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Southbourne School of English留学から帰国した学生の体験記を紹介します

2018年度 Southbourne School of Englishに留学した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2018.9~2019.2
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外国語学部英語学科 伊藤 未来

 人生で1度も海外に行ったことがなく、英語もまともに話すことができなかった私は、友達なしで1人きりで留学をしたかったため私費留学を選びました。学校のプログラムだとどうしても友達と同じ留学先になってしまい、そうすると絶対に日本人と常に一緒に行動して、私のためにならないとわかっていたからです。同じ理由から学校を探す際もできるだけ日本人の少ない学校を探しました。
 私が選んだ学校はイギリスの南に位置するサウスボーンという海沿いの街にある語学学校です。最初は自分の英語に自信がなく、また、緊張から簡単な英語すら聞き取ることを難しく感じていて、ネガティブな感情に陥ることが少しありましたが途中から徐々に慣れてきました。しかしある日、上手でない英語を話すことを恥ずかしいと思っているのは日本人だけなのではないかと思うようになりました。私の学校は語学学校だったので、生徒はみんな英語を学びたいと思っている、母語が英語ではないひとたちばかりです。そのひとたちは英語を話すことに抵抗力がなく、それをみていてもし私がこのまま英語を話すことをためらい続けていたら、何も学べずこの留学を無駄にしてしまうと思うようになりました。私が留学した一つの理由は英語を話すことだったので、できるだけ多く話して、さらにいろいろな新しいことに挑戦しようと思いました。そう思い始めてから、積極的に友達に話しかけるように意識し、クラスの中でもたくさん発言をしました。すると、友達がだんだん増え始め休み時間や放課後もどこかへ一緒に出かけることで英語を常に話す状況を作り出すことができました。私は恵まれたことにホストファミリーにも恵まれて毎晩のように一緒に映画を見たり、ハロウィンやクリスマスの時期には、イギリスの伝統的なお祝いを経験できました。
 今回の留学を通して私が学んだことは英語だけではありません。それまで外国の方とここまで接する機会がなかったので、一つの事柄でも様々な見方・考え方があり国によって個性が出て面白いなと思いました。それと同時に普段と違う環境に自ら身を置き、普段話さないような人たちの時間を共にすることで新しい自分の発見にもつながったと思います。