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ビクトリア大学留学から帰国した学生の体験記を紹介します

2019年度 ビクトリア大学に留学した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2019.4~2019.8
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外国語学部英語学科 中尾 紗良

 私はカナダのブリティッシュ・コロンビア州の州都、ビクトリアにある「University Of Victoria」通称UVic(ユーヴィック)に留学してました。行く前まで4ヶ月半は長いと感じてました。いざビクトリアに行ってホストファミリーに会って、UVicで授業を受けたら4ヶ月半はあっという間に過ぎて行きました。
 この留学の間で2つのプログラム(セメスターのようなもの)があります。一つ目がELPIというプログラムを3ヶ月とサマープログラム5を6週間です。一つ目のはプレゼンやディスカッションを行いつつ、グラマーやボキャブラリーを毎日やっていくって感じです。たまに課外授業もありました。二つ目はサマープログラムなので楽しむのがメインなので、プレゼンとディスカッションが多く、ノートにひたすら書くというよりもたくさん話すというのが主でした。クラスメートはアジア系が多く、特に日本人と韓国人が多かったです。先生や友人に聞くと春夏はアジア系が多いと行ってました。そんな中でもヨーロッパから来た人や南アメリカから来た人もいます。いろんな国籍の人と英語で話しているとその国によってアクセントや発音が変わってくるのでいろんなことが学べました。リスニング能力が高まりました。
 ホストファミリーとは良い関係を築けました。とても優しく、いろんなところにつれていってもらいました。最後の6週間は寮生活だったので、ホームシックになりました。中にはあまりよくないホストファミリーのところにホームステイしてた人もいます。それは運ですが、ホームステイは英語力向上にとても良いです。留学初期の方で思ったことですが、とても良い留学生活でした。





渡航期間:2019.4~2019.8
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外国語学部英語学科 三澤 真紘

 私は、4月から8月までの約4ヶ月半、カナダのビクトリア大学へ留学をしました。自分から留学に行くと決めましたが、行く前は楽しみというよりも不安でいっぱいでした。しかし初めて海外に長期間住んで、たくさんの新しい経験ができたので、今回の留学は、とても楽しく私の人生においてかけがえのない経験となりました。
 前半の3ヶ月プログラムでは、ホームステイを体験しました。ホストファミリーは非常に優しく、私のために日本食品を買って作ってくれたりしてくれたことがとても嬉しかったです。週末には、一緒に山登りや海や買い物に出掛けたりしたことが良い思い出となりました。
 私は日本で授業を受けているときは、正直ただ単位が取れればいいという安易な考えしか持っておらず、授業に対する意欲がとても低かったです。しかし、ビクトリア大学の先生方の授業は質疑応答が多く、生徒に常に考えさせる授業でした。そのため、自然と考える力が伸び、いつの間にか自分から発言をよくするようにまで成長していました。日本では理解のできていなかった文法が、今回の先生の説明は今までで一番分かりやすかったので、完全に理解できて会話で使えるようになったときは非常に嬉しかったです。少し理解できなかったときは、質問すると丁寧に教えてくれました。また、私の理解できてなさそうな顔を見るだけでもすぐに先生が気付いてくれて、手を差し伸べてくれました。クラスは、日本人、韓国人、台湾人の生徒がいました。その中でも日本人が多かったので、初めは留学に来た感じがしなくて少しモチベーションが下がってしまいました。しかし、みんな留学に来ているので英語に対する意識が高く、英語で会話をしていたので私のモチベーションは上がりました。クラスでは、韓国人や台湾人の子と互いの国の言葉や文化を英語を駆使しながら、教えあったのが新鮮で楽しかったです。便利なその二ヵ国の言葉を少し覚えたので、旅行に行ったときに使いたいです。クラスはとても仲が良く、クラスみんなで何回かご飯を食べに行ったのがとても楽しかったです。
 私にとって初めての留学生活は、今でも戻りたいと思ってしまうくらい、想像していた何倍も充実していました。学ぶことに対する考え方を大きく変えられたことが良かったです。そして、異国の地で約4ヶ月間親や友人から離れて生活した経験は、自分を強く成長させてくれ、今後の人生の強みになるだろうと私は考えます。今回できた多国籍の友達とまた再会するという約束をしたので、今からとても楽しみです。機会があれば、また海外で学びたいと思います。今回学んだことを忘れず、今後に生かしていきたいです。





渡航期間:2019.4~2019.8
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外国語学部英語学科 大塚 らら

 私はこの4ヶ月、カナダ・ビクトリア大学留学を通して様々なことを学ぶことができました。初めての海外だったのでとても緊張しましたが、多くのフレンドリーな先生やクラスメイトに恵まれ、有意義に過ごすことができました。
 今回、4月上旬~7月上旬までのELPIというプログラムと7月上旬~8月中旬までのサマープログラムを受講しました。ELPIはライティング、スピーキング、文法が中心の授業でしたがスピーキングの時間が特に多かったです。最初の1ヶ月は先生やクラスメイトが何を言っているのか理解することはできたのですが、自分から話すことが苦手で、ただ周りの話を聞くことしかできませんでした。また、自分の意見を言えたとしても文法が極端におかしくなったり、意見を言うのに時間がかかってしまったりして円滑な会話ができませんでした。しかし、1年次の英語の授業で使用したPEPの教科書を見直し、簡単なフレーズや文法を覚え直し、実際に授業内や友人との会話の中で使うことができました。また、徐々にディスカッションにも慣れていき、最終的には自分の意見をスムーズに言えるようになりました。ディスカッションでは他国の文化や習慣などを知ることができ、とても興味深かったです。また、授業内ではプレゼンテーションをする機会がとても多く大変でした。しかし、先生が一人一人に良かった点や改善点などを教えてくださったので、とても励みになりました。このプログラムを受講することができ、本当に良かったと思っています。
 ELPIで出会った友人と5月の連休にトロントへ旅行しました。ホテルや飛行機のブッキングも自分たちで行いました。良い経験をすることができたと思います。また、ナイアガラの滝やアウトレットモールなどへ行くことができ、忘れられない思い出となりました。
 サマープログラムはリスニングとスピーキングが中心の授業でした。特にスピーキングの時間はELPIよりも多く感じました。クラスメイトのほとんどが日本人だったので、ディスカッションの時間は日本の文化や習慣などを再確認することができましたし、カナダの文化と比較することもできました。とても良い機会だったと思います。
 4月~7月上旬までホームステイをしていました。ホストファミリーはとても優しく接してくれました。最初は緊張していて自分から話すことはできませんでしたが、ホストファミリーは「日本で一番美味しい料理は?」や「日本で休日は何をしているの?」などたくさん話しかけてくれました。最終的には自分から話しかけることができ、楽しく会話をすることができました。ある日、私はリーディング力を伸ばしたいと話をしたら、ホストファーザーはポケモンの漫画や短編小説などを貸してくれました。課題を終えた後や暇な時間は本を読むようにしました。読書を通して、知らない単語やイディオムを知ることができました。週に1回、ネイティブスピーカーから難しい単語の意味を聞く課題や、決められた文法を使って話す課題が出されたのですが、ホストファミリーは快く手伝ってくれました。私が理解できるまで懸命に説明をしてくれたのでとてもありがたかったです。週末は、ショッピングや有名な観光地へ連れて行ってくれました。とても楽しく過ごすことができ、良い思い出を作ることができました。ホームステイを通してカナダの文化や食生活などを知ることができ、とても勉強になりました。
 今回の留学は私にとって一生忘れられない思い出となりました。異文化や価値観、国民性などを学ぶことができたのはもちろんですが、積極性やスピーキング力を身につけることができました。ビクトリアで学んだことをこれからの学校生活や将来に生かすことができたらと思っています。
 






渡航期間:2019.4~2019.8
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外国語学部英語学科 尾暮 清美

 ビクトリアでの4カ月半の留学体験は私の人生で忘れられない経験の一つとなりました。英語力の向上はもちろんのこと、韓国やカナダなどの外国人国籍の友人と親しい友好関係を築くことができ、一生忘れない思い出を作ることができました。はじめは勉強面で不安が沢山ありました。クラスの授業中では必死になって電子辞書を使い先生の話を理解しようと頑張っていましたが、留学後半になると先生の話している言葉が勝手に耳に入って脳で理解できるようになりました。また、ビクトリア大学にはラーニングセンターという施設がありました。そこにはカナダ人のボランティアと一対一で話すことができるブースがあり、授業が終わった後よく利用しました。他にも、参加型の英語の発音に特化したクラスとカンバセーションクラスが毎週あり授業後に皆よく利用していました。英語を学ぶにはとても良い環境だと思います。
 生活面では、とても充実した留学生活を送ることができました。ビクトリアは田舎のため花木が多くシカやリス、ウサギを毎日見ることができました。また、気候もビクトリアの夏は天国と言われているだけあって爽やかで大変過ごしやすかったです。大学には放課後たくさんの参加型の無料イベントがあり、そこで外国の友人をたくさん作ることができました。参加型イベントの中には、学校から離れたビーチまで学校が手配したスクールバスに乗って行くイベントもあり、様々な国籍の友人と話したりゲームをしたり遠足の様で楽しかったです。また、イベント以外でも放課後や週末は友人とダウンタウンへショッピングをしに行ったり、少し離れた観光スポットへ行ったりしていました。ビクトリアの学生の交通手段は主にバスのため、プログラムの一環でバスの定期を購入しました。留学中はビクトリアの島の中であればバスが乗り放題だったので、友人と充実した毎日を沢山送ることができました。さらに、ビクトリアからアメリカのシアトルやバンクーバーも船で行ける近さだったので、三連休に韓国人である友人と旅行に行ったりもしました。
 私のプログラムはホームステイと寮生活を両方経験できるものでした。はじめに、ホームステイを三か月間経験しました。ホストファミリーは、とても優しい良い家族でした。特にホストマザーは暖かくパワフルな方で、困った時は全力で話を聞いて相談に乗ってくださいました。ホストマザーは私にとって第二の母のように感じ、生活を一緒にしていく中で、学ぶところ尊敬するところが沢山ありました。ホームステイの後、一カ月半寮で生活していました。寮生活は本当に楽しかったです。私の寮は寮生が皆同じプログラムだったので、クラスメイトも多く一緒に課題をしたり、夜ご飯を食べたり友人の部屋に泊まったり皆でパーティーをしたりと充実した生活を送ることができました。
 日本では同じ毎日の繰り返しでしたが、ビクトリアでは毎日様々な刺激を受けることができとても新鮮でした。ビクトリアで得た経験と英語力を生かして今後の日本での大学生活を有意義に生活したいと思います。





渡航期間:2019.4~2019.8
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外国語学部観光交流文化学科 川原 みゆ

 この4ヶ月半のカナダでの留学は、私にとって自分の考え方を大きく変えるきっかけになりました。自分の住んでいる日本を長い期間離れて、なにも知らない場所で、知らない人達と関わることで、新しく多くの事を経験することができ、私の今までの人生の中で最も濃い4ヶ月半になったと思います。
 この留学に参加するまでずっと、独り暮らしも経験することなく、周りの人々に頼りながら、家族や友達とただ毎日楽しい生活を送っていたため、今回の留学を通して、将来を見据え、自分に今なにができるかなど自分自身を見つめ直したいと考えました。留学が始まってからの最初の1、2ヶ月は、正直カナダでの生活に慣れることに必死で、それ以上のことを考えることは難しかったです。例えば、クラスの中に何カ国もの国の友達がいて、一緒に授業を受けていくうちに、意見の主張の仕方の違いや文化の違い、自分の英語の実力不足から上手くコミュニケーションが取れないことへの悔しさを感じることが多くありました。街に出かけると、日本では感じたことのない人種差別を目の当たりにしたこともありました。これらを通して、自分がどれだけ小さい世界で暮らしていたのかも実感したし、世界に出たらまだ何もできないことも知ることができました。でも、その分、クラスメイトと上手くコミュニケーションが取れたとき、共通の話題で盛り上がったときなどは、すごく嬉しかったです。住んでいる国が違っても分かち合えることはたくさんあるし、お互いの国や文化に興味を持って知っていくことで、自分の国の良さにも気づくことがありました。だから、私は放課後にクラスメイトとダウンタウンに出かけたり、ご飯を食べに行ったりする時間がすごく好きでした。ホストファミリーとも、はじめの頃は、相手の言っていることもうまく理解が出来ずに苦しむことも少なくなかったけれど、後半は、自分の学校での話や友達と出かけた時の話を聞いてもらったり、逆にホストファミリーが出かけた時の話を聞くことも出来ました。また、私のホストファミリーは子供も3人いたので、学校から帰って、遊ぼって誘われて遊ぶ時間も、年下の兄弟がいない私にとって、国は違っても本当の兄弟ができたみたいでとても楽しかったです。
 留学に行く前は、自分で行く事を決めたのに、家族や友達と離れる寂しさから泣いてしまった時もあったけれど、4ヶ月半カナダで過ごして、帰る頃には、新しくできた友達と離れるのが寂しくて泣いてしまいました。今までは自分と考えが合う人達だけと楽しい時間を過ごすことを選んでいたため、同じ生活を送っていたら絶対に出会うことができなかった人達です。でも、考え方や文化が違うからこそ、お互いに分かろうとする気持ちが生まれ、新しい発見ができる事を知りました。日本にいる頃には想像が出来なかったほどの貴重な経験をすることができ、大切な友達ができ、この留学を通して私は、人との出会いがこんなにも大きな影響を与えるという事を改めて感じました。今日本に帰ってきてからも連絡を取り合っている友達もいて、お互いの近況を報告しあったり、写真を送りあったり出来ているのがすごく嬉しいし、続けていきたいなと思っています。また、人との出会いだけでなく、カナダでは日本では感じることの出来なかった壮大な自然とも触れ合うことができました。美しい自然が身近にある生活は、気持ちにも余裕ができ、すごくリラックスすることができました。この自然も、カナダの人々の心の優しさや、フレンドリーさに繋がっているのではないかなと感じます。
 そして、来年には東京オリンピックがあります。カナダで出来た友達と会う機会にもなるし、留学に行った自分を社会のために初めて生かせる機会にもなります。そこでもたくさんの人と出会い、より多くの新しい事を吸収していきたいです。





渡航期間:2019.4~2019.8
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外国語学部観光交流文化学科 志村 陽菜

 海外に行った経験があまりなかった私にとって、今回のカナダ留学は挑戦でした。カナダに着いた当初は、ホストファミリーや、ルームメイトとの日常的な会話すらもままならない状態だったので、まず現地に行って後悔したことは、もっと日本で英語を勉強すべきだったということです。そして、様々な国からやってきた留学生と共に授業を受けている中で分かったことが一つあります。それは、私はある程度、文法は理解していましたが、知っている単語が他の国の留学生に比べて少なかったということです。他の国の留学生は、単語をよく知っているので、先生と日常的な会話はスラスラと話すことができていました。このことから、もし私が日本で単語を覚えてカナダに来ていたら、もっと英語のスキルが上がったのではないかと反省しました。しかし、そんな私にホストファミリーや、ルームメイト、また現地で新しく出来た他の国の友達は、私の言っていることを頑張って理解しようとしてくれていました。そこから学んだことは、諦めずに思っていることを伝えようという姿勢が大事だということです。私の周りの人たちは、すごく優しい方達ばかりだったので、カナダ生活を過ごしながら段々とボキャブラリーも増えていき、少しずつでしたがしっかり英語でのコミュニケーションをとることができるようになりました。
 カナダのビクトリアは、自然がとても多くすごく過ごしやすい環境でした。街のどこへ行っても花や、緑があって日本では中々味わうことのできない環境だと感じました。このことは、私がビクトリアに決めようと思ったきっかけの一つでもあったので、実際にビクトリアという素敵な街で4ヶ月半を過ごせたことは私の大切な思い出となりました。休日には、友達とハイキングをしたり、ビクトリアの有名な湖を訪れるなど、自然に触れ合う体験もする事ができました。日本では、絶対にハイキングなどしようと思わなかったので、ビクトリアでは貴重な体験をすることができました。実際に山を登ってみて、自然の凄さを実感しました。山の頂上に着いた際には、ビクトリアの街を一面に見ることができ改めてビクトリアという街は緑に囲まれ、空気の透き通った素晴らしい街なのだと感じました。また、私は自然と涙がこぼれるほど感動し、留学が終わっても必ず訪れようと決意したほど、私にとってとても好きな街となっていました。
 最後に、カナダ生活を送っている中で一番かけがえのない存在となっていたのは、現地で出来た友達、そして杏林大学の仲間達です。私が困っているときに1番の支えとなったのは、やっぱり友達であり、みんながいなければ私はここまでやってこれなかったとも思っています。勉強面でも、お互いに分からないところを教えあったりと切磋琢磨しながら、英語のスキルを高めることができました。他の国の友達とも、国境を越えお互いの文化を理解しあいながら、英語を使ってコミュニケーションをとることができました。カナダに来るまでは、こんなにたくさんの友達ができるとも思っていなかったし、こんなに仲良くできるとも思ってもいなかったので、私の人生の中で大きな財産となりました。そんな友達と、またどこかで出会えることを期待して、これからも英語を追求していき、今よりもさらにちゃんと英語でコミュニケーションがとれるように頑張りたいと思います。





渡航期間:2019.4~2019.8
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外国語学部観光交流文化学科 田村 楓

 私にとってこの留学は初めての海外でした。なので最初はとても不安で、言葉も分からないまま緊張した毎日でした。しかし、ホストファミリーの温かい協力やクラスメイトのやさしさに救われ緊張した毎日から新鮮なことであふれた楽しい毎日へと変わっていきました。
 初めてのクラスでは、英語の基礎からネイティブの発音、ボキャブラリーを学び日に日に使える英語が増えていくことがうれしく、課題や自主学習に毎日取り組みました。また、クラスメイトの韓国人やペルー人とも仲良くなり、放課後や週末に出かけたり、日本に興味があるカナダ人と知り合い、英語を教えてもらい、日本語を教えたりなどもするなど、楽しいことはもちろんですが、その反面辛いこともありました。カルチャーショックというもので、日本では感じられないような違いや、態度に困惑することもありましたが、いまでは私にとって新しい発見でもあり、同時にいい経験にもなりました。
 また、私のホストファミリーは本当にやさしく、面白い家庭だったので、毎日の食卓でその日の出来事を話したり、ホストマザーとファザーのなれそめを教えてくれたり、本当にこの家で良かったなと思いました。グランドマザーとグランドファザーも親切にしてくださり、プレゼントをくれたり、食事に招待してくれたり、本当に温かいホストファミリーでした。
 私の留学の中で一番のストレスになってしまったことは、食の違いです。カナダでは想像していた以上に高カロリーな食べ物ばかりで、とても日本食ロスになってしまいました。
 七月になり、三カ月のプログラムが終わり、新しいプログラムが始まると同時に寮の生活が始まりました。新しいプログラムでは韓国人が多くとても明るい性格の方が多くすぐに打ち解けました。寮も同じだったため、夜にプレイルームに集合して宿題を一緒に取り組んだり、それぞれの国の文化などの話でとても盛り上がりました。
 帰国の際には出会った友達たちとの別れがとても寂しく、いかに自分が充実した留学生活を過ごせていたのか改めて感じました。朝みんな泣きながら見送りをしてくれたこと、この素晴らしい出会いと、輝いていた時間を私は一生忘れません。私にとってかけがえのない4カ月半となりました。





渡航期間:2019.4~2019.8
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外国語学部観光交流文化学科 藤田 美優

 カナダのビクトリア大学に留学すると決めたときは期待に胸を膨らませていましたが、出発の日が近づくにつれて不安へと変わっていき、出発の日になると不安と緊張しかなく、この選択を後悔するほどでした。また、カナダに着いてからも4ヶ月半は長く感じ、最初の1週間ほどはとても憂鬱な日々を送っていました。しかし、ホストファミリーや新しくできた友達と過ごしていくうちに、帰りたくないという気持ちに変わっていました。
 勉強面では、特にスピーキングで苦労し改めて自分の弱点だと分かったため、なるべく先生やホストファミリー、他国籍の友達とコミュニケーションをとるように心がけていましたが、日本人と一緒にいることも多かったため、自分の意識が低かったと少し後悔しています。また、日本にいる間にもっと英語の基本を身につけ、語彙力を上げてから来るべきだったと何度も思いました。授業では、クラスメイトのブラジル人やトルコ人がたくさん発言や質問をしていて、最初はその積極的な授業態度に驚かされましたがとてもいい刺激になっていました。
 生活面では、長い間親元を離れて生活するのが初めてで、身の回りのことは全て自分でやらなくてはいけなかったので大変でしたが、今までの当たり前は当たり前ではなく、もっと感謝すべきことだったと再認識しました。ホストファミリーには小学生以下の子どもが3人もいてマザーとファザーは毎日忙しそうだったにも関わらず、私に対しても自分の子供と同様に優しく接してくれたため、一緒に生活する上で不自由1つありませんでした。さらに、休みの日にはお出かけやキャンプなど様々なことを経験させてもらえました。また、日本人のルームメイトも私に良くしてくれ、何をするときも2人で協力して乗り越えられました。この素晴らしすぎる人たちと過ごせた環境はとても恵まれていたのだと気付き、感謝してもしきれないくらいです。
 ルームメイトをはじめとして、同じ日本人でも日本では関わらなかったであろう人たちとカナダで出会って、日本各地に友達ができたことは、私の中で留学をして良かった理由の1つでもあります。また、初めてこんなにもたくさんの外国人の友達ができて嬉しかったのと同じくらい、人に何かを伝え、理解するのは難しいことだと悩みました。しかしそれは相手も同じなので、大切なのは伝えようとする気持ちと理解しようとする気持ちで、それを手助けする手段の1つが言葉なのではないかと思いました。異なった文化を持つ友達と関わることは決して簡単ではありませんでしたが、お互いのことを尊重してどのようにするのがいいか考えたり、気持ちが伝わったり理解できたときの喜びはいつもより大きく達成感がありました。
 4ヶ月半の留学生活を通して英語を学んだことはもちろんですが、それ以上に自分は普段からたくさんの人に支えられていて、それらなしにはできなかったと身をもって感じました。ビクトリアでの生活は毎日が新鮮で充実していて、私が得た貴重な経験は一生の宝物になりました。

渡航期間:2019.4~2019.8
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外国語学部英語学科 反町 百萌花

 留学に来たばかりの時は、文化も言語も違うため、とても不安だった。最初は上手くいかないことばかりで、学校から家までバスで帰ることすらできなかった。そんな私を支えてくれたホストファミリーにはとても感謝している。いつもフレンドリーで優しく接してくれ、色々な話を共有したり、一緒に料理を作ったり、遊んだりしたことは私の中でかけがえのない思い出です。また、ホストマザーが日系ブラジル人だったこともあり、日本食を作ってくれたこともとてもいい思い出だ。
日本の家庭では母親が家事をして、父親が働くのがまだ一般的だが、私のホストファミリーはお父さんがいつも料理をしてくれていたのが印象的だった。お互いに尊重し合ってる姿が印象的だった。
 クラスでも様々な国の人と友達になることが出来た。留学に来る前は勝手にそれぞれの国に偏見やイメージを持ってしまっていたが、実際にクラスメイトと毎日話していると、どの国の友達もみんな素敵で、出会えたことが本当に嬉しかった。中でも台湾出身の子と仲良くなれたことが嬉しかった。いつかまた再開できる日まで、私も英語を頑張ろうと思う。授業内容が、ディスカッションが中心だったため、自分から発信するのがあまり得意ではないため、戸惑いもあった。しかし、話す機会が沢山あったことで、クラスの子のことをもっと知ることが出来たし、英語を話す機会も沢山あって、有意義な経験ができた。
ビクトリアに行ったことで、海外の楽しさを知ることが出来た。留学に行く前は日本の外に出るのは危険という印象しかなかったが、今はもっと他の国に訪れてみたいという気持ちになった。この経験を生かして今後の英語学習のモチベーションにしていきたい。