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【トピックス】 グループプロジェクト発表会

 

医学部では初年次教育の一環として、自分たちで目標を決め、解決法も自分たちで考える経験をする「グループプロジェクト」を実施しています。
入学時のオリエンテーションで10 グループに分かれ、半年をかけて取り組んできたグループプロジェクトの発表会が11月14日三鷹キャンパス大学院講堂で行われました。八王子キャンパスからは、初年次教育の取り組みの参考にしようと教員が、また他学部の活動を見てみたいと学生が見学に訪れました。

開会にあたり、医学教育学 赤木美智男教授が「オリエンテーションの時に、皆さんに『よい医師とは』について考えてもらったところ、どのグループもコミュニケーション力が大切と答えました。そのコミュニケーション力を大いに活かし、限られた時間と予算ながら、みんなで協力して達成した成果を発表してもらいます」と挨拶しました。

発表した10作品は、○杏林大学病院栄養部を取材し、自分たちで嚥下食を作ってみた「病院食について」、○学生の食生活を生活形態と男女別にアンケート調査し、独自の視点を交えて分析した「大学生の食生活」、○等身大の人体骨格模型をつくり、直立歩行の骨の動きを調べた上で実際に歩行を再現し、その映像を披露した「動く人体模型」、○フリーマーケットで資金集めをして、患者さんに癒しのコンサートを提供するまでを記録した「フリマをやって院内コンサートを開こう!」、○大学生の共通の関心(?)である恋愛をテーマにしたミニ映画、○忍耐と精神力の限界に挑戦し、数々の失敗の末ゴールまでたどりついた「ピタゴラスイッチ」、○入院中の子供たちの心を開く役割を担うホスピクラウンについて調べた「ホスピタルクラウン」、○ブラジル、トルコ、インドネシアなど数カ国の料理を作り、試食して食文化について理解を深めた「しっとこ!世界の料理」、○社会に広がる麻薬・覚醒剤汚染の知識を深めるため、麻薬Gメンへの取材を交えて発表した「薬害」、○無意識を意識しながら共同作業を行い、巨大アートに取り組んだ「アクションペインティング」。それぞれ印象的な発表でした。

最後に赤木教授は「プロジェクトをとおして何を学んだかが重要で、全ての学生がやり遂げることができたのも嬉しいことです。この経験を今後の活動に生かしていってください。」と発表会を締めくくりました。

2009.11.19