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[海外研修]テキサスA&M大学日本語教育インターンシッププログラム(2018/2/18〜3/6実施)

2017年度 テキサスA&M大学日本語教育インターンシッププログラムから帰国した学生の体験記を紹介します。

渡航期間:2018.2.18~2018.3.6
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外国語学部英語学科 荻原 麻由


 テキサス日本語インターンシップでは、テキサスA&M大学で実際に日本語の授業にアシスタントとして参加し、最終日に3つのクラスで「衣料品店で試着をする」というテーマの模擬授業を行いました。授業では主に初級学習者のアシスタントをしていたため、日本語だけでなく英語を使わなければならない場面も多々ありました。アシスタントをしていて感じたのは、質問をされたとき、それが基礎的な日本語に関することで、頭では分かっていてもしっかりとした文法などの知識が無ければ理論的に説明するのがとても難しいということでした。例えば「頑張らないといけない」という言葉はなぜ「頑張る」に「ない」が付くのかという質問をされたとき、とっさに答えることができず調べなければなりませんでした。しかしそのような経験をしたことによって、日本語学習者がどのようなことに疑問を持つのか具体的に知ることができたので、更に日本語教育に対する関心と学習意欲が高まりました。
 また学校外でも様々な文化体験をしました。特に私達がテキサスに到着した少し前に銃の乱射事件が起きていたこともあり、ニュースなどでもそのことや銃の所持に関することが多く報道されていました。日本語クラスの学生や現地の友人達にも銃を所持していた学生が数人おり、銃を持っている理由に関して「自分や家族を守るために持っている」「銃を持っていないと危険な気がして、落ち着くことができない」と言う意見を聞き、日本ではそのように思うことは絶対にないため、日本が安全な国であると言われている理由の一つを再確認した気がします。

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外国語学部観光交流文化学科 古城 幸菜

 今回海外研修に初めて参加させて頂きました。二週間と短い期間でしたが、たくさんのことを経験することができました。日本とテキサスの文化や価値観、ルールの違いに驚く新鮮な毎日でした。
 今回の日本語インターンシップで毎日テキサスの学生と学校に通い一緒に授業を受けましたが、同じ年齢の学生の学習量にとても感動しました。日々出される宿題や課題もこなし、予習復習を絶対にする姿があってこそのこの語学力なのだと納得しました。先生たちの作る授業も平面的でなく、実際の動画や画像も多く取り入れていてとても新鮮でした。私たちが行った模擬授業では「日本の洋服屋で試着ができるようになる」をテーマにしましたが、ファッションに関心のある人が多く授業が進めやすかったです。
 今回の研修期間で参加させて頂いた授業を含めて、日本の事を教えるという事はもっと日本に詳しくなくてはいけないと強く感じました。日本に在住しているから、日本語話者だから、それだけでは正しい日本語や日本の事を教えられませんでした。教えるためには自分が常に日本のことに関心を持った生活をし、正しい物事を学ぶ必要があると思いました。