2年生就職ガイダンス「可能性を広げる時期に」

　新学期の各学年別就職ガイダンスのうち2年生を対象にしたガイダンスが5月10日に開かれ、教室での対面とオンラインであわせて24人が参加しました。まず、講師の東京しごとセンター多摩の担当者が就職活動のスケジュールについて説明し、企業の高い採用意欲を背景に、今までより前倒しで3年生の夏のインターンシップから活動が始まり、3年生のうちに内定を獲得する学生の割合が3割を超えているというデータを紹介しました。しかし、2年生にはまだ1年あるので焦らずに、自己分析と職業理解にたっぷりと時間をかけて、自分の可能性を広げることが大事だと強調しました。
　このうち自己分析については、「興味・関心」「能力」「価値観」が重なる部分が自分にふさわしい仕事につながるとして、これまでやったことのないことで試そうと思うことや得意なことでブラッシュアップできそうなことを実際に書き出してみました。また職業理解について講師は、企業の展示会や見本市に思わぬ発見があるなどとして、時間のある2年生のうちに幅広く行動して情報を集めることを薦めていました。
　受講後の学生アンケートからは「自己分析の具体的な方法が判って良かった」とか「就職活動の準備について知ったことで安心できた」などの感想が聞かれました。新学期の各学年別就職ガイダンスは、来月20日に最後の1年生向けガイダンスが行われます。