4年生は就職活動の真っ最中ですが、来年以降に就職活動を控える3年生以下の学生は、新しい学年では就職に向けて何をすべきか。新学期の就職ガイダンスが、学年別に開かれました。
このうち3年生向けの就職ガイダンスは4月19日に開かれ、会場の教室とオンラインであわせて117人が参加しました。就職支援会社の講師は、3年生になったばかりの今は就職活動の全体像と企業が何を基準に学生を採用するのかを理解する時期だとしたうえで、就職活動については、先入観や口コミに左右されずに、インターンシップへの参加で社会を広く理解するよう努めること。並行して行う自己分析は、目先の内定を目指した、企業にあわせた分析ではなく、ファーストキャリアを見据えた、前向きに働くための自己分析を進めてイメージを固めて行くと良いなどとアドバイスしました。
また採用の基準について、企業は必ずしも社会で通用するスキルを持った人材を求めているわけではなく、学生の物事への向き合い方から成長の可能性を見極めていることや、ファンを求めているのではなく、理念や価値観に共通項があるかどうかを見ているとして、それらを自己PRなどで伝える方法を実際にワークシートに書き込みながら学びました。
参加した学生からは、「一つ一つの工程に時間をかけなければならないことがわかったので、行動しようと思う」とか「気を引き締めて現状把握や客観的な将来設計をして、就職活動を着実に慎重に進めていきたい」などの感想が聞かれました。
学年別の就職ガイダンスは、1,2年生向けのガイダンスが前日の18日に開かれ、対面とオンラインであわせて58人の学生が参加しています。