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Griffith College Dublin留学から帰国した学生の体験記を紹介します

2018年度 Griffith College Dublinに留学した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2018.4~2019.3
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外国語学部観光交流文化学科 大谷 菜摘

 2018年の4月から約一年間、アイルランドのダブリンで語学留学をしていました。
 留学当初は英語が全くできなかったので、生活や授業になれることに精一杯で、自分が成長できているのかわかりませんでした。初めての授業の日は、一番下のクラスにも関わらず他の生徒は自分よりはるかにスムーズに話していて日本人も一人だったので、不安でしかなかったのを覚えています。さらにその日は、帰宅途中に道に迷いめちゃくちゃな英語でいろんな人に訊ね、3時間彷徨い心が折れました。
 しかしイベントやちょっとした放課後のカフェなどに誘われたら基本全部参加するようにしていたら、徐々に友達も増えていきました。ミートアップには、日本が好きな外国人が集まる会が一番楽しくてよく参加していました。週末は、友達と公園でピクニックをしたり、パブに行ったり、映画を見たりしていました。
 前半は学校の小さな校外学習に週一くらいの頻度で参加していました。授業では、文法はできてもスピーキングについていくのが最初の数か月は大変でした。でも下のクラスはゲーム形式の勉強も沢山してくれたので、すごく楽しかったです。上のクラスに行くと、全てが難しく予習しないとついていけなくて大変でした。プレゼンテーションが6週間に一回あり、B2クラスでは少し硬めのお題を選ばなければいけなく、準備・発表に毎回てこずりとてもストレスに感じていましたが、今思えばすごくいい経験だったと思いますし、諦めずにやってよかったと思います。
 一番大きく変わったことは、ものの考え方だと思います。今までは何事に対しても消極的で、マイナス思考になることが多く、型にはまった考え方ばかりしていたのですが、留学したことで物事をよりポジティブな方向に考えることが多くなりましたし、いろんなことを様々な方向から見て、柔軟な考え方をすることもできるようになったと思います。そうすることで、小さなことにとらわれてくよくよする回数も減ったと感じます。また、留学先での課題を自力で乗り越えたことから自信もつき、多少のことでは臆することは無くなりました。異なる文化や言語圏で生活、勉強するということは大変で苦しいこともたくさんありましたが、そこから学ぶことも多く、とても良い経験になりました。大変なこと以上に楽しいことや日本では気づかなかったような新たな発見もたくさんあり、留学前に比べて成長できたと感じています。日本人も含め、私の中の良かったメンバーは本当にいい人達ばかりで、外国人と親友と呼べる関係を作るのは難しいと思いましたけど、留学が終わった今でもずっと連絡を取り合うくらい良い関係が築けたことが、留学生活の中の一番の収穫だと思っています。この先英語を使う職に就くかはわかりませんが、留学でできた友達とは長く付き合っていきたいです。