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English Language Company留学から帰国した学生の留学体験記を紹介します

2019年度 English Language Companyに留学した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2019.9~2020.2
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総合政策学部総合政策学科 上野 紗詠


1. 始めに
 まず始めに、私は約5ヶ月の間マレーシアという国に留学をしてきました。マレーシアという国は1年を通して暖かく、シンガポールの隣の国です。シンガポールが観光地として発展していて物価が日本とあまり変わらないにも関わらず、マレーシアは物価が日本の約三分の一、公用語は英語のみならず、マレー語が使われている国です。そんな国の住環境や、私が通っていた語学学校についてここでは書いていこうかと思います。

2. 住環境について
 私がまず始めに住んだところは首都、クアラルンプールの中心街、ブキッビンタンから電車で約40分程度のジェラテックという駅にあるコンドミニアムでした。学校はブキッビンタンにあった為、通学には少し不便でしたが家賃の関係でこちらに住むことにしました。ですが、周辺に買い物するところがなかったり、警備が不安だったり、部屋に害虫が大量発生したのち、管理人さんの対応が不十分と感じ、語学学校が管轄しているコンドミニアムに引っ越しを決めました。手続きは簡単とは言えませんでしたが、より良い住環境を求めて手続きを進めていきました。新しく住んだコンドミニアムはブキッビンタンにあり、学校からも徒歩で15分ほどのところにありました。買い物する施設も近くにあり、自炊をすることも可能な環境へと変わったと思います。ホームレスなどが近くにいることが多い為、コンドミニアムの外の住環境は良好!とは言えませんが、同じ学校に通う友達が同じコンドミニアムに住んでいたり、同じフラット内に住んでいたりしたので、困った時に頼ることができ、本当に引っ越してよかったと思えました。勉強に関しても、以前のフラットよりきちんとした机や設備(クーラーなども以前は時間が決まっていました)のもとで勉強ができるということで、捗りました。また、学校が管轄しているコンドミニアムなので設備に関して、問題がある場合は学校に直接言えば、すぐに直してくれるというところもとても良い点だと感じました。以前は管理人にアプリを通じて連絡し、業者を手配し修理をしていた為、すぐ直るということはほぼ無かったと言っても過言ではありません。また、クアラルンプールの首都ということで他の国にホリデーで旅行に行くのにもとても良く、気軽に旅行へと出ることができました。私が訪れたとことは、シンガポールはもちろんですが、バリ島、パンコール島というマレーシア国内の小さな島にもバスを使って行くことができました。温暖な地域なので、スコールはありますが、人々も優しく、物価も安い国なので低コストで留学をするのにはもってこいの国だと思います。コスト面などを考慮すると住環境も比較的良かったのではないかと思います。

3. 語学学校について
 次に私が通っていた語学学校についてです。先ほども書きましたが、ブキッビンタン周辺にあり、買い物や食事などには本当に困らない場所に語学学校はあります。教室数は少なくはないですが、小さいルームもあるので人が多いシーズンは教室内がとても混雑します。(私が帰る2週間前くらいがそうでした。)ですが、本当に多くなるとクラスが分かれるのであまり心配しなくてもいいかなと思います。机の形状が円形になっており、生徒同士がディスカッションし易くなっているところもポイントかなと思います。顔を合わせて授業を受けるので、わからないところやもっと深く話したいと思ったところを他の生徒と気軽に話すことができます。また、毎週月曜日がテストデーになっており、先週学んだ部分を全てカバーしたテストを行います。土日は勉強必須です。レベルは最初のレベル分けに基づいて割り振られますが、もし合わないなと感じた場合は先生に話せば移動できることがほとんどです。実際私も最初のクラス分けがあまりしっくりこなかったために、一つ下のクラスへと交渉をした後に移動することが出来ました。先生はネイティブの先生ももちろんいますが、チャイニーズマレージアンの先生や、アフリカ系の先生など様々です。ですが、ネイティブスピーカーではないからと言ってクセがある訳ではないのであまり気にするほどではないかと思います。どの先生もとても良い先生で、私と関わってくださった先生は皆さん大好きです。授業自体も一日一ページずつと、無理なく進んで行くのであまり苦労した覚えはありません。ですが、レベルが上がるときちんと前日に予習を行わなければ少し難しいと感じることがあるかもしれません。レベルに関わらず、授業は予習、復習をきちんと行うことがこの留学中の授業をすんなりと進めるキーだと感じました。

4. 最後に
 最後に、私はこの留学を通して本当に色々なことを吸収できたと感じています。本音を言うと、最初はとても不安で留学に対するマイナスイメージばかりが浮かんできてしまい、留学してから2週間程度は体調を崩してしまっていました。ですが、気づけばきちんと適応出来ていた自分が居て、最後帰るときは現地で知り合った友人に「帰って欲しくない」と言って貰うことができ、思わず涙してしまったくらいです。自分で生活して行くことの厳しさ、留学先で自律をして進んで勉強することの難しさ、また、友人の温かさなど、本当に色々なことに触れたような気がします。そして、留学をしていなかったら出会えなかったであろう友人は私の一生の宝物です。みんなが住んでいる国に行くためにもっと英語を勉強しよう!という気持ちにもなりましたし、その日まで頑張ろうというモチベーションにも繋がっています。とても良い経験をたくさんさせてくれた留学だったと感じるので、マレーシアだけで終わらせず、ぜひ次の国へとチャレンジしたいなと感じました。また、その国に留学しないと行けない土地や場所があると思うので、その点も含めてこれから留学する人たちには希望を持って前に進んで行って欲しいと思います。本当に濃密で心が躍り、自分の成長を感じることができた5ヶ月間だったと思います。この機会を与えてくださって、本当にありがとうございました!






渡航期間:2019.9~2019.12
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総合政策学部 総合政策学科 西島 春奈

 私はマレーシアの語学学校に4カ月間留学をしました。マレーシアは欧米と比べると半額の値段で安く行けるので、マレーシアに決めました。マレーシアは多国籍国家であり、色々な宗教の方がいて、歴史的な部分でもとても興味深かったです。学校は日本人、サウジアラビア、タイが過半数でした。国籍ごとに異なる発音の癖の違いや、文化、宗教的な違いを身をもって感じました。例えばマレーシアのあらゆる建物の中に、礼拝所があり、イスラム教徒の人たちが礼拝を行なっていました。このような文化の違いについて学ぶことも多かったです。
 学校の授業では、午前中に1時間半の授業が2コマ、午後にビジネス、IELTS、TOEICから選択授業を行います。また、自由参加で毎日違う科目で好きな授業を選ぶことができる授業がありました。会話、ナチュラルイングリッシュなど、コミュニケーション英会話を学ぶ授業がとても楽しかったです。わからないことは、先生、外国人の友達に沢山聞いたり、一緒に勉強をしたりし、とても充実した環境で英語を学ぶことができました。
 また、留学初日に、道を教えてくれた現地の子と友達になり、マレーシアの結婚式や色々な所に連れて行ってもらい、現地の人と出会ったことで、マレーシアについてもより知ることができました。とても思い出に残る出会いでした。学校は日本人が多かったですが外国人の友達と英語で話すことを心がけました。
 休みの日には、友達と映画やカフェに出かけたり、数多く存在する歴史的な建造物を訪ねて旅行にも沢山出かけたりしました。マレーシアは、映画や交通費、食費など物価がとても安く、グラブというタクシーを多く利用しました。また、日本の企業(AEON、伊勢丹等)や日本食屋さん、コンビニ、有名なファーストフード店も多くありました。家の近くで毎週金曜日にナイトマーケットが行われて、安い屋台での食事もとても美味しかったです。他のアジア圏と比べて治安が良いと言われていましたが、実際に過ごしてみると貧富の差、交通渋滞やスリなど、治安がいいとは言えませんでした。貴重品の管理は改めて大事だと、身をもって実感しました。学校付近は、大きなデパートがあるほどの都市でしたが、ホームレスやストリートチルドレンなどが沢山いました。発展途上国なので、辺りは工事中のところばかりでした。しかし、数年後またマレーシアに行き変化を見るのがとても楽しみでもあります。
 私は、総じて留学して本当に良かったと思っています。英語力は聞く力が伸びたのだと実感します。最初は友達と話していても、授業を受講していても、聞き取れず不安でしたがだんだんと理解していくことができました。留学を通して、主体的に行動しなければいけないと強く思いました。外国人の生徒はわからないことをすぐ質問し、答え、ぼけっとしているとどんどん進んでしまうので、積極的に自分を出していかないと行かないし、積極性がとても重要です。英語を学ぶことだけでなく、文化の違いも多く学ぶことができるマレーシア留学でした。とてもいい経験ができました。



渡航期間:2019.9~2020.3
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総合政策学部企業経営学科 山本 綺音

 私は7ヶ月マレーシアに住んでみて、とても貴重な経験やマレーシアでないと学べない様なことが多くあり、帰ってきた今人間として一回り大きく成長できました。
 色々なことを学ぶことができましたが、大きく分けて3つあります。
 まず1つ目に、英語力の向上です。正直、初日に学校行った際には大きなショックをうけました。なぜなら学校の半分以上の人が日本人だったからです。元々アジア圏内は、日本人が多くいると言うことは聞いていましたが、ここまで多くいることは予想していませんでした。この日本人が多くいる中で果たして私の英語力は上がるのか。不安は募るばかりでした。自分の中で決め、なるべく外国人の友達を作ること、日本人同士でも英語で話すことを極力心掛けて生活していきました。幸い私のルームメイトは日本人でなく、朝起きてから寝るまで英語を使える環境がありました。このルームメイトの存在はとても大きかったと思います。他には街で声をかけて友達になったマレーシア人の友達や、学校のない日にも一緒に時間を過ごしてくれ、食事をしてくれる学校の先生の存在が私の英語力に繋がったのではないかと思います。私はこの学校にしてとても良かったと感じました。午後の授業は選択制で、自分の受けたいクラスを受けることができます。なので私はBusiness classを選択していました。少し難しかったですが、日本の学校では学べないビジネスのことを英語で学べていたので、とても興味深く最後まで妥協せずにやれました。この午後の先生はニュージーランド出身で、休みの日もスターバックスで奥さんと共に人生でためになる話しジョークを交えながら話してくれました。学校のオーストラリア出身のマネージャーの方には、初めてきた時とは見違えるくらい英語力も話し方も変わったと言ってもらえました。英語の勉強はとても嫌いでしたが、今では苦ではない程にまでなりました。
 2つ目は文化です。マレーシアは、本当に多くの人種の方々が多く住んでいます。特に私の中で一番の学びとなったのが、ムスリムの人たちとの関わりです。私が今まで一度も関わりのなかった人たちで、学校の社会の時間などには少し勉強をしましたが、全然ムスリムの人たちのことを知りませんでした。関わっていくうちにどの様な文化があり、どの様な決まりなどがあるのかも知ることができました。特にアラビックの人々の印象は過激派のイメージが強くあまりいいイメージはなかったです。しかし私の周りのアラビックは、イメージとは異なりとてもフレンドリーでした。日本に帰ってきた今もたまに電話をするまでの仲になりました。
 この留学で色々な世界の人々と関わり、日本では絶対できない経験をしたことにより自分の視野が広くなったと共に、変な偏見もなくなりました。そして違う国に行ったことにより、日本がどれほど恵まれた国なのかを感じることができました。この経験を無駄にせず、今後の私の人生に役立てられたらいいです。