生が就職選考を模擬体験する「就活シミュレーション」が、１２月４日の土曜日にオンラインで行われました。
　学生たちは午前と午後の２つのグループに分かれて、それぞれ自宅のパソコンなどを通じてグループディスカッションと集団面接に臨みました。いわゆる面接官役には企業の採用担当者や採用選考の経験のある専門家を招き、井の頭キャンパスの教室から審査にあたってもらいました。
　このうちグループディスカッションでは、６人から９人がひと組となり、あるグループではその場で「職場の上司とうまくコミュニケーションをとるにはどうしたらいいか」というテーマが与えられ、１５分間にわたって意見を交わしました。学生たちはまず、議長や書記、タイムキーパーなどの役割分担を決めた上で、ひとりひとりが「挨拶や日頃の会話を通じて仲良くなること」、「報告・連絡・相談のいわゆるホウレンソウを大事にすること」といった意見を出し合い、最後に出された意見をまとめて発表を行いました。これに対していわゆる面接官役から評価できる点と改善すべき点が指摘され、「発言していない時でもうなずきやあいづちなどの態度が大切だ」といったアドバイスを受けていました。
　一方、集団面接では、２人から４人がひと組となり、あるグループでは「自己ＰＲをして下さい」という質問を受けていました。面接は学生の答えに対してさらに質問を重ねるという対話スタイルで行われ、こちらも終了後にフィードバックが行われました。
　学生たちは、この日受けたアドバイスをもとに改善すべき点を改善し、就職活動本番に臨みます。

キャリアサポートセンター
2021年12月4日