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広東外語外貿大学留学から帰国した学生の留学体験記を紹介します

2019年度 広東外語外貿大学に留学した学生の体験記を紹介します。

渡航期間:2019.9~2019.12
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外国語学部中国語学科 小泉友香

 約半年間の留学生活の中で、個人的に一番印象に残っていることは、広東外語外貿大学の留学生最大のイベントである「世界文化祭」でした。文化祭は1日を通して行われ、午後の部は各国の伝統的な食べものを出店する「美食长廊」を開催し、夜の部には各国でのパフォーマンスを披露するというような内容のものでした。日本にいて普段あまり外国の食べ物に触れる機会がないので、口に合う合わないは関係なく、他の国の伝統的な食を知るきっかけであったと共に、とてもいい経験となりました。日本のブースではたこ焼きと日本酒とから揚げを売りましたが、特にたこ焼きが人気でした。この文化祭を通して、他の日本人との繋がりもできて交友関係がさらに広がりました。そして午後の時間は浴衣を着ていたのですが、日本の伝統的な綺麗な浴衣を見て、外国人の方にとても美しい、素晴らしい、一緒に写真を撮ってほしいなどの声をかけて頂きました。一緒に写真を撮ったことをきっかけに友達になった人も多くいました。夜の部のパフォーマンス披露では、各国のパフォーマンスのレベルの高さに驚きました。ダンスだったり、映像を利用しての披露だったり、日本では体験することのできないことができてとても楽しかったです。留学生生活の中で一番充実した1日でした。



渡航期間:2019.2~2019.12
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外国語学部中国語学科 サトーゴ 綾香

 私は1年間の留学を終えて、様々なことを学び、経験することができました。私は将来観光業に就きたいと考えており、その中で英語、中国語は必須であるため、今専攻で学んでいる中国語の更なる向上のために、中国留学を志望しました。ずっと憧れであった海外留学でありとても楽しみでした。そんな中、多くの予想外の困難に出会いましたが、様々な人の助けがあり、無事に終了することができ、また学ぶことが多く、充実した留学生活を送ることができました。
まず私が1番印象に残り、驚いたことはやはり文化の違いです。日本と中国は同じアジアであり、隣同士という事から、それほど大きな差はないと思っていましたが、人の多さや物価の安さだけでなく、人々の生活方法や習慣、文化にとても衝撃を受けました。しかし、そのような違いにも、留学生活を送っているうちにすぐに受け入れることができ、慣れていきました。そして今では、中国社会がどういうものなのか少しは理解できたと思います。その中で、私は最後まで食が合わず苦労しましたが、留学が終わった今、少し恋しいとも思います。また、中国はキャッシュレス決済が流通していることに対して最初は不安でしたが使い勝手も良く、すごく便利だと感じました。帰国後、日本でも流通しつつあり日本でも財布を持ち歩かず便利な生活が送れると思うと嬉しかったです。
 勉強面については、私の留学先であった広東外語外貿大学は約20000人の留学生が約100カ国から集まっています。大学内で様々な人種の方々と関われる機会があり、その中でやはり外国人は英語が話せるのが前提で中国語を学びにきており、中国であったとしても共通語が英語で、日本人が特に苦労しているのを感じました。授業の解説も英語で、義務教育で習ったレベルの英語力である私からすると、とても大変でした。英語も中国語も中途半端でとても引目を感じましたが、彼らはとても寛大で、私がゆっくり話す完璧ではない英語や中国語を理解しようと聞いてくれました。彼らの優しさがとても嬉しかったです。その中で自分のリスニング力やスピーキング力の向上を感じられたし、彼らとの交流がすごく自分の糧になりました。また、もっと勉強しようと励みにもなりました。また、彼らが世界各国から集まっていることもあり、中国だけでなく他国の文化を知ることができました。加えて、夏にイスラム教のラマダーンの時期があったり、クリスチャンの友達ができたりと、宗教について詳しく学ぶこともできました。
 中国留学で、中国だけでなく、もっと広い世界に興味を持つことができ、自分は日本よりも海外での生活が向いているとも感じました。将来、日本でなく海外での就職を考えてみることも視野にいれようかと今は思っています。今留学を考えている人にはぜひ行って欲しいですし、私は全力でおすすめします。日本では味わえない貴重な体験をたくさんの人に経験してもらい、将来に活かして頂きたいです。私自身、これから始まるオリンピックや、更なるグローバル化の発展に貢献できればと思っています。