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ニライ大学留学から帰国した学生の体験記を紹介します

2018年度 ニライ大学に留学した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2018.9~2018.12
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外国語学部英語学科 阿比留 茉奈美

 私は9月から12月の約4か月間、マレーシアにあるニライ大学へ留学に行きました。その留学ではさらに今後の自分の語学学習の目標を見つけることができました。大学のあるニライは、マレーシアの中心クアラルンプールから少し離れた場所です。私がここに留学を決めた理由は、英語を使うことの学びはもちろん、日本以外のアジアの文化を自分の身で知りたかったからです。なので、4か月では足りないと感じるほどの濃い時間を過ごせました。
 授業は9月中には留学生向けの英語のみの授業を受けました。リーディングの授業、スピーキング・リスニングの授業、ライティングの授業で毎日構成されました。10月からはローカルの学生に混ざり、英語の授業と、ビジネス系の授業を受けました。ここでの英語の授業は英語を使う文章の書き方についての授業でした。ビジネス系の授業は、ローカルの学生と一緒にプレゼンテーションを作る課題に挑戦しました。月曜日から金曜日まで毎日授業で、朝は早いときは8時からでした。お昼過ぎまで授業がある日もあり、毎日バラバラな時間でした。授業が終わったあとには友人たちと食事や買い物に行きました。大学周辺には何もないので隣の大学の近くにまで行かないと中華料理などのお店がありませんでした。私は主に9月中に参加していたクラスに友達ができました。クラスは中国から来た人が多かったです。年齢も様々で、徐々に仲良くなりました。
 また、授業以外にも学んだことは多くありました。それは、自分自身のことです。今回の滞在は学内にある寮の一人部屋でした。私にとって一人で生活することは初体験でした。ですが、洗濯や掃除を一人で全てのことをこなさないといけないことは案外苦ではありませんでした。むしろ自分の生活のことだけで悩んでいれば良いという環境を楽しむことができました。そして、何よりも大きなことは、自分が何かをしたいとき、周りの目を気にする必要はないと学べたことです。自分がやりたいから挑戦することにとやかく言ってくる人がいないことの素晴らしさに気づきました。またいろんな出会いもあり、そこから自分を大切にしてくれている人だけを大切にすべきだということに気づきました。自分で考え、自分で決断する、他人軸な生き方はもう十分だと感じ、自分一人で過ごす時間をさらに楽しむことができるようになりました。今回の留学で私はかなり成長したことを実感しています。自分自身を見つめる時間をたくさん作れました。今後の語学学習に向けて活かします。






渡航期間:2018.9~2018.12
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外国語学部英語学科 折居 茉里耶

 私は今回英語だけではなく、自分の人間性や人間関係、いろんな国の文化など多くのことを学びました。日本で英語を学べたとしてもこのようなことは学べないと思い、これこそ私が本当に学びたいことであったので本当に行ってよかったと心の底から思えました。
 まず始めに自分の英語の未熟さを自覚し、もっと学びたいと思うように考え方が変わりました。外国語学部で英語専攻と言うのが恥ずかしいくらい自分の英語力は未熟でした。2年間も学んでいるし、テストでは点数を取れているからと、勝手に得意な気でいました。しかし自分から努力することも机に向かうことも避けてきたため友達と話すこと大学の授業についていくことさえ困難でとても苦労しました。しかし、話せなくても伝えたいと言う意思やジェスチャーとにかく話すと言う積極性を学びました。そのため友達もたくさんできバーベキューに行ったり海に行ったり友達の家で映画を見たりなど、とても充実した留学生活を送ることができました。
 次に自分の人間性についてです。今まではズバズバと思ったことを言い、自分勝手で相手の意見を尊重することが苦手だと思っていました。しかし留学してみると、NOと言えず誘われても断れず自分の思ったことが言えない少し小心者な自分の性格を知れました。また自分は、友達がやりたいことに賛成したり、反論することはせず、揉め事から逃げようとする性格だと言うこともわかりました。もちろん話し合ったり自分の意見を言うことが外国で生活する上ではとても重要なことなのはわかりますが、自分にはそこが足りない部分だと知れて良かったと思っています。また違う言語の友達とお互いの言語を教え合ったり、自分の国のことを教えたりすることがとても楽しかったです。みんな日本のことをもっと知りたいと言ってくれた事が嬉しかったです。4ヶ月と言う期間は、英語を習得するのには短く感じましたが、より深く長く学びたいと思えるようになれたので、今回の留学を経験できたことは私の人生のターニングポイントになったことは間違い無いと思います。






渡航期間:2018.9~2018.12
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外国語学部英語学科 高杉 奈々

 ニライ大学で約4か月間の留学を終えて感じたことは、やはり日本がどれだけ良い国なのかということでした。
 マレーシアへ行くのはこの留学が初めてで、どんな国で何が有名なのかもよくわかっていなかったため、すべてが初めての経験でした。マレーシアには中国人や韓国人が割といて、多国籍な感じだったので、日本人が浮いてしまうということはなかったです。しかもかなりの親日で、アニメを見て日本語を勉強しているという人が多かったので、日本語が話せる人は何人かいました。マレーシアの人はフレンドリーで、積極的に話しかけてくれたり、遊びに誘ってくれたりしたので、友達ができなくて人間関係に苦労したということはなかったです。
 私たちが行ったニライというところは、都会からは遠く離れた田舎だったため、周りは森しかなくて野生の動物が大学の周りをうろうろしていました。こちらから攻撃しない限り、危害を加えてくることはなく、普通に生活していてもサルがいたりすることに最初はびっくりしました。さらに虫やヤモリが多く生息していて、ひどい時にはそれが何十匹にも達したりしていて正直住みにくい環境でした。
 勉強面では、最初に英語だけを1か月間勉強してから、残りの3か月間で経営、経済の授業をとりました。英語の授業は日本で習っていた文法や単語などが出てきたのでついていくことはできたけど、経営や経済の授業では、知らない単語や、英語に加えて数学が入ってきたりして、結構苦労しました。さらにほとんどのクラスで最後にプレゼンテーションをやらなければいけなかったので、それもすごく大変でした。ですがニライ大学の先生方は、やり方などを丁寧に教えてくれたり、単位を取れるようにケアしてくれたのは有難かったです。
 休日にはみんなでクアラルンプールまで出て、買い物に行ったり日本食を食べたりしてリフレッシュすることができました。クアラルンプールはニライとは違って、とてもきれいだったし、いろんなお店があって一日いても飽きないくらいでした。勉強だけでなくその国の観光地などを回って、その国について知ることも大切だなと思いました。
 この留学で、マレーシアについてよい面も悪い面も知ることができたし、日本の良さにも改めて気づくことができました。行かなかったら分からなかったことだってあるし、何より人の前で英語を話したり、人に英語で話しかけたりすることに抵抗や恥ずかしさを感じなくなりました。まだ全然英語を話すことはできてないけど、これからもっと勉強して、実用的な英語を身に付けていきたいです。






渡航期間:2018.9~2018.12
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外国語学部英語学科 高村 涼香

 8月後半から12月半ばの約4ヶ月の留学で私はたくさんのことを学び、知識として蓄えることができた。
 マレーシアは基本的に1年中暑く、急に強い雨が降ることもある天候だ。私はこの留学が人生初の海外だった。マレーシアに着いてすぐは先生、クラスメイトやお店の人が何を言っているのか全然理解できなかった。同じことを何度か繰り返しゆっくり言ってもらって分かる程度だった。その時に自分のリスニング力がどれだけ低いかを実感した。文法は分かっているはずなのに、自分の言いたいことが咄嗟に英語にできなかった。聞き取りと頭の回転と発声が一致しなかった。文法がわかっていても会話をスムーズにすることはできないと思った。
 時が経つにつれ、相手が何を言っているかがすぐに理解でき、それに対する返事もスムーズにできて会話が成り立つようになった。その時は本当に嬉しいし、英語で会話をしていることが楽しくて仕方なかった。日本とは全く違う文化、価値観や言語をお互いに教えあい共有できたこともよい経験だった。英語だけでなく、他の国の言語で簡単な単語などを教えてくれた。一緒にご飯を食べたり、遊びに行ったり、課題をやったり様々な方法でたくさんの人と交流することができた。みんな優しくて、私がどんなにゆっくりつっかえながら英語で話しても、伝えたいことを読み取ってくれて笑顔で聞いてくれた。
 外国人は日本のアニメを知っている人がたくさんいた。日本のアニメをみて日本語を少し知っている人もいた。それほど日本のアニメは海外に影響を及ぼしていることを初めて知った。いくつか聞かれたことを私は答えられなかった。それほど日本のアニメについて詳しく知っていた。マレーシアのローカルフードもいくつか食べた。日本料理と韓国料理も結構あったので食に関してはあまり困ることはなかった。留学中良いことばかりではなく嫌なことも帰りたいと思ったこともあったけれど、周りのみんながいてくれたから頑張ることができた。日本語が伝わらない環境で生活することはよい経験になり、次は違う国に行ってみたいと思った。






渡航期間:2018.9~2018.12
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総合政策学部総合政策学科 河田 悠吾

 私は、8月28日~12月17日の期間でマレーシアの首都クアラルンプール郊外にあるニライ大学へ留学していました。私が留学をしていた目的は主に4つあります。1つ目は、自分の英語力向上のためです。2つ目は来年、英語で経済学や国際関係などを学ぶ授業があるためです。3つ目は、英語はこれからの将来とても大切になる言語になっていくと思うからです。4つ目は、自分の苦手な英語を少しでも克服することです。以上の4つの理由が私が留学した理由です。
 次に、ニライ大学で何を学んでいたかについて説明します。9月3日~10月5日までは、英語のクラスのみで主にスピーキング・ライティング・リスニング・リーディングの4つを集中的に学習しました。基礎のクラスだと思っていたのですが、授業のレベルがとても高く最初の2週間ぐらいは授業についていくのが大変でした。しかし、周りのクラスメイトと楽しく勉強したのでとても楽しく学ぶことが出来ました。10月8日からはクラスが変わり、英語の授業に加えて英語で受ける科目もありました。English・International Business・Personal Branding の3つの科目を学びました。ニライ大学のレベル(私、個人の感想)ですが、正直言ってかなり高いと思います。結構大変ですし辛かったです(個人の英語レベルによります。)私は、英語はどちらかと言うと苦手な方ですので授業後の予習・復習が必須でした。もちろん辛いことだけでなく楽しいことも当然あります。私は、積極的に外国人のクラスメートや友達に話しかけていました。この取り組みをした結果、まだまだ勉強は必要ですが喋ることへの不安が少しずつですがなくなっていきました。このおかげで、留学期間中は外国人の友達がたくさんできて楽しい留学生活を送ることができています。ご飯を食べたり、首都クアラルンプールへ観光にも行ったりしました。ニライ大学は今年から始まった留学先で、私は1期生として行きました。かなり大変な生活を送りましたが思い出に残るような留学生活でした。
 最後に、留学に行かせてくれた両親、留学まで英語をサポートしてくれた北島先生、友達に感謝申し上げます。少しでも英語ができるようにこれからも勉強を頑張っていきたいと思います。