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クィーンズランド大学留学から帰国した学生の体験記を紹介します

2018年度 クィーンズランド大学に留学した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2018.8~2018.12
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外国語学部英語学科 橋本 夏海

 約4か月間のオーストラリア留学を経て、自分の視野が大きく広がったように感じる。ブリスベンへの訪問は2回目であったが、長期の滞在は初めてであった。4か月間は長いと思うこともあったが、帰国後はあっという間だと思い返している。杏林でのネイティブの先生の授業はいつも半分くらいの理解であったが、留学を終えて先生と話した際、ほとんど全てを理解することができた。やはり毎日英語に触れていたからの結果であろう。驚きとともに喜びも大いに感じた。
 ブリスベンでの学校生活について、平日5日間の午前中が授業であった。クラスは大体日本人が半数、中国人、サウジアラビア人、メキシコ人などの外国人が半数であった。レベル別でクラス分けがされており、皆フレンドリーで楽しい人たちばかりであった。SNSを交換したり、自分たちの国についてお互い質問し合ったりするなど、新たな発見がたくさんあり勉強にもなり、より興味も沸いた。授業は曜日ごとにスピーキング、リスニング、ライティング、リーディングに分かれていたが、もちろん全て英語で進めていくためスピーキングとリスニングが特別上達した気がする。大体3~5人のグループで教科書や先生が出したお題について話していくような感じであった。教室外での交流も多く、他のクラスの子とも関わりが多くあった。座学というよりは話し合いやアクティビティ中心の授業であった。お昼に授業が終わるため学校でも街中でも昼食を取っていた。学校のアクティビティ、ネイティブとの会話やスポーツ、コーラスなどが毎日午後にありそれに参加していた。
 週末は自由であったため自分たちで調べて出かけていた。有名な観光地やオーストラリアに滞在している時しかできない島へのトリップなど遠出もよくした。コアラやカンガルーを見に行った。またオーストラリアには綺麗な海が広がっており東京にいるときは体験のできないスノーケリングやスキューバダイビングなどの初めての経験もした。
 ファミリーはとても良い人たちで毎日様々なことを話した。オーストラリアについてたくさんのことを教えてくれたし日本についても興味を持ってくれて嬉しかった。




渡航期間:2018.8~2018.12
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外国語学部観光交流文化学科 丸山 莉奈

 今回私はオーストラリアクイーンズランド州ブリスベンに約4ヶ月留学した。高校生の時から留学したいと思っていたため、とても嬉しかったが不安も多くあった。例えば、自分の英語が通じるのか、相手の言っていることが理解できるのか、ホームステイ先の人達は優しいのかなど、さまざまな不安があった。
 8月後半、オーストラリアに到着しホストファミリーと初対面した。第一印象としては、とても優しく慣れている感じがするので安心だなと思った。しかし、自分が想像していた以上に聞き取ることが出来ずとても焦りがあった。学校では初日にテストを受け、それからレベルごとにクラス分けが行われた。レベルは1から6まであり、1クラスは約15人だったが日本人が9人ほどいたため、正直ショックを受けた。大学で授業を受けるのと何も変わらないのではないかと思ったが、様々な国の人がいるため異文化を知る、また英語がどれだけ伝わるか経験することができると思った。
 少しずつ慣れてきた10月頃は、ホストファミリーと会話することも慣れていき、授業にも難なく着いていくことができるようになり英語への理解もかなり深まった。授業以外でもミートアップという様々な国の人が来る集まりにも参加し、英語をより使う機会が増え、また異文化への関心も高まった。休日には様々な場所に行くことも多く、ホストファミリーにおすすめのところを聞いたりクラスメイトと共有したりと話のタネにすることもできた。しかし慣れてきた分、心に余裕ができたのか気になること、ストレスが溜まることが増えた。ホストファミリーの子供と関わることに疲れたり、友達付き合いに疲れたりと精神的に辛いことも多かった。さらに自分の英語が本当にちゃんと上達しているのか、テストを受けてもなかなか思ったような点数を取れないことが続き、壁にぶつかることがあった。そんな時、友達と悩みを共有し、何をしたら英語が上達するのか改めて考え、少しずつ前向きに考えることができ、また最後のテストでは今までの中で一番良い点数が取れた。またホストファミリーとも良い関係で最後お別れすることもできた。
 今回、留学で私が想像していた以上にたくさんのことがあり、たくさんの人に出会い、たくさんの壁にぶつかり、成長することができた。英語だけでなく、異文化を学ぶことができさらに関心が高まり、より英語を学びたいという気持ちが強くなった。オーストラリアと日本の文化の違い、どっちの方が良いか悪いか、これは常識ではないのだということも学ぶことができ、とても良い経験ができた。授業では、中学、高校で習った文法を学ぶのだが、その中にも知らないことが多くあり、学んでからはより自信を持って使うことができるようになった。また機会があったらオーストラリアに行き、さらに交流や知識を深めていきたい。





渡航期間:2018.8~2018.12
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外国語学部観光交流文化学科 三次 静

 留学する前と後で変わった事が色々あります。私の予想では不安すぎてホームシックになって日本に帰ってくるのではないかと考えていました。初めの2週間は、言いたいことも相手が言っていることも理解できず本当に悔しい思いもしました。しかし、実際はとても良い経験になりました。心身ともに、大きな成長ができ、また、沢山の繋がりを感じることができました。
 授業は、グループディスカッションが多く、先生が常に「どう思う?」「なんで?」と言った形で質問を投げかけ、授業中に話す機会を多く設けます。初めはこの授業スタイルについていけず、なかなか自分の意見を一つでも言う事が本当に大変でした。ですが、わからない単語があると、クラスメイトが教えてくれたり、先生が助けてくれました。慣れていくにつれ、どう言えば伝わるか考えながら話すようになり、伝わった時には嬉しいと感じました。自分が今までに学んできた事が実際に使えると言う喜びは私の中で忘れがたいものとなりました。そして、自分の気持ちをどうにかして伝えたいと強く思えば、必ず伝わることをこの留学で実感する事ができました。
 学校以外で勉強することが、もちろん必要ですが、私は様々な国の人と話す事ができる「Meet up」と言うスピーキングアクティビティにも積極的に参加しました。それがきっかけで外国人の友達ができたり、一緒に遊びに行ったり、貴重な体験ができたと思います。また、オーストラリアの人を思いやる心は日本人以上に強いと感じました。街中を歩いていても全員が顔見知りかのように、声をかけたり手助けをしたりすることを当たり前にしている光景はとても感動的でした。毎朝バスに乗る前に運転手が「Good morning」と声を掛け、乗客は必ず「Thank you」と行って降りたり、毎朝隣の席に座ってくれる男の子が話しかけてくれたり、知らない人でも目が合うと笑いかけてくれたりなど、オーストラリアの人々の暖かさを日々感じていました。
 ですが、楽しいことばかりではなく、辛いことも、色々な感情が詰まった4ヶ月間でした。例えば、初めはホストファミリーの言っている事が理解できていないのに「Yes」と言ってしまいそのせいでトラブルが起こったり、とても大変でした。でも、一つひとつの出来事が私自身の新しい一面を気付かせてくれる出来事だったし、色々なトラブルを乗り越えたことで本当にたくましくなれた気がします。
 そして、この留学を通じて、一日一日が新しい発見ばかりで自分が成長しているのがよくわかりました。今回の留学をきっかけにお互いの意見交換、交流のための英語の重要性も実感しました。そして、日本と海外の文化の違いについてもっと知りたくなりました。そしてこの経験を、勉強に、生活に様々な形で活かしていきたいと思います。





渡航期間:2018.8~2018.12
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総合政策学部総合政策学科 石森 菜摘

 私はオーストラリアに4ヶ月間留学していました。海外に旅行だけならありましたが、長期間滞在した事は無かったので滞在してみたいという憧れと現地と人と実際に触れて文化を感じてみたいという簡単な理由で留学を決めました。英語は基本的な事しか話せない状態でしたが、行けば何とかなるだろうと言う考えだったので、不安はありませんでした。
 向こうで生活して学校に通っていて1番感じたのは、来る前にもっと英語を勉強していれば良かったと言う事です。行って最初の頃は、聴きとるのも必死でしたが何よりも知らない単語が出てくる事が多かったので、会話の後に辞書を使って調べたり、意味を教えてもらったりの日々でした。もう少し自分にボキャブラリーがあればと何度も思いました。次は伝えたい事が上手く英語で伝えられないもどかしさを感じました。意味は分かっているのに上手く伝えられなくて時間がかかったり、違う意味で取られたり、向こうで出来た友人やホストファミリー、学校の先生との他言語でコミュニケーションを取る難しさを感じました。しかし、真剣に理解しようと聞いてくれるので話しやすかったし嬉しかったです。
 向こうの学校で新しい友達が出来て、色々遊びに出掛けたり、話したりするのはとても楽しかったし良い経験になりました。 日本では英語を話すのに間違っているかもしれないといって抵抗がありましたが向こうでは英語でしかコミュニケーションが取れないため、間違っていたとしても積極的に話す練習をしたりするのにとても良い環境でした。
 私のホストファミリーはとても良い家庭で楽しくオーストラリアでの生活を過ごす事が出来ました。毎週火曜日は、サンセットを見ながら夕食を食べたり、BBQをしたりと色々な体験をさせてくれました。また、勉強を教えてくれたり、英語の練習のためとたくさん話してくれたり、積極的に質問してと言ってくれました。会話のキャッチボールが来る時よりも上手くなりました。そして、ファミリーにもうちに来てすぐの時と比べて成長したね。沢山話せるようになったねと褒められました。それが凄く嬉しかったのを覚えています。
 留学をして自分に足りない部分を自覚し、成長する事が出来たので、今回留学してよかったと感じているし充実した物になりました。また機会があれば他の国にまた留学してみたいと思っています。





渡航期間:2018.8~2018.12
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総合政策学部総合政策学科 小島 僚介

 私は8月25日から12月16日までオーストラリアのクイーンズランド大学に留学してきました。私の留学前の目標は英語力の向上と異文化体験でした。その目標を持って留学をしてきましたが様々な困難がありました。
 まず語学の壁を痛感しました。留学開始して1ヶ月間は英語でのコミュニケーションが大変難しく投げたしたくなったことがたくさんありました。自分が思っていることが言えないこと、多少は聞き取れるのに私から話すことができないなどたくさんの悔しさがありました。それから私の中でその悔しさを糧にしようと思えたのが1ヶ月たった時に思いました。そこからは私の英語力は自分で言うのも恥ずかしいですが伸びていき、帰国時にはファミリーと多少長い時間会話をすることができるくらいまで伸ばすことができました。
 もう一つ痛烈に感じたことは文化の違いです。私が通っていたクイーンズランド大学では日本人以外に様々な国の人たちと一緒に授業を受けるため多種多様な文化を体験することができ日本では味わえないことを学ぶことができました。その中で日本人の良いところと悪いところも同時に学びました。日本人の良いところは自分自身残しつつ悪いところは変えていこうと留学中に思うことができました。
 このように留学では英語を学んだのはもちろんのこと、それ以外のところもたくさん学ぶことができ私にとって非常に価値のある4ヶ月弱だったと思います。英語に対して怖さがなくなったことが今回の留学の1番の成果だったと思います。これからこの経験を生かして色々なことにチャレンジしていきたいと思います。