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南オーストラリア大学留学から帰国した学生の体験記を紹介します

2019年度 南オーストラリア大学に留学した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2019.3~2019.8
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外国語学部観光交流文化学科 黒米 美那

 2019年3月15日から8月25日、南オーストラリア大学に5か月間留学をしました。私にとって初めての海外で私はもちろん、家族も非常に心配していました。日本を飛び立つ前まで留学のためにそれなりに勉強していたつもりでしたが、実際に現地で英語を使うことに躊躇してしまう時期が最初のころはありました。またホストファミリーとのコミュニケーションにも苦労しました。自分の意見や今後の予定を明確に説明することが難しく、ホストファミリーと会話すると緊張していました。ある日、英語を話すことにストレスを感じ、ホストマザーの前で泣いてしまったことがあります。その日からホストマザーは私との英語での関わりを調整してくれるようになりました。欲を言うなら一緒にご飯を食べる機会が欲しかったです。
 また学校では様々な国の友達ができました。国によって授業態度は全く違います。自分の意見を率先して発言する人や、日本人のように消極的な人もいます。授業に慣れると私も率先して発言することができるようになりました。グループディスカッションでサウジアラビア人のクラスメイトと口論をしたり、韓国人のクラスメイトと答え合わせをすることが日常になり以前よりも効果的に授業を受けられるようになりました。先生方も優しく教えてくださりとても親しみやすかったです。
 休日は友人と映画や街に買い物にいきました。最初の2カ月はあまり友達が多くなかったので家でゆったりすることもありましたが、のちに1人で気になるカフェや店に行くようになりました。友人と出かけるもの楽しいですが、1人で行くことで新しい人や店に出会うことができました。
 この5カ月で出会った人は生涯忘れないと思います。また、アデレードに行きたいです。






渡航期間:2018.9~2019.2
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外国語学部観光交流文化学科 柴田 優香

 私はこの留学を通して、数えきれないほど多くのことを学びました。私が留学を希望した第一の理由は、大学卒業後、自分の目標とする職業に就くためには、英語を習得しなければならない、自分の語学力を向上させたいと思ったからです。しかし、この留学で様々な国の友人を作ることが出来て、先生やホストマザーなど沢山の外国人の方と会話をする機会を得ました。そして月日が経つにつれ、一つの言語を習得するだけでこんなにも多くの人と繋がることが出来るのだと知り、これまでは、言語の違いから会話をすることを避けてしまっていた人達にも自分の意見を伝えることが出来て、相手の考えを聞くことが出来るということに感動しました。これは当たり前のことなのですが、留学する前の私はそのことに気付くことが出来ませんでした。国籍や生まれ育った環境、生まれ持った言語が異なったとしても英語を通じて、楽しい時間や喜びを共有できるということは非常に素晴らしいことだと思いました。そしていつの間にか、将来のために勉強をしなければいけないという気持ちから、アデレードで出会った人々とより深く会話を楽しみたい、これから日本国内や旅先で出会う外国人の方々とも会話が出来るようになりたい、だからこそ英語を勉強したいという気持ちに次第に変わっていきました。
 また、語学学校には様々なバックグラウンドを持つ学生がいました。私のクラスは、日本人の他に、サウジアラビア人、韓国人、中国人で構成されていましたが、会話をする中で、考え方や価値観に違いがあるということを強く感じました。私達が当たり前だと思うことが、外国人からして見るとそうではなく、時に意見のすれ違いから衝突しそうになることもありました。しかし、そのような時には、お互いの意見に耳を傾け、理解しようとすることが必要なのだということを学びました。私は、これまで海外への渡航経験がなかったのですが、オーストラリアは、様々な国のバックグラウンドを持つ人が集まっていている国ですが、それでも誰もが自由に楽しく生活をしている印象を受け、本当に素晴らしい国だと思いました。ホストマザーや先生、友人をはじめ、沢山の素敵な人々に出会え、沢山のことを学び、感じたこの経験を一生大切にして、今後に生かしていきます。