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チチェスターカレッジ留学から帰国した学生の体験記を紹介します

2018年度 チチェスターカレッジに留学した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2018.9~2018.12
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外国語学部英語学科 乙戸 智美

 私はイギリスにあるチチェスターカレッジというところへ約3ヶ月間留学しました。私にとってこの留学が初海外・初留学ということもあり楽しみの感情が大きかったけれど、その中に不安・緊張・期待などの感情もあり、最初は戸惑いました。しかしカレッジには日本人女性のカウンセラーの方がいるのでとても心強く、また留学を通じて友達になれた皆に相談したり、一緒に放課後遊んだりすることで、すぐに戸惑いがなくなりました。
 カレッジの授業や生活など全てが英語を必須とするため最初は慣れるのに時間がかかりました。授業では先生の話している内容を全然理解することができず、また自分の意見や質問、発言をすることも勇気が出ず毎日苦戦していました。しかし毎日授業を受け、いろんな人とコミュニケーションをとっていくうちにリスニング力やスピーキング力も上がり先生の話している内容をすぐに理解でき、自ら発言する自信を持つこともできました。
 休日には友達とロンドンやポーツマスに電車に乗って行き買い物や観光をしたり、少し慣れてきたら一人行動も頻繁にできるようになりました。その他にもカレッジのトリップツアーを利用していろんな所へ観光することができ、どこも素敵な場所で日本とは違った文化や歴史に触れることができました。
 ホストファミリーとは最初、日本とは異なった現地の生活や文化、コミュニケーションの取り方など慣れるまでに時間がかかりました。しかし毎日共に生活しているとお互いの性格や好きなことなど会話を通じて分かることがたくさんあり、本当の家族のような存在でした。お互いの言語や文化は異なっても、尊敬の意思を持って接することで信頼関係が築けたりすることができました。
 この留学を通して滅多に経験できないことを実際に自分自身で触れて多くのことを経験することができました。先生方、ホストファミリーを含め、留学を通して出会った仲間に恵まれ支えられてとても素晴らしい経験や時間を共に過ごすことができました。今回のこの留学で得た成果を無駄にしないようにさらにレベルアップ出来るように今後努力して行きたいです。







渡航期間:2018.9~2018.12
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外国語学部英語学科 西島 めぐ美

 私は留学前ほとんど英語は話せず、簡単な英単語が理解できる程度の英語力でした。出発前は緊張と不安もありながらも楽しみという気持ちが一番大きかったです。イギリスに到着し、3人の友人とホストファミリーの家への送迎のタクシーに乗りました。一人、二人、と降ろされていき、私は最後でした。私はとても緊張していて「優しいホストファミリーだといいなあ」と心の底から願っていました。ついに到着して扉が開くとそこには笑顔で迎えてくれるホストマザーがいました。荷物を置いたあとは紅茶を出してくれて会話をしました。しかし、ホストマザーが何を話しているかほとんど理解することができませんでした。私が困った顔をするとホストマザーはゆっくり分かりやすく話してくれました。私はそれでやっと理解できるくらい英語力は低かったです。
 次の日からすぐにカレッジは始まりました。まず、つまずいたのが「登校」でした。私はカレッジから家が遠くてバス通学でした。バス停まではホストマザーに案内してくれましが、そこからは一人でカレッジまで行かなくてはいけなくて辿りつけるか心配でした。案の定、カレッジの近くのバス停に着いたもののそこからの行き方が分からず、少しパニックになってしまいました。しかし、このままではだめだと思い、思い切って歩いていたバスの運転手に道を尋ねました。そうしたら、そのバスの運転手はカレッジの前のバス停まで乗せてくれました。私はそのとき、言葉にならないくらいそのバスの運転手の方に感謝しました。そして無事にカレッジに到着することができました。その日はオリエンテーションで終了しました。
 そして3日目には授業が開始しました。私はA2という易しいクラスでした。しかし、先生の言っている事がほとんど理解できませんでした。ホストマザーとは違い、早口で、しかも英語を英語で説明するということで、最初の1、2週間は必死に理解するのが精一杯でした。しかし、2ヶ月過ぎた頃から先生が言っていることがほとんど理解できるようになりました。国籍の違う生徒とも少しですが会話も出来るようになりました。毎日英語しかない生活をして、いつの間にか耳が慣れていたようです。そして、留学生クラスではない現地の生徒とも友達になることが出来ました。
 休日になると友人とロンドンに遊びに行ったり、スクールトリップでストーンヘンジやバース、オックスフォードに出かけたりしました。イギリスの町並みはどこも綺麗で歩いているだけでわくわくするので本当に楽しかったし、勉強の息抜きにもなりました。
 3ヶ月という期間は本当にあっという間で、もう少し居たかったなと思うくらい名残惜しかったです。しかしこの3ヶ月で得たものはかけがえの無いもので、一生の思い出になりました。英語を現地で学ぶことで言葉だけではなく、文化や伝統、習慣なども学ぶことができて、さらに自分という人間、日本というものを客観的に見れるようになりました。この経験を生かし、さらにレベルアップして理想の自分になれるように努力します。






渡航期間:2018.9~2018.12
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外国語学部観光交流文化学科  桐原 野乃香

 イギリスへ留学へいく、というのはわたしにとって大学生活においての一つの目標でした。高校生のころに語学研修という形でイギリスを一度訪れ、その経験からもう一度今度は長い期間滞在したいという思いが強まりました。私の英語力はとても満足と言えるようなものではなかったので、長期のホームステイを経験することによってとにかく話せるようになろうということを目標にしていきました。
 授業では日本の授業よりも多く発言する機会が設けられていたので、私はクラスの誰よりも早く発言しようという意識を常に持っていました。そのため日々リスニング力やスピーキング力が上がっていくことを自分でも実感することができました。しかし元々苦手意識を持っていた文法においては授業内でもつまずくことが多く、自分の弱い部分を改めて再確認する良い機会となりました。
 私の滞在していた家はホストマザー1人の家でしたが、マザーの娘さんや、その子供たちも家を訪れてくれることが多く、毎日がとても楽しかったです。ホストマザーはわたしのことを日本から来たお客さん、というよりは本物の娘のように接してくれ、そのおかげで私は何でも話すことができましたし、マザーもたくさんのことを私に話してくれました。私のスピーキング力が伸びた一番の理由はホストマザーとの日々の会話だったと思います。イギリスを訪れる前までは、たくさんの場所を観光したいと考えていたのですが、時が経つにつれて、マザーやその家族たちと家で過ごす時間が一番充実しているということに気づき、留学期間後半は、週末も家で一緒に過ごすことが増えました。ただテレビを見るだけの時間でもその中から日本とイギリスとの違いについて自分の言葉で話したり、映画を見たり、全ての瞬間が学習することだらけだったのですが、とても充実していました。
 長いと思っていていた三ヶ月半でしたが、終わってみるとあっという間で、今までに三ヶ月半という時間をこれほど早く感じたことはありませんでした。私のホストマザーは最後に、「私の家のドアはいつでもあなたのために開いているよ。」という素敵な言葉をくれました。また観光という形で訪れたいと思っていたイギリスが、ホストマザーに会うためにまたイギリスへ行きたいというように変わりました。自分が大きく成長する機会となり、たくさんの素敵な人たちに出会えたこの留学が私にとってとても有意義なものとなりました。三ヶ月で身についたものを無駄にしないためにも、英語学習には今後より力をいれていきたいと考えています。





渡航期間:2018.9~2018.12
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外国語学部観光交流文化学科 柳田 真之介

 私はチチェスター大学に9月から12月中旬までの語学留学をしてきました。この留学は杏林大学に入る前からの私のひとつの目標でもあり人生のなかでやりたいことのひとつでした。
 留学開始の初日私たちはこれから住むことになる家に行くためにタクシーに乗りました。タクシーに乗って周りの景色を見ていくうちに「ほんとに今海外にいる」という気持ちになりました。ホストハウスに着くと勢いよくハグしてくれました。このとき100パーセントこのホストファミリーは歓迎してくれていることがわかりました。
 そしてイギリスを選んでよかったと思うのは自分の今までやってきたフットボールを活かして多くの友達を作れたことです。様々なアクティビティーに参加したことが多くの外国の友達を作れた理由だと思いました。この友達はほとんどフランス人でこの友達といたけどこのときは自分にもわかるように英語で会話してくれるとても人間性のいい友達でした。この留学で英語を使ったコミュニケーション能力をあげることができました。どの時間も英語や多言語に囲まれた生活をしました。そこで気づいた事は感謝の言葉を必ず言うことです。この環境で忘れかけていた感謝を口に出すという簡単だけど毎回言えない自分がいたがそれを直すことができたので人としても成長できました。









渡航期間:2018.9~2018.12
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外国語学部観光交流文化学科 李 紫瑶

 現地についた最初の頃は食べ物に慣れなくて、少し困りましたが、ホストマザーと相談したら、食べ慣れたカレーなども作ってくれました。週末遊びに行っても、お弁当を作ってくれ、本当に助かりました。学校生活は思った以上に充実していて、ゴーカートやハリーポッタースタジオなどに行く事もできました。初めて体験する事もあったし、新しく友達作ることもできて、貴重な経験を得る事ができました。 
 イギリスのお店のスタッフには、いろいろな人がいることに気づきました。いつも怒ってるような表情で対応してくる学校のサブウェイの店員さんもいるし、帰国する時の荷物を間違えてニューヨーク行きに登録してしまった私を優しく助けてくれた空港のグランドスタッフもいました。
 たくさんの経験ができましたが、生活においては不便に感じることが多かったのも事実です。コンビニがないことや交通の遅延は日常茶飯事でした。次回イギリスに行く機会があれば、旅行でスコットランドを訪れてみたいです。





渡航期間:2018.9~2019.2
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外国語学部英語学科 寺島 みてき

 今回、私はChichester Collegeの中長期留学に参加し、5か月半イギリスで暮らしました。この期間で様々な貴重な経験をすることができました。イギリスでの暮らしや学校での生活、その経験を幾つか紹介したいと思います。
 Chichesterは、とても落ち着いた街で暮らしやすいです。街の中には、古いカフェなど落ち着いてお茶を楽しむ空間があり、考え事がある時にはよくカフェを訪れていました。学校では、先生が本当に良い人ばかりです。どの先生も距離感が近く、親しみやすいです。授業の相談も親身にのってくれるので、英語を学ぶ環境としては最適な学校でした。私はChichester Collgeを選んで良かったと強く思います。日本人女性のカウンセラーがいることも特に安心できるポイントです。初めて海外で暮らすことは誰しも不安です。しかし、何か不安なことがあった時はすぐに相談することができ、病気になった時も親身に助けてくれます。現地で暮らす日本人スタッフのサポートがあることで、常に安心して暮らすことができました。
 そして、貴重な経験として一番に挙げられるのは、文化や暮らしが異なる友人が多くできたことです。幸運なことに、私のホームステイ先では、国籍の違う多くの生徒と共に暮らすことができました。国籍は、スペイン、ドイツ、オランダ、アルゼンチン。全員、3週間という短い期間で入れ替わりに入ってきました。しかし、その短い期間でも、彼らとは、今でも定期的に連絡を取り合うほど親しくなりました。相談をするときもあれば、お互いの言語を教え合い、簡単に話したりしています。また、クラスで仲良くなったアルゼンチンの生徒とは、毎日音声メッセージで連絡を取り合うほど仲良くなりました。この経験は、やはり日本にいてできるものではありません。そして、彼らと話すことは何よりも刺激になります。考え方、価値観が違う友人を持つことは、私自身の成長に大きく繋がっていると確信しています。
 今回の中長期留学は、本当に素晴らしいものでした。行く前は多少不安なこともありましたが、着いてからは不安なこともなく毎日を過ごすことができました。国籍の違う人と考え方を共有し、授業を受け、そして一緒に暮らし、時間を共に過ごすことは人生の中でも最も充実していた時間だったと思います。これから後輩たちがChichester Collegeを選び、このような経験をしてくれることを願っています。それくらい素晴らしい環境で学ぶことができました。





渡航期間:2018.9~2019.2
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外国語学部観光交流文化学科 水澤 裕太

 私は今までに一回も海外に行ったことがなく留学することがはじめての海外でした。とりあえず、最初はとても楽しみしていて早く留学に行きたい気持ちでいっぱいでした。しかし、留学に行く日に近くなると急に不安な気持ちになりました。私が行った留学先は、イギリスのチチェスターという場所でした。なぜイギリスにしたかというと、イギリスは英語の本場でもあり、その本場の英語を学んでみたいという気持ちとサッカーを見てみたいという気持ちでした。私はイギリスのプレミアリーグというイングランドのサッカーリーグが好きでイギリスに行ったら必ず見に行こうと思っていました。
 実際に留学にイギリスに行ってみると日本と何もかも違い圧倒されました。ホストファミリーの家に着きこれからこの場所で生活していくのかと考えるととても不安でした。とりあえず、一番最初に感じたことは英語が全然伝わらないと感じました。ホストファミリーが話している英語も全然理解もできず、こんなに言語の差は大きいものなのかとショックを受けました。
 学校の授業は基本的にペアワークが多く授業内でコミュニケーションを多く取り入れた授業で、日本の英語の授業と全然違い、実践的で今後に役立つなと感じました。学校でも平日にスポーツのアクティビティーが行われており、ロッククライミング、フットボール、ソフトボール、バトミントンといったアクティビティーがあり、私はこのアクティビティーに毎回参加し、毎回来るほかの国の外国人留学生たちと仲良くなりました。特にその中でもフットボールが好きで一緒にプレーなどをして言葉を交わさなくても仲良くなれました。そこで感じたのは言葉がたとえあまりなくても一緒にスポーツをして新しい友達ができるということに驚きました。
 週末にはイギリスのいろんな場所に観光しに行きました。ロンドン、ブライトン、サウサンプトン、オックスフォードなどに行ったりしました。そのなかでも最も印象に残っているのはロンドンです。ロンドンはできることがたくさんあり観光スポットもビックベン、バッキンガム宮殿、ロンドンアイなど有名な観光スポットに行きました。しかし、ビックベンは改修工事をしており本来の姿を見られなかったのは残念でした。でも、それよりうれしかったことは、イングランドのプレミアリーグを見られたことです。迫力もあり、とても興奮しました。
 イギリスのご飯はみんなはまずいといいますが、イギリスのご飯はおいしかったです。茹で野菜が必ずといっていいほど毎食でてきて、そこにお肉と食べる感じで個人的には好きでした。





渡航期間:2018.9~2019.2
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総合政策学部総合政策学科 矢田 ひかる

 私の留学生活はとても人に恵まれていたと思う。すばらしいホストファミリーと出会えたこと。ホストファミリーの親族が近くに住んでいてよく家に遊びに来たので、英語のネイティブの方と話す機会が多くあったこと。毎日同じバスに乗る高校生やお年寄りと知り合いになったこと。カレッジの生徒と仲良くなれたこと。英語を学びに来た様々な国の留学生たちと関わりが持てたこと。道に迷っていた時に案内をしてくれた親切な人や博物館でたまたま仲良くなった人。自分の勝手なイメージだがヨーロッパ、特にイギリス人は閉鎖的な印象があった。実際、眉間に皺が寄っていて近寄り難い雰囲気の男性は多くいた。しかし話してみるとみなさん気さくで、顔見知りになってしまえば会うたびに話かけてくれる。それからこれは男女関係ないのだがすぐに踊ったり歌ったりしだす。イギリス人は思っていたよりずっと陽気だった。
 留学をして感じたのは、自分が変われば周りの人も環境も変わるということと、積極性の大切さである。渡英後すぐは慣れない環境や言語のストレスから体調を崩しがちであったし、日本人といることが多かった。そのうち意識して他国の留学生と交流しだし、いつしかご飯を一緒に食べたり、遊びに行ったりするような仲になった。また、私はバスで通学していたのだが、その路線を使っているアジア人は少数人であったので、乗るたびに好奇の目で見られることが多々あった。(後から運転手さんに聞いた話だが東アジア地域の人は私だけだったらしい)初めはそれが嫌で、もしかしたら馬鹿にされているかもしれないと思い話を聞きたくなくて音楽を聴きながら登校していた。今思えば自意識過剰であった。ある日からリスニングの練習と思いイヤホンをしなくなった。すると特に年配の方が話しかけてくれるようになった。道がきれいに舗装されていないので車内はうるさかった。そのため私たちはかなり大きな声で話していたと思う。はたして私の英語が正しかったのかは分からないが間違えることへの恐怖も少なくなり、他には、知らない人とのコミュニケーションの取り方や挨拶、無難な話題について知ることができた。
 5ヶ月間の留学生活は今までと今後の自分について考える良いきっかけになった。いろいろな面で成長できたし、今までにない経験ができた有意義な時間だった。また、言語の大切さや学ぶことの楽しさ大変さを改めて感じた。この経験を生かせるように残りの学生生活を送っていきたい。
 留学に行くまでに相談に乗ってくれた方々、留学中サポートしてくれた皆さん、本当にありがとうございました。