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ニライ大学留学から帰国した学生の留学体験記を紹介します

2019年度 ニライ大学に留学した学生の体験記を紹介します。

渡航期間:2019.9~2019.12
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外国語学部 英語学科 大村 有梨紗

 私は約三ヵ月マレーシアのニライ大学に中長期留学をしました。マレーシアに留学をしようと思ったきっかけは、以前マレーシアに旅行で訪れた時にマレーシアの方々の暖かさに助けられたことや、物価が安いことなど、生活しやすい環境にあったことです。
 ニライ大学のあるニライは首都クアラルンプールから約一時間程の場所に位置していて、とてものどかな場所にあります。私たちの住む寮から一番近くのコンビニやスーパーマーケットまでは徒歩で行ける距離にはありませんが、無料のスクールバスが出ているので不便ではありませんでした。
 大学の授業では、最初の一か月はIELTS対策に基づいた授業を行いました。一緒に授業を受けた学生は、私たちと同じく他の国からきた留学生でした。授業の難易度は容易で内容は大体理解できていました。休みの日や授業が終わった後はクラスメイトとご飯を食べに行ったり、カラオケへ行ったりなどすぐに打ち解けることができました。残りの二か月は学部の授業を受けました。現地の学生と一緒に授業を受けました。私はビジネスコースを専攻しました。勿論、授業はすべて英語で行われるので私は聞き取ることにまず精一杯でした。事前に予習してわからない英単語の意味を調べておくなどして授業を理解できるように努力しました。課題や復習に時間を費やすことが多くなったために、最初の一か月よりかは明らかに勉強に打ち込むようになりました。わからないところは先生やクラスメイトが親切に教えてくれました。また学部の授業を受けるようになってから、たくさんの人とコミュニケーションをとる機会が増えたので、友達がたくさんできました。毎日、勉強することは大変でしたが、食事をしに行ったり、出かけたりすることがあったので毎日が本当に充実していたと思います。
 連休を利用してシンガポールにもいきました。初めて国境を飛行機ではなくバスで越えたことなどたくさんの初めてを体験しました。また別の日は、バスで6時間ほどかけて島にいきました。綺麗な海に囲まれて美味しいご飯を食べました。
 マレーシアは多国籍な国なので日本とは違う文化がいろいろな場面で見られました。例えばイスラム教の友人とご飯を食べに行くときには豚が使われていないお店を選んだり、中華系の友人といくときは牛肉が使われていない店を選んだりすることもありました。文化や宗教の違いをすぐに受け入れることは難しかったですが、日本で日本人としか過ごさない私にとってはとても新鮮でした。なかなかできない貴重な体験だと思いました。あっという間の三ヵ月で、本当に帰国する日を迎えたくなかったです。マレーシアでの経験を必ず将来に役立てられるように努めたいです。



渡航期間:2019.9~2019.12
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外国語学部 英語学科 小平 香林


 私がマレーシアに行ったのは留学が初めてだった。マレーシアは近年とても発展しているが、生活や仕事のなど様々な環境でまだまだ問題があると感じた。まず生活面では全く環境が違うことが多くて驚いた。例えば水道水が飲めない。マレーシアはとても暑く水分補給が大事だが、毎回飲み水を買ったり汲みに行ったり大変だった。また私たちの寮の階は、ガスコンロもポットもなく冷蔵庫しかなかった。だがそのおかげで、自分たちで生活の質を上げるため試行錯誤するようになった。外は暑いが教室や室内はエアコンがとても効いていて、羽織物が必須だ。また毎日一時間程度大雨が降り、雷が鳴る。トイレはイスラム教のためトイレットペーパーが用意されていない。みんなイスラム教の人間はシャワーで洗い流すため、トイレの地面が常に濡れている。町では至る所にごみが落ちていたり、サルがたくさんいたり、貧しい人がお金をもらうために駅前に座っていたり驚くことが多かった。マレーシアの人たちはとても優しいが、時間にルーズだった。クラスメートは勉強の息抜きのためにいろんな所に連れってくれたり、学校の活動に招待してくれたり、いつも助けてくれた。
 次に勉強面では、日本よりも生徒一人一人の勉強に対する意識が高いと感じた。一学期人によって違うが、だいだい3、4科目で科目数は少ないが授業数は週に4回と日本より多く、内容もとても濃かった。毎回の授業で難しい課題が出されたり、グループでの一学期を通した大きな課題、実践的な授業内容、すべて新しい経験だが日本よりも優れていると感じた。私たちにとっては全て英語で行われるため、常に実践的な授業だった。なにより生徒と先生の仲がとても良いのが印象的だった。クラスメートも先生も英語が流通に話せない私たちにとても優しく、先生は授業終わりに個人的にわからなかったところを丁寧に教えてくださり、クラスメートも放課後に図書館で一緒に勉強しながら教えてくれたりと、とても優しかった。またボランティア活動等がたくさん行われており、私たちは実際に朝日を見に行く山登りのイベントと、ビーチのごみ拾いのボランティア活動に参加した。たくさんの生徒がこのような活動を計画し、参加していた。そこではいろいろな国籍をもった人たちが学校のコースや国籍を超えて、ともに楽しみながら活動していた。
 私はこの留学を通して、語学だけではなく本当にたくさんのことを学べた。そしていろいろな考え方やいろいろな世界を知ることが出来、留学は大変なことも多く大変だったが、自分の中で間違いなくいい経験になった。留学において大事なことは、積極性とコミュニケーションをたくさん取ることだ。この経験を忘れず、自分の将来に活かしていきたい。


渡航期間:2019.9~2019.12
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外国語学部 観光交流文化学科 関田早希

 9月1日から12月7日の約3ヶ月間マレーシアにあるニライ大学に留学をしました。ニライ大学は寮の部屋から野生の猿を見かけるくらいとても自然豊かな環境に囲まれている大学です。そしてマレーシアは多民族国家であるため街中を歩けば、スカーフを被ったムスリムの女性がたくさんいたり、英語の他にも中国語やマレー語、タミル語など様々な言語で書かれた看板があって異文化が共存しているとても賑やかな国でした。マレーシア人はお互いの宗教のルールや生活習慣を尊重し合いながら暮らしていて、常に相手を受け入れる姿勢をもっていると感じました。またクラスメイトには中国、シンガポール、インドネシア、バングラデシュの国籍の友達もいて、勉強を教えてくれたり、休日にはクアラルンプールへ連れていってくれ、楽しい思い出がたくさんできました。今回の留学では語学を学ぶ以上に、多くのかけがえのない人との出会いがあり、人間関係の繋がりや人の優しさに触れて得たものがたくさんあります。マレーシアのような文化形態をもった国で過ごしたことにより、自分自身も一つの考えにとらわれずに、物事を多様な視点で考えられるようになったと思います。授業の前期は英語でライティング、リスニング、リーディングを勉強しました。授業内容自体は難しくはなかったけれど、まだ聞き慣れていない英語での授業であったため、最初は何を言っているのか理解できないこともありました。一か月たっても英語を話せるようにならなかったり、相手の話していることを聞き取れない時もあり何度も悔しい思いをしました。しかし現地の人は私のあまり上手ではない英語を理解しようとしてくれたおかげで、文法や発音の間違いを恐れずに少しずつ会話を続けられるようになりました。英語を話すことの恐怖心はなくなり、上手に伝えられなくても相手に伝えようとする意志をもつことが大事だと分かりました。後期に私はホスピタリティのコースを選択しました。初回の授業からホテルに関する専門的な用語がでてきて戸惑い、授業についていくのがとても大変でした。分からないことは先生やクラスメイトに聞いたり、自分で予習復習を行って理解を深めていき、授業内容もだんだんと理解できるようになっていくのを実感しました。この留学は同じ杏林大学から留学したメンバーや大学の友達、先生など多くの人に支えられたため、辛いときも乗り超えることができて毎日とても充実した生活を過ごせました。約3ヶ月間というとても短い期間でしたが、マレーシア留学をして本当に良かったです。こんなにも素晴らしい経験をさせてくれた両親にも感謝の気持ちを忘れずに、今後も引き続き語学力を向上するための努力をしていきたいと思います。


渡航期間:2019.9~2019.12
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外国語学部観光交流文化学科 鶴長美里

 私は9月1日から12月7日までマレーシアのニライ大学に留学しました。
9月から10月までは、リスニングやスピーキング、ライティング、リーディングなどの英語の授業を3つ受けました。授業は1コマ2時間で、曜日によって1日1コマの日、2コマの日、3コマの日がありました。リスニングがものすごく難しかったです。早い日で朝8時から授業があり、遅くても17時に授業が終わりました。お昼は、食堂で安く食べることができました。最初は少し怖かったけど美味しくて種類もたくさんありました。
10月からは、自分で選択した授業を受けました。私が選択したのは、ホテルのことを学ぶ授業と人材育成のための授業と英語の授業です。これらの授業は、みんなが英語を話せるのは当たり前なので、ついていくのが大変でしたが、先生や生徒たちが気にかけてくれました。9月から10月にかけて授業がかわると、クラスメイトも変わるので、新しい友達も増えて、より楽しくなりました。
 授業の他に、ハイキングや、海でゴミ拾いをするボランティア、クリスマスパーティーなどにも参加でき、とても楽しかったです。


渡航期間:2019.9~2019.12
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外国語学部観光交流文化学科 松田 燎

 私はマレーシアのニライ大学という学校に3か月留学しました。大学の周辺は広大な森林が存在し、静かで過ごしやすい場所でした。学校内には食堂や図書館などがあり、イオンモールや駅までは無料のバスで行くことができるので、生活で困るというのはありませんでしたが、日本とは違って時間に正確な文化ではないので、授業開始が遅くなることや、帰りのバスが来ないことは多々あり、苦労することも少なくはなかったです。
授業は前半と後半で分かれており、前半はほかの国々から来た留学生と一緒に英語の基本を学びました。後半になると現地の学生と一緒によりレベルの高い授業を履修することができます。私はホテル企業のマネジメントの授業や、雇用社会に向けての個人成長についての授業を履修していましたが、他にも様々な授業を履修することができます。私の英語理解能力が低かっただけかもしれませんが、授業のレベルは非常に高く、ついていけないこともしばしばあったので、留学に行く前には十分な英語学習が必要だと感じました。また、中国語を話す人が極めて多く、英語だけでなく中国語も学びたいと考えている人にはこの大学をお勧めします。
勉強以外にもクラブ活動に参加し、現地の学生とコミュニケーションをとることもできます。私はドッジボールクラブの練習に参加させてもらいとても楽しい時間を過ごすことができました。
現地の人々はとても優しく、私たちにわかるように翻訳してくれたりと、親切に対応してくれました。逆に考えると、私の英語力が低いせいで現地の方々に迷惑をかけてしまったことを悔しく感じています。
 今回の留学は楽しかった面はもちろん、それと同じくらいに大変だったことも多くありましたが、この経験は絶対に将来において力になるということを確信できるような3か月であったことも事実であり、非常に貴重な経験ができたと感じております。今回の留学のために応援してくれた家族、友人、先生、そしてニライ大学の皆さんに感謝しています。本当にありがとうございました。


渡航期間:2019.9~2019.12
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総合政策学部総合政策学科 廣木 真子

 マレーシアにあるニライ大学へ約3か月間留学しました。マレーシアに着いて、はじめて英語を話したとき今まで聞いてきた英語とは別物に感じました。マレーシアの英語には訛りがあると聞いていましたが、実際聞いてみると、なにを話しているのか理解できませんでした。その時、今まで聞いてきた英語は、ほんのごく一部に過ぎないことや自分のリスニング力、スピーキング力がどの程度なのかということを理解しました。ニライ大学には、杏林生以外日本人がいなかったため英語を学ぶ留学先としてとてもいい環境でした。
 最初の一か月は、英語のみの授業で学生は15人ほどのクラスでした。英語のレベルは人それぞれで話せる子もいればそうでない子もいましたが、一か月で英語の基礎部分を学べました。その後の2か月は、英語1科目と専門的な経営の授業を2科目学びました。専門的な授業になると、英語での授業である上に専門的な英単語ばかりで難しくかんじましたが、その授業を機に学生と話す機会も増え、日常会話がほとんど可能になりました。
 マレーシアには、様々な人がいて様々な文化がありました。英語を話せるようになると友達ができ、お互いの言語や文化の違いなどいろんなことを話すことができました。また、マレーシア観光をしたり大学のボランティア活動に招待してくれたりとマレーシアには親切でフレンドリーな人が多くいました。この留学を通して、多くの人と関われたこと、日本以外の文化に触れ、様々な文化を知れたことに誇りを持っています。留学したことで自分の知らない世界を知ることができました。この3か月という期間は、短すぎましたが、とてもいい経験ができたことに違いはないです。英語は日本でも学べますが、海外には日本で得られない多くの経験ができます。