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高麗大学校留学から帰国した学生の留学体験記を紹介します

2019年度 高麗大学校留学から帰国した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2018.8~2019.8
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外国語学部観光交流文化学科 駒津 なつ美

 私は韓国の高麗大学に1年間交換留学に行きました。私が留学に行こうと思ったきっかけはK-POPや韓国ドラマが好きだったからです。私は韓国が好きというだけで、韓国語がたいして出来るわけでもなく、また上辺だけの韓国しか知らなかったので、留学を機に韓国語を上達し、韓国をよりよく知りたいと思いました。

【韓国の生活について】
 今は日韓関係が危ないと言われていますが、私が留学していたときは特に何事もなく終わることができました。韓国人の中には日本をあまりよく思っていない人もいるとは思いますが、私が通っていた高麗大学は日語日文学科もあり、比較的親日な人が多い気がします。
 生活する上で大変だったことは日本より水回りの整備が整っていないということと、留学なので当たり前のことかもしれませんが、言語の壁です。水回りは日本ほど整備されてません。トイレットペーパーも今はほとんど流せるようにはなってきましたが、流せないトイレも多くあります。日本では流せるトイレが当たり前の生活を送っていたので、恵まれていたのだと思いました。普段は韓国語か英語で生活しましたが、分からないことが多くて大変でした。学校での生活では、KUBAという留学生の集まりがあり、そこでバディになった韓国人の学生がサポートしてくれます。また、週に3回ほどKUBAの集まりがあり、みんなで食事をしたり観光をしたり、文化体験をします。韓国人だけでなく、高麗大学に留学に来た学生と交流することができます。

【学習面について】
 韓国の学生は常に勉強をしています。私の周りの韓国人はアルバイトはしないで、毎日学校終わりにカフェにいって遅くまで勉強していました。学校の学習室もあるのですが、予約制で時期、時間帯によっては予約が全然取れません。韓国にはたくさんのカフェがあるのですが、テスト前2週間はカフェがすべて埋まってしまって入れないほどでした。一日中カフェで勉強することが多いです。良い成績を取るためにみんな必死で勉強をしていました。
 高麗大学には日語日文学科という学科があり、日本語での授業も行われています。日本語を教える授業ではなくて、日本で行われているように、日本語による経済や災害、文化や文学など本格的な授業が行われています。そこに通っている学生は日本語が得意な人が多いです。前半は教授の講義で、後半は自分たちの発表をしてディスカッションをするという授業が多く、発表原稿を作るのが大変でした。私が通っていたところでは英語はほとんどの人が当たり前に話せていたので驚いたし、自分のレベルの低さを感じさせられました。
 留学はとても大変ですが、人生でとても良い経験ができたと思います。この経験を今後に活かしていきたいです。