総合政策学部の3年生全員が就活対策として集団面接やグループディスカッションを体験する「就活トライアル」が6月17日(土)に行われました。学生はスーツにリクルートバッグの本番さながらの格好で参加し、面接官は企業で実際に採用にあたっている人事担当者が務めました。
模擬面接は2~3人が一緒に臨む集団面接の形を取り、学生時代に特に力を入れたこと、いわゆる学チカや長所・短所、過去最大の困難をどう乗り越えたかについて、あらかじめ提出したエントリーシートをもとに行われました。学生の答えに対して面接官は「短所をどう改善するつもりか」「社会に出てから学チカをどう生かして行くのか」など、さらに深く掘り下げた質問を繰り返していました。また「多くの学生がコロナ禍を過去最大の困難に挙げるので、どう乗り越えたのかに独自性がないとアピールできない」などとアドバイスしていました。
最大8人によるグループディスカッションでは、リーダーや書記、タイムキーパーなどを決めた上で、「仕事ができる人はどんな人か」「スマホのマナーを改善するには」などのテーマで25分間の討論を行い3分間の発表にまとめました。指導にあたった専門家は「具体性があるほど良い議論になる」「リーダーはグループ全員でやっていることを忘れずに役割を振り分ける」「書記も記録するだけでなく発言しよう」などと実践的なフィードバックをしていました。
総合政策学部の就活トライアルは秋に2回目が行われることになっており、3年生は今回の集団面接やグループディスカッションを記録したビデオなどで改善を重ねて次のトライアルに臨み、来年春の就活本番に向かいます。