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UCアーバイン校留学から帰国した学生の体験記を紹介します

2019年度 UCアーバイン校に留学した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2019.10~2020.3
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外国語学部観光交流文化学科 小松 雪乃

 私は2019年10月1日から3月21日までの半年間、アメリカのカリフォルニア大学アーバイン校に留学をしました。高校生の頃から海外の人とうまくコミュニケーションが取れるようになりたい、英語をもっと話せるようになりたいと強く思っていたため、留学に行くことを決意しました。そしてこの留学を通して様々なことを学ぶことができました。
 私の通ったクラスには日本人だけでなく、中国人、韓国人、アラブ人など様々な国の生徒がいました。その分私たち日本人の暮らしとは合わないところや性格の違いにより驚くことも多かったのですが、アメリカの文化や英語だけでなく様々な国の文化、言語を知ることができました。その中でも私が一番驚いたことは、ほかの国の生徒はあまり時間を守らないことです。授業の始まりに教室にいる生徒はいつも日本人ばかりであとから遅刻してくる生徒がとても多かったです。改めて日本人のまじめさを認識することができました。また、クラスでは嫌でも英語を話さなければいけない環境だったため、生活の中で日々英語の上達を感じることができました。特にスピーキングのクラスではプレゼンテーションの機会が多く、日本では原稿を丸覚えして挑んでいたスピーチも、発表の際に頭で考え整理して話すことができるようになりました。
 そして私が一番満足しているのはホームステイプログラムです。最初のホームステイ先は残念ながら私には合わなかったため変更をしましたが、新しいホストファミリーにはたくさんお世話になりました。サンクスギビングデーやクリスマスなどの祝日には親戚も集まるパーティーに参加させてもらうなど、私を家族の一員として扱ってくれました。そのおかげで日本では体験できない貴重な時間を過ごすことができました。
 留学へ行く前のアメリカの印象は治安が悪く、怖い印象でした。しかし、実際には私が住んでいたアーバインはとても静かで治安が良く、みんなとてもフレンドリーで親切な方が多かったです。知らない人でもすれ違いざまに挨拶を交わしたり、困ったときにはすぐに助けてくれるなど、日本人には欠けている積極性が見受けられました。しかし、カリフォルニアは車生活だったため、車のない私たちにとって移動手段が少なくて大変でした。
 この留学を通して、英語のみならず様々な経験や多様性を学ぶことができました。また、今回の留学を活かしてさらに英語力を伸ばすために、観光英語検定やTOEIC等の試験にも一層力を入れていきたいです。




渡航期間:2019.10~2020.3
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外国語学部観光交流文化学科 中崎 孝輔

 私はカリフォルニア大学アーバイン校に留学して数え切れないほど学んだことがありますが、まず第一にUCI野球部での体験が自分を精神的に強くさせてくれました。自分のプログラムに誰も大学の部活に所属する人がいない中、現地のネイティブスピーカーと会話する機会にもなると思い野球部に入部しました。最初はなかなか溶け込むのが難しく会話も生まれなかったのですが、家に帰ってからも練習やトレーニングをして試合で結果を残すと主力選手としてチームメイトから一目置かれる存在になりました。そこから打つコツなどを聞かれる機会も増え、いつしかどうやったら上手く打つことが出来るのか話し合うことが多くなっていきました。野球を通して英語でのコミュニケーション能力が一段とレベルアップしたと思います。こういった逆境を乗り越える力も野球部の活動を通して得ることが出来ました。
 二つ目に年越しをニューヨークで過ごしたことで今までとは違う新しい自分になれたと思います。元々一人旅が好きで今回のニューヨーク旅も一人で行きましたが、9.11メモリアルの跡地を見た瞬間大学生である自分に何ができるか深く考えさせられました。英語を用いて将来自分にできる仕事は何かについても考えさせられました。また、年越しの瞬間は間違いなく人生で最も幸せな気持ちになりました。この旅では世界一の都市に圧倒されつつも様々な観光スポットに行けて最高に楽しかったです。事実、この旅の後に英語学習のモチベーションが上がり、今でもその高いモチベーションを維持して頑張っています。
 最後にこの留学を通して素晴らしい友達に出会えたことが大きな財産となりました。特に英語があまり上手く話せなかった時から友達の中国人のクラスメイトとは今でも連絡を取り合う中で、日常会話だけでなく普段のテスト期間は一緒にスピーチの練習をしたり文法問題について話し合ったりしました。また、休日にはお互いの国の料理を作りあったり、国の有名な観光地について話し合ったり、それぞれの国の置かれている状況について話すなどして非常に有意義な時間を過ごしていました。
 半年間英語にどっぷり漬かった生活を送れたことで自分一人では気づくことのなかった価値観、他の国の人考え方、アメリカならではの文化などを知ることが出来て本当に幸せで毎日が刺激的でした。この留学で学んだことをどう生かすのかこれからじっくりと考え、自分が社会に出たときに邁進していけるように日々英語の勉強を続けていきたいと思います。


渡航期間:2019.10~2020.3
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総合政策学部総合政策学科 多田野 佳穂

 私はあの日を忘れません。2019年10月1日、日本を発ちました。成田空港まで見送りに来てくれた家族と別れた後、今までの人生で感じたことのないくらいの喪失感と絶望感から涙が止まりませんでした。飛行機の中でも涙が止まらなかったです。アメリカについて、数日間は本当に帰りたくて仕方なかったですし、どうやったら途中帰国が許されるのか考える毎日でした。ホームステイ先のご飯も全く口に合わず、何をしゃべっても通じず、勉強は難しく、ここに来ることを決めた過去の自分を恨むことしかできませんでした。しかし、私が最後まで頑張れたのも、日本から応援してくれた家族や、同じクラスの友達がいたからです。
 特に、6ヶ月間同じクラスだった韓国人の友達とはたくさんの思い出があります。休み時間に踊ったり、話したり、授業が終わったらご飯を食べに行ったり、休みの日にはユニバーサルスタジオハリウッドやシックスフラッグスに遊びに行ったり、帰国直前はお別れパーティーをしました。最初の一週間は時差ボケも相まってなにもしたくありませんでしたが、周りのおかげで、勉強面では目標をたてて頑張ることができました。
 ホームステイ先では、私が普段意識してなかったことを注意しなければいけなくて大変でした。しかし、様々な経験をさせてくれたことに感謝しています。サンクスギビング、クリスマスや婚約のパーティーに参加しました。準備から手伝って、片づけまでやりました。このような経験はしたことがなかったので、とてもいい経験になりました。
 今回の留学で本当にたくさんのことを学ぶことができ、たくさんの素敵な人たちに出会うことができたので、この留学の参加することができて本当に幸せです。人と出会うことで、自分とは違う価値観を感じたと共に、今回の留学で自分の好きなことや、やりたいことが少し見えてきました。アメリカという素晴らしい国に6か月間も留学できたことに感謝して、この6か月間で得たことを無駄にしないように、これからの人生を過ごしていきます。