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[海外研修]アラ インスティチュート オブ カンタベリー 日本語インターンシッププログラム(2019/8/17〜9/8実施)

2019年度 アラ インスティチュート オブ カンタベリー日本語インターンシップへ参加した学生の体験記を紹介します。

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外国語学部英語学科 上田 佳乃 

 今回の海外研修は私にとって初めての海外であった。行く前は初めての海外で何が起こるかわからず不安でいっぱいだったが、3週間ニュージーランドで無事に過ごすことが出来て良かった。今回、初めてのホームステイを経験した。私のホームステイ先は子供が自立してホストマザー1人だけだと事前に知らされてはじめは不安だった。ホームステイ先でのコミュニケーションは毎日英語だったので大変だったけれど鍛えられたと思う。3食付で平日の朝はいつも朝ご飯の用意をしてくれお昼も前日に何がいいか聞いてくれた。夕食も学校の帰宅に合わせて準備し、バラエティー豊かな夕飯を出してくれた。珍しいものや見たことないものが出てきたら「これ食べたことある?」と聞いてくれ、ないと言ったら「try」と言われて食べてみた。夕飯のときは静かにならないようにテレビは付けっぱなしで、いつも今日の放課後何をしたか聞いてくれた。知らない国に来たのだから色々なものに挑戦してみなさいとよく言われたので色々挑戦した。夕飯の後もよくアイスやフルーツを食べ、たまにケーキなどを出してくれた。私が鶏肉が好きと言ったら、鶏肉の料理をよく出してくれた。初めて食べたグリーンカレーは割りと辛かった。ニュージーランドといえばラム肉が有名で、レアのステーキを食べて、本場ものは臭みが無くとても美味しかった。最後の日の夕飯もリクエストを聞いてくれ、牛肉のステーキを出してくれた。留学前は心配したが、食事はどれも問題なくおいしくいただくことができた。
 授業は午前と午後で違い、全部が英語という訳ではなく、ニュージーランド人のほかにトンガや中国など色々な国の人と交流することが出来た。午前は日本語のクラスに行き日本語のサポートをしたり、模擬授業も数回行った。文化紹介のパワーポイントを事前に用意したが、現地の日本の先生に大部分を訂正され、少しショックであった。現地の学校のパソコンでは日本語入力が使えなかったため、持参したタブレットで何とか修正する等苦労した。模擬授業のフィードバックについては、声はすごく良いと言われたが、他の所はあまり良い評価ではなかった。文化紹介で日本のお菓子を持って行ったらすごく喜んでくれた。お菓子を持って行ったことでコミュニケーションがとれて良かったなと心から思った。
 寒かったけれど天気が良い日も多かったので色々な所に出掛けることができた。マクドナルドとケンタッキーのメニューが日本と違ったり、面白かった。結構メキシコ料理店が多くあった。スーパーでお菓子を買ったり、アイスを食べたり、カフェでコーヒーを飲んだり、美術館や植物園に行くなど楽しく過ごすことができた。本当に天気が良くて気持ちの良い日にゴンドラに乗りに行き、きれいな景色を見ることができた。また、フルーツ好きの私はその場で作ってくれるお気に入りのスムージー屋も見つけた。帰る前にホストマザーからアクセサリーとチョコレートを貰って、うれしかった。
 全てが初めてのことばかりで不安だったが、何事もなく無事に日本に戻って来ることができて良かった。外国で自分の知らないものに触れたり知ることが出来てすごく良い経験になった。夏は暑いけど良い季節であると聞いたので、またニュージーランドに行きたいと思う。

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外国語学部英語学科 鈴木 晶華

 今回の研修は日本語教育のインターンシップであったため、午前中は日本語クラスに参加した。日本文化の紹介と模擬授業を2回行った。この3回の発表はすべて初級クラスで行った。そのため、既習事項は日本語で話しそれ以外は英語での授業であった。しかし、初級クラスであるためまだまだ既習済みの文法や単語は少ないため私たち教える側も教科書を読み、どの言葉を勉強したのかしっかり把握しておくことが重要であるため大変であった。一番上のクラスである3年生は、日本語を流暢に話していた。授業内容は、私たち日本人が見ても難しいと感じることを勉強していて驚いた。午後は英語クラスで授業を受けた。英語のクラスはレベル別に分かれていたため、私のレベルにあっていて授業をしっかりと理解することができた。授業で行われたアクティビティでは、いろんな国から来ていた人と会話ができた。その中で、同じ国から来ていた人の英語は同じ発音をしていて国によって聞きやすい英語と聞きにくい英語があり国による英語の違いを実感した。
 日本とニュージーランドの一番大きな違いは気温であった。ニュージーランドは南半球にあるため気温が反対で今回は冬であった。しかし、ニュージーランドは一日の中に四季があると言われているとおり昼間は暖かく気温調節が大変であった。
 今回の研修では実際に海外に行くことは日本での経験とはまったく違っていて貴重な体験となった。