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チェンマイラチャバット大学留学から帰国した学生の体験記を紹介します

2018年度 チェンマイラチャバット大学に留学した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2018.8~2018.12
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外国語学部観光交流文化学科 木下 愛奈

 私は5か月程、タイのチェンマイラチャバット大学へ語学留学をしていました。そもそもなぜタイを選んだのかというと、私にはオーストラリアやカナダといった定番の留学先では何か物足りなさを感じたのです。将来を左右する、このとても大切な時期に語学の上達だけではなく、自分にしかないアドバンテージを作りたかったのです。近年タイは、旅行先として世界から大いに注目を浴びています。最も、タイ王国は発展途上国であり、いまどのような問題を抱えているのか、また何が必要とされているのか、そしてこの国から学べることは何があるのかをこの目で見てみたかったのです。
 実際に現地に身を置いてみた感想として、気候が温暖であるからか、タイ人の穏やかで明るい国民性に何度も助けられたのを覚えています。留学当初、中国からの留学生は多くいましたが、日本人の留学生はごく少数でタイ人の子たちと友達になれるかとても不安でした。しかし、私に興味を持ってたくさん話しかけてくれたり、大学内を案内してくれたり、グループワークの時には誘ってくれたり、とても親切にしてくれました。
 また現地では、大学の授業を受けるだけでなく、ストリートチルドレンの支援をするボランティアや、モンフォート高校に日本語教育の実習とイングリッシュプログラムのサポートなど、他にはない沢山のことを経験させていただきました。さらに、仏教の教えが浸透しているタイでは、世界遺産に登録されている美しい寺院が多く、ワット・プラタート・ドイステープやワット・プラシンなどといったタイの観光資源に足を運ぶこともできました。タイはいろいろな民族が生活しており、ワロロットマーケットやサンデーマーケットには様々な民族によって作られた質の高い素敵な品物がたくさんありましたが、その中でも私は象のぬいぐるみがお気に入りです。
 こうして留学生活を振り返ってみると、想像していた以上に自分が様々なことを経験できていました。自分はまだ将来の道を決めかねているところではありますが、どんな仕事についても、タイで培った自分自身の感性を生かして、何かを必要としている誰かのために行動できるような大人になりたいと思います。