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オックスフォードプログラムから帰国した学生の留学体験記を紹介します

2019年度 オックスフォードプログラムに参加した学生の体験記を紹介します。

渡航期間:2019.9.19~2020.2.9
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外国語学部観光交流文化学科 永塚千裕

 今回の留学を通して英語だけでなく様々なことを学ぶことが出来ました。最初は初めてのことだらけで不安もありましたが、学校やホストファミリーに温かく迎えてもらい良いスタートを切れたと思います。日本に居たときは、英語を話す機会が少なく英語を喋ることに自信がありませんでしたが、現地の授業では他のクラスメイトが英語を使って自分の意見を発信している姿を見て、間違えても関係なく英語を喋ることが大切だと気づきました。初めは英語を聞き取ることや、自分の意見や感情を英語で伝えることが難しく苦労しましたが、生活していくうちに英語を使って会話することの楽しさに気づくことが出来ました。学校生活はもちろん放課後や休日も充実していました。学校が企画するアクティビティに参加したり、放課後友達や先生とパブに行ったり、毎週末観光名所を回ったりとイギリスでしか出来ないような経験をしました。特に、ハリーポッターのモデルとなった大学巡りや、オックスフォードとロンドンにある美術館、博物館巡り、ロイヤルパレス巡りなどが印象に残っています。観光を通してイギリスの歴史や文化を学ぶことが出来ました。 
 ホストファミリーも本当の娘のように接してくださり、毎日食事の時間に会話をするのが楽しみでした。学校では教わらないイギリスのスラングや文化などを沢山教えてもらいました。またクリスマスには沢山のお孫さんと一緒に教会に行ったり、クリスマスディナーを楽しんだりと現地での伝統的なクリスマスを楽しむことが出来ました。5か月という限られた時間の留学であったため、人との繋がりを常に大切にしてきました。特に、様々な国の友達とお互いの文化を共有し、交流出来たことが私にとって特別な思い出になりました。友達や学校の先生、ホストファミリーと楽しい時間を一緒に過ごしながら英語を学ぶことができ、充実した留学生活でした。
 最後に、お世話になったホストファミリー、友達、両国の学校の先生方、留学という貴重な経験をさせてくれた両親、全ての人に感謝したいです。


渡航期間:2019.9.19~2019.12.22
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外国語学部英語学科 田中由姫

 私は2019年9月19日から12月21日までの約三ヶ月間、イギリスのCIE Oxfordに留学をした。CIEは小さな語学学校のため、生徒同士や先生と話す機会を多く得ることができるのが良い点であると思う。生徒はアフリカやヨーロッパなどの様々な国から来ており、初めは慣れない環境に少し緊張していた。しかし生徒たちは皆気さくに話しかけてくれ、居心地がよく、英語を学びやすい学校だと感じた。日本人は5人と少なかったが、学校では日本人同士でもほぼ常に英語で会話をし、意識を高めあうことができていた。そのような仲間とともに留学生活を送ることができて本当に良かったと思う。放課後には学校が主催しているアクティビティも多く、イギリス文化を体験したり、仲間と英会話を楽しんだりなど、学校外でも交流を深めることができた。先生方は私たちが来たばかりの頃から非常に温かく接してくれ、様々な面から気にかけてくださった。素晴らしい先生方には感謝の思いでいっぱいである。
 オックスフォードは小さな大学都市でとても落ち着いた雰囲気でありながら、博物館や美術館、伝統的な建物などが点在していることが特徴であると思う。そのため、観光をする面でも楽しむことができる街である。個人的に、ロンドンなどの少し離れた場所に出かけたときには、オックスフォードに帰ってくるとまるで地元に帰ってきたような安心感を得られるほど、居心地の良い街であったと感じている。
 語学力に関しては、三ヶ月間を通して大きく成長することができたと思っている。最初の頃は間違えることを恐れて自発的に発言することができなかったが、クラスメイトの雰囲気に影響され、だんだんと英語で意見を述べることが自発的にできるようになっていた。また、現地ではもちろん英語のみで会話をしていたため、個人的には口語表現を多く知ることができたのは、留学で得ることのできる強みの一つであると思う。やはり簡単な返答や相槌の仕方を知っているだけで会話をより楽しむことができるようになると思うし、話の幅が広がると思う。またイギリス特有の発音に関しては、今まで使ってきた発音と異なっていたため最初は苦労した。しかしその違いも言語の面白さだと思い、練習していくうちに自分の発音も変化していき、最終的にはイギリス英語が好きになっていた。
 家ではホストファミリーがいつも温かく支えてくれ、最初は学校同様緊張していたものの、だんだんと居心地の良い場所になっていったように感じる。またイギリスの料理は美味しくない、という先入観とは裏腹に、ホストファザーが作ってくれる料理はいつも美味しかった。話すのが得意でない私に対しても、毎日優しく笑顔で接してくれた二人のおかげで、家庭でも自分から話題を振ったりするのが次第にできるようになっていったと思う。
 留学全体を通して私は文化の違いや伝統に感銘を受けるとともに、英語の面白さを再認識した。そのため、留学前よりもさらに英語を習得することへの意識が強くなったと感じ、楽しむことができている。この機会に留学を経験することができて良かったと心から思う。


渡航期間:2019.9.19~2019.12.22
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外国語学部観光交流文化学科  高松響

 三ヶ月間、イギリスのオックスフォードでの留学を通して英語力はもちろんのこと、自分自身がとても成長したと感じることができました。初めての土地で、もちろん日本語も通じず、また他の留学先よりも日本人が少なかったということで最初はとても緊張や不安がありました。自分は英語が大好きで人と関わることも得意だったのでそんなに心配はしていませんでしたが、いざオックスフォードについて現地の人と対面すると思ったように話したいことが出てきませんでした。
しかし現地の先生や生徒がとても優しく接してくれたおかげで一週間程度で馴染むことができ、授業も基礎的なことから始まったので知識も吸収でき、耳も英語に慣らしていくことができたというとても良い環境で勉強することができました。
自分にとってイギリスの英語は発音がはっきりしていて聞き取りやすかったのが、すぐに耳が慣れた一番の理由だと思います。
そして放課後には先生たちが生徒をオックスフォード内の有名な建造物や、オックスフォード大学のキャンパスで行われているコーラスに連れてってくれたり、スポーツをやったりなどアクティビティが充実していてたくさんの国からきている生徒と交流する機会がありたくさんの国について学ぶことができました。

 私が英語力と自分自身含めて成長できた理由は、プレセンテーションの多さによるものだと思っています。日本人はシャイで、心配性でマイナス思考というイメージがあるとスイスからきた友達に言われた時は正直ショックを受けそんなことないよと言いましたが、いざネイティブの前でプレゼンをするとなると、自分の英語は伝わっているのだろうか、発音はあっているかなどを考えてしまい、そんなことを考えていると自然に声のボリュームは小さくなりました。先生からはミスや発音は気にしない、言いたいことを思い切り言ってみなさいと言われ、何度もプレゼンを重ねるうちに自分に自身を持つことができ、発音や言いたいことがスラスラと出てくるようになっていました。
その時に本当に自分の成長を感じました。英語を学ぶ・話す時に羞恥心を持っていては絶対に英語力は向上しないなと改めて感じました。ボディラングエッチを使って自分を表現したり、思っていることを言ってみると話す能力はもちろん、聞き取る能力や発音・単語力の向上、そして何より自分に自信が持てるようになりました。そのような練習を繰り返したため、今ではネイティブの方々と普通に話せるようになり、日本の飲み屋で出会ったイギリス人とも仲良くなり英語と日本語を教えあっています。
 今でも英語を実用的に使えるようになっている自分を留学に行く前には想像もできていなかったので、留学を通して得た英語力に大きな達成感を感じています。留学で得たものが無駄にならないように、今後も学びを続けて行くと共に英語を話す環境を自分で探していきたいと思います。


渡航期間:2019.9.19~2019.12.22
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外国語学部英語学科 石崎優果

 私は9月19日から12月21日まで、イギリスのオックスフォードにあるCIEという学校に留学しました。今まで一度も海外に行ったことのなかった私にとって、3か月も向こうに住むというのは大きなチャレンジでした。留学を終えた今、このオックスフォードでの3か月間は私に大きな自信をもたらしてくれたと感じています。
 この留学先を選んでよかったと思えた第1の点は、英語で話さなければならない環境にあることで集中的に英語力を高められる点です。CIEは基本的に3~6人の少人数で構成されており、一人ひとりの発言と参加する姿勢が求められます。初めての登校日に、私は他の学生達のどんどん自分の意見を発信していく積極的な姿勢を目の当たりにし圧倒されたと共に、私もここにいる間に必ずこのようになろうと決心しました。しかしそれは簡単なことではなく、着いてすぐの頃、自分の言いたいことを英語で上手く伝えられないもどかしさと自分の英語力がまだまだ足りていないことに焦りを感じました。しかし先生方が授業内では勿論授業外でも熱心なサポートをしてくださったり、授業内でのプレゼンテーションや毎週金曜日の朝1人がプレゼンテーションをしてそのテーマについて話し合うConversation Café など、聞くだけでなく英語で自分の意見を話す機会に恵まれていたことで話す力の向上を実感することが出来ました。何事も成長する上で大切なことはやはり練習を重ねることだと、今回の体験を通じてさらに感じました。
 そして第2に、異文化に触れることができたこと、そしてそれぞれの文化を持った素敵な人々に出会えたという点です。オックスフォードは学生の町であると同時に様々な文化が共存する町でもあります。CIEにもヨーロッパや中東、アジアや南米など様々な国から学生が集まっており、一緒にランチに行ったり、放課後にアクティビティに参加したり一緒にパブに行ったりと、沢山の楽しい時間を過ごすことが出来ました。学生達はみな優しく個性的で、彼等の国について沢山のことを教えてくれました。私は彼等と多くの素敵な思い出を作ると共に、他国の文化や宗教に対する興味も大きくなりました。彼等と出会い友達になれたことを嬉しく思うと同時に、留学先にCIEを選んで本当に良かったと思います。
さらに、イギリスの文化についても多くのことを学ぶことが出来ました。午後は週ごとに違ったテーマについて学ぶクラスで、イギリスの文化や歴史、ホームレスなどの社会問題やイギリスを象徴するロイヤルファミリーなどあらゆるテーマについて、実際に街に出たり現地の人にインタビューしたりと、実践的に英語を使って学ぶことができ、刺激的な授業でした。チャリティーイベントを開催したり、自分たちで脚本や演出を作って1つのドラマを演じたりと大きな目標のために動くのは大変なこともありましたが、その分達成感もあり、達成するたびに自分達は出来たという自信が生まれました。また普段の生活の中でも、現地で過ごすことで新たな発見を得ることが出来ました。イギリスの文化は日本の文化と似ている点が多く、戸惑うこともありましたが徐々に慣れていき、最終的にはオックスフォードの町が大好きになりました。現地で暮らす中で気づいたことは、一言挨拶することが多いということです。知らない人と長時間話をする訳ではなく、バスを利用するときやお店を利用するときなどに一言声をかけ、知らない人話しかけられても何か答える人が多く感じました。これは文化のひとつであり、日本よりも人との繋がりを強く感じました。
 最後に、この留学を通して私は英語で伝える力や物事に積極的に取り組む姿勢の大切さ、また異文化を知る面白さを学ぶことができ、そしてなにより英語力の向上を実感し、苦難を乗り越えたことで自分に自信を持つことが出来ました。今回留学に行かせてくれた両親や現地の先生・友達に感謝し、これからも積極的に英語に触れてさらに自分の英語力を高められるよう努めたいと思います。