さ来年春の就職を目指す3年生を対象にした企業のインターンシップが夏休みに行われ、間もなくエントリーが始まります。それを前に、インターンシップ先の企業の選び方や企業の選考に通る自己PRの作り方を学んでもらう講座が5月25日に開かれ、対面とオンラインで27人の学生が参加しました。
就職支援会社の講師が、自分に合う働き方を見つけるだけでなく、企業の人事担当者に限られた時間の中で自分自身を伝えるためにも、自己分析が必要だとして、過去、現在、将来の自分を知る具体的な方法を説明しました。そのうえで、自己分析で判明した自分の特徴や持ち味に応じた仕事探しのヒント、それらを活かした自己PRの書き方をアドバイスしました。この中で講師は、経験「を」アピールするのではなく、経験「から」伝えることが大事だとして、華々しいエピソードは必要ではなく、失敗からどのような教訓を得たか、その経験が仕事に応用できそうかを数値を盛り込んで具体的に書くことがポイントだと強調しました。
3年生夏のインターンシップが採用に直結する企業が増えて、人気企業のインターンシップは参加のための選考倍率も高くなっており、学生たちは、この後行われた、実際に自己PRを書き出すワークにも真剣に取り組んでいました。