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サンシャインコースト大学留学から帰国した学生の体験記を紹介します

2018年度 サンシャインコースト大学に留学した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2018.8~2019.2
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外国語学部英語学科 野口 幸輝

 私は、とても有意義な時間を留学期間中に過ごすことができました。
 留学に行く前に、私は2つの目標を決めていました。まず、アカデミックな英語を含めた自分の語学力の向上が一つ目の目標でした。留学に行くまで、私はアカデミックイングリッシュとジェネラルイングリッシュの違いが分かりませんでした。なので、アカデミックイングリッシュではIのような一人称を使ってはいけないなど、サンシャインコースト大学で受けるすべての授業が、自分にとって驚きの連続でした。普段の授業では、リーディングとリスニングやライティングの三つの英語のスキルを主に取り組みました。特にライティングが一番強化されたと思います。少なくとも一週間に三回は、地球温暖化などの様々な事象に関するトピックのエッセイをクラスで書いていました。私は様々なトピックのエッセイを書いていく中で、トピックの背景などの基礎知識の重要性に気付き、毎晩テレビでニュースを見たり、移動中のバスの中でラジオを聴いて、リスニングの練習をすると共に、エッセイに必要な知識を身に着けるよう心掛けました。また、毎朝6時には大学に行き、追加課題などを出してもらったりするなど、授業開始前2時間を自己学習にあてていました。それらの努力をし続けることは自分にとって簡単ではありませんでしたが、これらの努力は、自分の今後の英語に求めていた物で、自分の英語力の自信の源になりました。
 もう一つの目標は、異文化理解を深めることでした。オーストラリアには多くの移民が生活しており、現地の人々にとって、異文化理解はごく自然な事でした。私は、オーストラリアは世界で一番異文化理解が進んだ国だと思っていたのですが、想像以上でした。グローバル化はオーストラリアの様々な分野まで進んでいました。例えば、街の至る所にタイ料理屋や中華料理屋などの様々な国のレストランがありました。実際に6か月間をオーストラリアで過ごして、オーストラリアの文化こそ、様々な文化が入り混じった真のグローバルな文化だと感じました。オーストラリアは移民の受け入れに積極的であることに有名であるので、異文化理解は現地の人々にとって当たり前の事なのだと思いました。グローバル化という事を考えると、私は今以上に異文化理解に努めていく必要があると気付かされました。
 私は、今回の半年のサンシャインコーストへの留学を終えて、自分の英語力をもう一段階レベルアップしたと実感しています。サンシャインコースト大学で計20週ものEAP(English academic program)1,2は、正直辛かったです。初日から先生の熱気と英語のスピードに翻弄され、毎日主にIELTSへ向けたAcademic Englishを授業で扱い、自分がまだ知らなかった英語の一面を垣間見ることができました。授業外でもAssignmentという形でオーストラリアに関するテーマを決め、自分でアンケートを作り、実際にショッピングモールで現地の方々に答えてもらい最後にプレゼンテーションをするなど、授業外でも気が抜けない半年でした。また、現地では様々な国の様々な年代の友達ができました。大学では日本語部活というのがあり、大学で日本語を専攻している現地の学生たちと自分は英語で話し、相手は日本語で話すというワークショップを週に1回参加していました。私は、大学でテニス部ということもあり、留学にラケットを持って行き、地元のテニスクラブに週に二回通い、テニスをコミュニケーションツールとして使いました。テニスの四大大会の一つである全豪オープンテニスにも行くことができ、テニスのスキルも英語力も伸びました。
 1つ目の目標に関しては、ある程度達成したと思います。今後の目標としては、その英語力にさらに磨きをかけ、自分の夢である外国語を自分の意のままに使って働けるよう、より一層精進していくつもりです。また、TOEICやIELTSや英検などにも積極的にチャレンジしていきたいです。2つ目の目標も達成できたと思います。ただ、まだまだ世界は広いので、言語を学ぶ身として、今後も積極的に海外に行き、自分がまだ見ぬ世界に触れて、より一層異文化理解に努めていきたいと思います。
 今回の留学は、私に「グローバル化とは何か?」を考えさせてくれる良い機会でした。留学を終えて、グローバル化とは私が思っている以上に重要で幅広いことなのだと思いました。今の時点でこの質問に対して結論づけることは難しいですが、この気持ちを忘れずに残りの二年間の大学生活を過ごしていきたいと思っています。この留学は、間違いなく自分の英語力のターニングポイントであり、今後の英語を学んでいくモチベーションにもなりました。




渡航期間:2018.8~2019.7
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外国語学部英語学科 伏見 野乃花

 私は2018年の夏から約11ヶ月間、オーストラリアのサンシャインコースト大学へ留学した。最初の半年間はEAPクラスで、残りの半年間は大学のフルタイムスチューデントとしてデザインを専攻した。
 前半の半年間はEAP1・2で、主にアカデミックイングリッシュ(英語で学問を探究し意見を発信するための基礎)を学んだ。IELTSの過去問の実践・復習(インプット)で聴く力と読む力を鍛えると同時に、幅広いジャンルについてのアカデミックライティングトレーニングや自分自身のレポート・プレゼンテーションへの取り組みを通して学んだボキャブラリーと文法をアウトプットすることで、半年間という短い期間ながらコミュニケーション英語の土台をつくることができた。日々のクラスの内容や課題の評価内容など、全てが今までの日本での英語学習よりもずっとレベルの高いものだった。中間報告で自分がまだまだレベルに追い付いていないことを知って、辛い思いもした。しかし、クラスのみんなと毎日必死に取り組んだことでいろんな国の人とコミュニケーションする経験を得ることができ、さらにアカデミックイングリッシュだけでなく、先生やホストファミリーとの会話を通して、日常的なコミュニケーション英語のレベルも向上した。
 後半の、大学での1セメスターはデザインの勉強をした。デザイン専攻は特に、英語ができることは当たり前でクラスが進んでいき、尚且つアジア人が自分一人だけのクラスで、慣れるまでは不安が大きかった。しかしEAPで英語の土台を作っていたから、自分に自信を持つことで段々とクラスの雰囲気になじむことができた。一年間の留学生活を通して、ホストファミリーと本当の家族のように仲良くなり、オーストラリア人の友達もできた。また、中国語学習のために中国人の友達と積極的にコミュニケーションをとったので、英語学習以上の語学留学が自分なりに果たせたと思う。しかしその一年間で何よりも一番「自分に自信をもって挑戦すること」の大切さを心から学んだ。留学に行っていくら学んでも、それを発揮する場所は自分で用意していかなければならないし、それで得た達成感はとても大きく自分を成長させてくれた。今後はこの留学をゴールとすることなく、学んだことを確実に自分のものにしながら更なる努力を重ねていきたい。





渡航期間:2018.8~2019.7
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外国語学部英語学科 村上 文乃

 私は約11ヶ月間の間 、オーストラリアのサンシャインコースト大学に留学しました。サンシャインコーストは名前の通りよく晴れるところで、多くの動植物や海などの広大な自然に見守られながらの生活は東京と180度異なっており、言語だけではなく様々な角度から学ぶことができたと感じています。
 私のプログラムは半年がEAPというアカデミック英語のクラスで、もう半年が大学の授業を受けるといったものでした。EAPは少人数クラスで、先生方から丁寧で指導を受けることができました。クラスメイトともずっと一緒なので仲良くなりやすく、テスト後や誰かの誕生日にはパーティーを開いてお祝いしました。またEAPでは最終レポートの課題としてオーストラリアに関連したトピックを扱うので、言語だけではなく、オーストラリアの歴史や社会問題など学ぶこともできました。課題は日本でやったことのない内容であったりしてとても大変したが、先生方が熱心に教えてくださったことでこなすことができました。
 大学の授業ではビジネス関連の授業や心理学を受講しました。授業は日本とは異なり「聞いて覚える」ではなく、「理解し運用する」ということが求められていました。授業内でディスカッションをすることも多く緊張の連続でしたが、語学のレベルよりもどのような考えを持っているかを重要視している様を見て、自分にとって良い刺激となったと感じています。
 私生活ではホストファミリーやオーストラリアの他の地域に赴くことで異文化を多く学びました。私は1回ホストファミリーの都合でホームステイ先を変更したので、2つのお家を体験したのですが、両者とも良い経験となりました。1つ目の家では2人の子供がおり、一緒に遊んだりしました。そして会話の中からオーストラリアの小学校、中学校の教育について学ぶことができました。2つ目のお家のファミリーはリタイア後でしたので、ホストファミリーと話す時間をたくさんとることができました。また、ホストブラザーがヴィーガン食を好むベジタリアンだったこともあり、ヴィーガン食がよく食卓に並んでいました。日本では馴染みがあまりなかったからこそ、改めて「食」というものについて色々と考えるきっかけとなりました。オーストラリアの他の地域へ行くことは、改めてオーストラリアの歴史や地理に触れることのできる良い機会でした。大きな国などで気候が異なるのはもちろんのこと、移民が作った国などで色々な国の歴史を感じることができる建物が多くたっているのです。1つの国しか回っていないのに、多くの現代だけでなく古い文化にも触れることができるのはオーストラリアという国へ留学した醍醐味だったと感じています。
 様々なことがあった11ヶ月間でした。異文化の中での生活は、もちろん大変なことも多かったです。しかし、1つ1つが貴重な勉強で、今後の自分を支えてくれる糧になったと思います。この経験を通し、帰国後も精一杯色々なことに励み、挑戦していきたいです。