地方での就職を考えている学生が、情報収集のポイントやこれから準備しておくことなどを学ぶ今年度2回目の「LO活」支援のセミナーが12月8日にオンラインで開かれました。
「LO活」というのは、地方を意味する「LOCAL」の「LO」と「就職活動」の「活」を組み合わせた造語で、厚生労働省は地方自治体や首都圏の大学などと連携して「LO活プロジェクト」を推進しています。この日のセミナーは、このプロジェクトの協力を得て開いたもので、保健、総合政策、外国語の3つの学部の3年生から1年生まであわせて11名が参加しました。
講師はプロジェクト事務局の担当者が務め、まず地方就職をした先輩の事例を基に就職活動の仕方についての説明がありました。この先輩は企業ホームページにインターンシップの情報がなかったため、企業担当者に自ら連絡しインターンシップの依頼し実施してもらったということで、地方就職には積極的に行動する姿勢も大事だとのお話がありました。
また、これから準備しておくこととして、ライフプランを考え自分の特性や適職を知り、地元で働くか首都圏で働くかを含めて就活の方向性を決めること、企業研究と地域研究を進めること、頼れる相談相手をみつけることの3つを指摘しました。
さらに地方就職者は仲間が少ないので、大学のキャリアサポートセンターや自治体窓口、新卒応援ハローワーク、LO活のサイトや地方就職専門員など様々な機関を活用し一人で悩みを抱えないようにと呼びかけていました。
キャリアサポートセンター
2021年12月8日