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保健学部 就職ガイダンスで卒業生が講演

 保健学部の3、4年生を対象にした就職ガイダンスが6月10日に7つの学科で開かれました。3年生はSPIの模擬試験、4年生は面接対策講座を受講した後、学科ごとに卒業生の講演を聞きました。
 このうち臨床工学科では、まず小児専門病院である国立成育医療研究センターの柏木ともかさんが「入院していた子どもが人工呼吸器を使いながら、生まれて初めて自宅に帰ることができた時には、やりがいを感じた」「土日祝は1人で勤務するなど少人数の体制なので色々な症例に対処しなければならないが、貴重な経験になっている」などと病院での仕事について語りました。
 続いてジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニーで医療機器の営業に携わる島尻優里佳さんが「治療の成功率を少しでも上げるために、自社製品の適正使用を促す医師相手の研修やトレーニングに前向きな姿勢で取り組んでいる」「不整脈が治った瞬間に立ち会えるなど、営業というよりもチーム医療の一員として現場に寄り添うイメージで臨んでいる」と医療機器メーカーでの働きがいを強調しました。
これから就職の志望先を絞り込んでいく学生にとって、病院やメーカーで働く卒業生から直接話を聞くことができる絶好の機会とあって、講演後の座談会でも、質問に答える先輩のアドバイスに熱心に耳を傾けていました。臨床工学科では、今年春に卒業して就職した学生のうち7割が病院など医療機関に、3割が医療機器メーカーなど企業に就職しています。

2023.6.10
キャリアサポートセンター