「LO活（地方への就職活動）」支援の講座開かれる

　地方での就職を考えている学生のために、インターンシップの参加の仕方などを学ぶ今年度最初の「LO活」支援の講座が６月１４日、昼休みの時間を利用して井の頭キャンパスで対面とオンラインを併用して開かれました。
　「LO活」とは、地方を意味する「LOCAL」の「LO」と「就職活動」の「活」を組み合わせた造語で、厚生労働省は地方での就職を考えている若年層を応援するため地方自治体や首都圏の大学と連携して「LO活プロジェクト」を推進しています。
　この日の講座は、このプロジェクトの協力を得ながら開いたもので、３学部の４年生から１年生まであわせて３０名の学生が参加しました。
　講座ではプロジェクトから派遣された講師がまず、初任給と生活費、通勤時間と帰宅時間について東京と地方との違いを比較し、地方での就職を決めた先輩たちの理由を説明した上で、「どこで就職するかは、自分のライフプランを描き先々の人生を考えながら決めてほしい」と呼びかけました。
　この後、地方の企業が実施するインターンシップについて触れ、ＷＥＢサイトやＳＮＳ，LO活サイトを活用するなど色々なところから情報をとること、実施していない場合はその企業に直談判してみるアグレッシブさも必要なこと、参加する場合は仕事や企業だけでなくその地域についても調べておくべきことを指摘しました。
　参加した学生の中には就職を都内でするか地方でするかまだ決めかねている学生も多く見られましたが、今回の講座は今後の方向性を考える上で参考になったようです。
　この「LO活」支援の講座は１１月にも予定しています。

2022.6.17
キャリアサポートセンター