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海外危機管理シミュレーションを実施

 2019年3月12日(火)に、海外留学生安全協議会(JCSOS)から講師等をお招きし、4時間にわたって海外危機管理シミュレーションを実施しました。これは海外留学・海外研修中の学生が重大な事故に遭遇したことを想定した緊急事故対策を模擬訓練し、大学の危機管理体制強化を図ることを目的とした取組みです。
 シミュレーションには全学部から教職員64名が出席し、海外短期研修に参加中の学生5名が交通事故に遭ったという想定のもと、指令室、情報班、家族対応班、現地対応班、総務・経理班に分かれ、刻々と状況が変わる中で、家族やマスコミからの問い合わせに対応しながら情報収集し、職員の現地派遣、家族の渡航の準備等、必要な対応を練習しました。その後、家族説明会、記者会見の模擬体験を行いました。
 本学でこうしたシミュレーションを実施するのは2006年、2012年に続き3回目となりますが、講師からは、「前回に比べて対応がスムーズ・適切になっている。特にメディア対応では、事実を時系列に整理できており、正確に伝えられていた。」との評価をいただきました。また、参加した教職員からは「現実味のあるシミュレーションで、今後の危機管理に役立った。」、「実際の有事の際にはより混乱が生じると思うが、今回の経験が役に立つと感じた。」といった感想がありました。
 本学では年間約300名の学生が留学や海外研修に参加しており、その数は年々増加傾向にあります。学生の海外滞在中のテロや事件・事故等のリスクに対応すべく、本学では今後も危機管理体制の強化に努めてまいります。

国際交流課2019.3.15


▲指令室の様子

▲指令室の様子

▲模擬記者会見の様子

▲模擬記者会見の様子