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東華大学留学から帰国した学生の留学体験記を紹介します

2019年度 東華大学留学から帰国した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2019.3~2020.1
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外国語学部中国語学科 龔 家佑

 私はこの1年間の留学を通して多くのことを学びました。私が留学を通して一番の収穫だと感じたのは外国の友達が多く出来たことです。大学に韓国人の方が多かったので韓国人を始め、中国、インドネシア、タイ、ウクライナ、スペイン、ポーランド、ニジェール等多くの国の友達ができました。他の国の文化に触れることで学べることも多かったです。最も衝撃だったことは外国の人は食事中でも、遊んでいる時でも政治の話をするということです。日本に住んでいたら考えられない体験だったので、海外を知る良い経験となりました。1年間を通して視野が大きく広がったと思います。また、中国留学を通して最も驚いたことは中国がとても発達している国だということです。食事をするにも物を買うにも全て携帯決算で、現金を全く使わないということです。友達と食事をするときも現金を使うことは一切なく全て携帯決算でした。携帯決算の機能を使って割り勘等もできるので日本に帰ってきて現金を使うのが不便だと感じました。さらに驚いたことは宅配サービスが発達しており、食事や生活用品まで全て宅配ができるということです。そのため、友達と部屋で食事を取る時などは宅配サービスに頼ることがほとんどでした。
 また、留学中のルームメイトは僕を強くしてくれたと思います。親から離れて生活するのが初めてだったのに加えて外国人ルームメイトがいる生活が初めてだったので、多くのトラブルもありました。何度も揉めましたが、その都度自分の中国語力の伸びを感じたので、その経験全てが今考えると必要だったものだと思います。もしルームメイトが日本人だったらここまで成長できていなかったと思います。語学の面でも留学中は、しっかり勉強し規則正しい生活を送ることを心がけていました。授業が午前中だけだったので昼から午後かけてはカフェや大学図書館で勉強し、なるべく無駄な時間を作らないようにしていました。もちろんテスト後や週末などは外国の友達と出かけたり、お酒を飲んだりすることも多かったです。テストがない時はHSKなど検定系の勉強を中心にし、テストが近くなると授業内で学んだことの復習をすることが多かったです。テスト前は勉強時間を増やし、結果2学期目は4回のテストの中でクラス1位を2度取りました。勉強中はなかなか伸びを感じずやめたくなることも多かったですが、続けていれば結果は必ず出ると証明できたと思います。1学期目は上から4番目の中上級クラス、2学期目は上から2番目の中高級クラスに所属していましたが、やはり後半のクラスがかなり難しくて大変でした。中国人の先生や中国人の友達に助けてもらいながら、なんとか留学生活を終えることができました。
 最後にこの1年間の中国留学は、語学の面でももちろんそうですが、人として成長できた一年だったと思います。住み慣れていない国で生活することによって精神面でも鍛えられ、多くのことにチャレンジできるようになれたと思います。今後はこの経験を生かして大学生活を充実させ、勉強にも励みたいと思います。