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クィーンズランド大学留学から帰国した学生の体験記を紹介します

2019年度 クィーンズランド大学に留学した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2019.8~2019.12
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外国語学部英語学科 大森 真凜

 私は、8月17日から12月7日までの約4か月間オーストラリアのクイーンズランド大学に留学しました。大学での授業では、日本人だけでなく中国人やサウジアラビア人など国籍や年齢が違う人たちと毎日授業を受けました。授業は基本国籍の違う人同士でのペアワークなので、最初は自分の意見を英語で正しく伝えることが難しかったです。しかし、クラスメートみんなが優しくて私の英語も最後まで理解しようとしてくれたため、毎日楽しく授業を受けていました。また、授業以外にも仲良くなった国籍の違う友達と学校帰りに馬酔木に行ったり、ご飯を食べたりして、日本ではなかなかできない体験ができました。
 ホームステイでは私は、オーストラリア人ではなくイングランドとマレーシアの方の家庭にお世話になりました。夜に家族と映画を見たり、海外のボードゲームや日本の簡単なゲームで遊んだりしました。休日にはビーチに連れてってもらったり、イルミネーションを見に行ったりしました。また、途中から中国人とチリ人のハウスメイトが来て、家族との会話が増え、より英語を話す時間が増えました。お互いの国の家庭料理を振る舞ったり、休日の過ごし方やマナーの違い、クリスマスやお正月などのイベントをどう過ごすかなど話しました。日本人以外の人と長期間過ごすことは日本ではめったに体験できないし、日本語以上に英語を話す時が多いため、英語力が自分の想像以上に伸びました。また、留学期間中だけでなく帰ってきてからも英語をもっとできるようになりたいと思うようになり、留学前と比べて英語に対するモチベーションが高くなりました。様々な国の人と関わるため、新しい文化の違いや考え方を学べ、とっても楽しかったです。私は、この留学で英語を学ぶ楽しさだけではなく、他国の環境・政治の問題やそれに対する日本人とは違う考え方や、文化についてなど多くのことを学ぶことができました。留学のすべてが私を成長させたと思います。



渡航期間:2019.8~2019.12
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外国語学部観光交流文化学科 鷲見 遥香

 クイーンズランド大学はオーストラリアでも有名でクイーンズランドの中では1番レベルの高い大学だと言われています。そんな大学で自分の留学生活を送ることができたことは本当に素敵な経験になったと思います。広いキャンパスと、たくさんのアクティビティで多くの人と出会うことができます。また、留学に来ている日本人はもちろん、色々な国の人と触れ合うことができました。当たり前ではありますが、お互いに英語を学びに来ていて、お互いに母国語でない英語で会話します。
 私が1番感動したことは、母国語でない言葉でコミュニケーションをとっているはずなのに、気持ちやその人の人格が分かることができるということです。自分とは異なった文化を持つ人たちとの交流は本当に楽しくて毎日が学びの連続でした。英語が中学生から苦手だった私でも、会話するツールとして英語を使うことができ、なおかつ相手を知ることができる英語はとても便利で素敵な言語であることを改めて感じました。そこに楽しさ、嬉しさを感じ自分にとって英語のスキルを上げることは自分の世界を広げることに直接繋がると思いました。
 英語が全く使えなかった自分から少し分かるようになっただけで見えてくる世界が変わりました。最初は自分の言いたいことがうまく言葉にできず、悔しく申し訳ない気持ちにもなりました。しかし、それはきっと誰でも経験することなのではないかと思います。その経験をしたからこそ、英語力をあげようと授業、自主学習に力を注ぐことができたと思います。
 また、留学は短期間に出会いと別れを繰り返したり、自分がオーストラリアに滞在できる期間が明確に決まっているからこそ、どんな人との出会いも大切にできるのではないかと思いました。たった1度しか会えなかった人や、たった1度しか集まることのできなかったグループが何人も何個もあります。しかし、写真を見たらすぐにその時のことを思い出すことができるほど、どの思い出も心に残っています。帰りの飛行機の中で、4ヶ月で写真が3000枚以上増えたカメラロールを見ていると、いつも誰かの隣で笑っている自分と必ず笑わせてくれる友人で溢れていました。本当に楽しくて充実していたということを形にも残すことができて一生の思い出になったと思いました。一期一会、まさにこれを感じた4ヶ月でした。
 私の留学生活の中で最も成長したところは何かと尋ねられた時、私は自信を持って人に心の底から感謝をすることができるようになったところだと答えることができます。
 私が人との出会いが大切でそれに感謝するべきだと感じた瞬間は、オーストラリアでたくさんの人と出会うことができたことだけではありません。自分が本当に辛くて、もう帰ってしまいたいと思った時、日本にいる友人からのメッセージは心の支えになりました。楽しく留学生活を過ごしきれる人もいるかもしれません。しかし、1度は日本に帰りたいと思う留学生が多いと思います。日本にいる友人が応援してくれるからこそ、待っていてくれている人がいると思えたからこそ、限られた時間で成長したいと思うことができました。
 正直、最初はたった4ヶ月では英語のスキルは上がらないと思っていました。そんなことはありません。留学先には、自分の英語力を上げることができる場所や場面がごろごろと落ちています。自分のやる気次第でどれだけでも英語に関わることができるし、たった4ヶ月でも可能性は無限大だと思います。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、私は身をもってこれを感じました。もし、自分の英語力や食べ物、ホームシックになった時のことを考えて留学するかを迷っているなら絶対に行った方がいいと胸を張って言うことができます。私はそれだけの経験をすることができました。必ず自分に合ったレベルの環境で授業を受けることができるし、日本食レストランもあるし、手を差し伸べてくれる友達もいます。
 私は、留学に行かせてくれた祖母と自分に関わってくれた人全員に感謝することができるようになったことが、成長できた部分だと思います。