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河北大学留学から帰国した学生の留学体験記を紹介します

2019年度 河北大学留学から帰国した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2019.3~2020.1
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外国語学部中国語学科 泰楽 直樹

 私は、保定市にある河北大学に二月二十三日から一月七日まで約一年間留学した。保定市は北京や上海に比べ有名な都市ではないが、他の都市にない良さがあった。栄えた街ではないが、河北大学は学習する環境として非常に良い環境であった。河北のどの料理も非常に美味しかったので、日本人も暮らしやすい環境であると感じた。
 河北大学は中国語を学ぶ上で良い環境であるとこの一年間で感じた。一クラスの人数も十名以内の少人数で先生方も丁寧に教えてくれることもあり、徐々に中国語のレベルも上がった。クラス内には、韓国人、ナイジェリア人、パキスタン人やタイ人など様々な国の方と共に河北大学で中国語を学んだ。彼らとは休憩時間やお昼の食事を共にし、休日を利用し遊びに行くことで、さらに交流を深めた。このような大学の環境であったので中国語のレベルを高めることができた。また、授業内だけではなく午前中の授業が終了した後も日本語学科で日本語を学ぶ中国人と交流することで間違った発音や文法を指摘しあうことで更なる中国語のレベル向上に繋げることができた。河北大学に留学に来ている日本人は十人未満の人数だったので、日本人同士で交流することも少なく留学生や中国人の友人と交流する機会が非常に多かった。北京や上海には多くの日本人がいて中国にいても日本語を使用する機会が増えると思う。しかし、河北大学には日本人留学生が少ないのでこれは河北大学で中国語を学ぶ大きなメリットであると考えられる。
 河北大学から北京や天津までは一時間半程度で到着するので、土日や祝日を利用し軽い旅行にも行くことができるので、保定市で不便と感じることは少なかった。楽しみ方は様々あるので充実した生活を送ることができた。
 約一年間の河北大学へ留学し、様々な貴重な体験ができた。最初は文化の違いや言語の難しさ多くの困難があったが、一年前と比べ成長することができた。今後も、中国語の能力向上はもちろん様々な挑戦をしていこうと思う。