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アデレード大学留学から帰国した学生の留学体験記を紹介します

2019年度 アデレード大学に留学した学生の体験記を紹介します。

渡航期間:2019.8.17~2020.2.9
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外国語学部英語学科 上條 萌

 私は、オーストラリアのアデレード大学に約6か月間の語学留学をしました。
まず、ここを留学先として選んだ理由は他国と比較すると留学費が安かったことと日本人が少ないという環境で勉強をしたかったことが挙げられます。実際には、日本人は少なくありませんでした。クラスメイトの三分の一が日本人だったタームもあります。しかし、授業内で英語以外の言語を話すことは原則禁止であり、それらは授業態度の面でマイナスの評価となるので日本語を話すことはありませんでした。
 授業は月曜日から木曜日は英語の4技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)をバランスよく鍛え、金曜日はオーストラリアの文化やコミュニケーションについて学びました。初めのうちは、英語での授業についていけず、戸惑いましたが、日を重ねるにつれ、理解できることが増えました。今では授業の内容や先生の言っていることについて理解できずに悩むことはほとんどありません。授業の中で、デスカッションをしたり、プレゼンテーションをする機会も多々あるので、スピーキングのスキルを向上させる機会が多くあります。
 私はアデレード大学の語学センターに通っていました。クラスメイトの国籍は日本、中国、韓国、タイ、サウジアラビア、コロンビアなど様々です。6か月間を通し、新しい出会いがあったことで、今では多くの外国の友人ができました。休日にはビーチやランチ、ディナーに行くなど、教室の外でも交流する機会がありました。多くの友人が帰国してしまいましたが、今でも連絡を取り合うほどの仲です。
 留学中はホストファミリーと過ごしました。休日には一緒に外出することで、時間と思い出を共有しました。親切な人が多く、私の留学生活を充実させてくれました。私の語学力が上がったのは、ホストファミリーの存在が大きいです。常に英語を話さなければならない環境は自分を大きく成長させてくれます。


渡航期間:2019.8.17~2020.2.9
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外国語学部英語学科 島田 杏乃

 私は、オーストラリア・アデレード大学で6ヶ月の語学留学をしました。この半年間で、様々なことを体験し、考え、多くの人に出会いました。それは、これからの人生に影響する素晴らしく貴重な経験になりました。知らない地で長く暮らすということは簡単なことではなく、大変なこともありました。これから、6ヶ月の留学生活で私が感じた大変だったこと、良かったことを紹介していきます。
 留学に行く前は、英語圏に行くのは初めてだったため少し不安でしたが、何年も前から留学をしたいという思いがあり、やっと行ける嬉しさが大きかったのを覚えています。しかし、憧れていた留学生活は想像以上に大変でした。アデレードに着いたばかりの頃は、授業の内容も分からずホストファミリーとも会話が成立しない状態でした。また、オーストラリアは多国籍国家であるため、国により英語の発音がかなり違いました。今まで教科書の英語しか知らなかったということ、自分が想定していたよりも英語が出来ないという事実に気付き、とてもショックでした。
更に困難に感じたことは、ホストファミリーとの生活でした。私は留学生活が残り3ヶ月程になったタイミングで、ホストファミリーを変更しました。最初のホストファミリーは、年の近い子供たちがいる明るい家庭でした。しかし、英語のネイティブではなかったこと、たびたび母国語を話すということが気にかかり、とても迷いましたが、英語の勉強をしに来ているということを考え他の家に移ることにしました。新しい家に行った初日は不安しかなく、とても緊張していましたが、優しいホストマザーとファザーで安堵の気持ちに包まれたことを今でも覚えています。ホストファミリーは様々な場所に連れて行ってくれ、毎日笑わせてくれました。また、私が話す機会を多く作ってくれたことにより、英語力が大幅に伸び、英語を話すことが楽しいと思えるようになりました。今では、ホームステイをして本当に良かったと思います。
 この地を選び、留学に来て良かったと感じたことは、日本と全く違う部分でした。慣れない地で暮らすのはもちろん大変でしたが、だからこそ良いこともありました。
私が一番好きな部分は、人がとても優しいということです。アデレードに着き3日目の朝、学校に行くためにバスに乗りました。しかし、私が細かいお金を持っていなかったため、乗車券を購入することが出来ませんでした。私は諦めて降りようと思ったのですが、運転手の方は嫌な顔せず無料で乗せてくれました。来たばかりで何も分からず、不安だった私を安心させてくれました。このように優しさを感じることがよくあり、英語が出来ないからと嫌な顔をされたことは一度もありませんでした。それが、楽しく勉強を続けられた大きな要因になったと思います。
次に、環境の違いでした。アデレードはコンパクトな町で、高い建物もあまりありません。そのため、空が広くとても綺麗に感じました。気分が落ちそうになった時、大きく綺麗な空がすぐ目に入り、また頑張ろうと考えることが出来ました。時間がゆっくり進んでいるようにも感じられ、今までしてこなかった暮らし方に居心地が良く感じました。
 楽しかったことだけでなく、大変なこと、辛かったことも多くありましたが、その状況を脱却するために行動し、変化をもたらすことが出来たこと、それを乗り越えられたことが、自身と勇気に繋がりました。結果的に家を移ることになりましたが、優しい言葉をかけてくれた最初のホストファミリーにもとても感謝しています。また、そのような大変な毎日の中でも頑張れたのはアデレードにしかない魅力があったためです。今でも、戻りたいと思える程の大切な思い出になりました。この経験を活かし、更に英語を向上させ自分の目標を達成することで、この留学で出会いサポートしてくれたホストファミリー、友人、また日本の家族や学校の方々に恩返ししたいです。


渡航期間:2019.8.17~2020.2.9
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外国語学部英語学科 関根 咲

 学校では1日4時間の授業を週に5日受けていた。授業ではスピーキング、リスニング、リーディング、ライティングを曜日によって勉強した。金曜日は自分の興味のある教科を選ぶことができた。私はグローバルコミュニケーションスキルとオーストラリアンカルチャーを選択した。グローバルコミュニケーションスキルでは、国による文化の違いやオーストラリアの特徴などを学んだ。オーストラリアンカルチャーではアデレードの博物館や美術館、ボタニックガーデンなど様々な場所を巡り、それらの歴史を学んだりした。タームごとに課題が異なり、5タームの間にペアでポスターを用いたプレゼンテーション、レポートと1人で行うプレゼンテーション、ペアとパワーポイントを用いたプレゼンテーションなどを行なった。授業中にこれらの課題の作業を進める時間があり、先生からアドバイスをもらいながら行った。パートナーと英語で意見を出し合いながら作業をするのは難しかったが、完成した時に達成感を感じられた。私は人見知りであるためクラスに馴染めるか不安があったが、クラスメイトはフレンドリーな人が多く、国籍を問わずいろんな学生と仲良くなれた。
 ホストファミリーはファザー、マザー、ブラザーの三人と、四か月間ステイしていた中国人のルームメイトと一か月間ステイしていた韓国人のルームメイトがいた。休日にはドライブをしてビーチに連れて行ってもらったり、公園に行って野生のコアラやカンガルーを見に行ったりした。一緒にいて自分が家族の一員であるように感じられるような家族と六か月間過ごせたことがとても嬉しかった。ルームメイトは私にとって一番話しやすい存在だったため、いてくれてよかったと思う。
 留学の一番の目的は英語力を伸ばすことだったが、常に英語に触れることはもちろん、それ以外にも素敵な人たちとの出会いや文化の違いを学ぶことなど、日本ではできない経験が沢山出来た。この経験を無駄にせずこれからに活かしていきたい。


渡航期間:2019.8.17~2020.2.9
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外国語学部観光交流文化学科  嵯峨 知佳

 私がアデレードを留学先に選んだ理由は、アメリカやイギリスに比べて費用が安かったからです。また、日本人も少なく、小さい街なので移動が便利だと聞き、アデレードに留学することを決めました。

 実際にアデレードに留学してみて、街の中で日本人と出会うことはほとんどありませんでした。
しかし、語学センターで勉強をしていたのですが、時期によっては日本人学生が多く、日本人だけのクラスなどもあったのが残念なところです。小さな街で交通網も充実しているので移動をするのは楽でした。アデレードにはバス、電車、トラム(路面電車)の3種類があり、私の家から学校までは15分くらいでした。また、ビーチにも20分くらいで行けるところに住んでいました。

 授業内容としては、月曜日から木曜日はスピーキング、リーディング、ライティング、リスニングの4項目を1日ずつ4時間勉強します。金曜日は、オーストラリアの文化や世界で起きていることについて学びます。クラスは能力順に5段階に分かれます。1クラス15人程度でグループワークが多いです。また、先生との距離も近く、困ったときや質問があるときなどに気軽に話をすることができます。

 大学の近くには、美術館や図書館、博物館がありオーストラリアの歴史や芸術に触れることができます。またビーチやワイルドライフパーク、ワイナリーなども公共交通機関で行けるので不便はないです。ワイルドライフパークでは野放しのカンガルーに餌をあげれたり、コアラを抱っこできたりします。


渡航期間:2019.8.17~2020.2.9
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外国語学部観光交流文化学科 丸山芽依


 私はオーストラリアのアデレード大学の約6か月間の留学プログラムに参加しました。その約6か月間で、日本ではできないようなたくさんの経験をしました。私の留学生活を語るのに欠かせないことは2つあります。
1つはクラブに参加したことです。バドミントンが好きだったため、月に2.3回程度アデレードシティ内のクラブに参加していました。参加する度に新しい人との出会いがあり、バドミントンをするのと同時に、様々な国の人と英語でコミュニケーションをとることができ、とても楽しんで参加することができていました。スポーツのクラブだけでなく、ジャパニーズクラブというものにも参加していました。アデレード大学には日本語の専攻があるため、日本好きな様々な国の生徒が集まり、友達を作りゲームなどをするジャパニーズクラブというものがありました。このクラブはネイティブで日本好きな人が多かったため、通いやすい場所でした。仲良くなった友達とは休みの日には一緒にお出かけをしていました。私にとって英語を喋り学ぶことができ、ネイティブの友達を作ることができるこのクラブはとても良い機会でした。日本でも会おうという約束をしているので、次に会うその時が楽しみです。
 2つ目はホームステイです。私は事情があり、6か月の間に3つホストファミリーと過ごすという経験をしました。それぞれのホストファミリーが様々な場所に連れて行ってくれ、様々な話をしてくれ、様々な文化を教えてくれました。特に自分よりも幼い子供は、私にとってとても聞きやすく使いやすい英語を使っていたため、たくさん学ぶことができました。家にホストファミリーといた時間が一番英語を学び、コミュニケーションをとることができた貴重な時間でした。
約6か月間の私の留学生活は良いことばかりではなく、帰りたいと何度も思い、辛かった時期は多々ありました。しかし、それらを乗り越えることができたということはこれから私の自信になると思います。また、英語で生活できたこの期間を無駄にせず、これからさらに私の英語力をレベルアップさせていきたいと思います。


渡航期間:2019.8.17~2020.2.9
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総合政策学部総合政策学科 金子 大祐

 私は2019年8月18日から2020年2月9日までの約半年間オーストラリアのアデレードに留学をしました。この体験記では留学先を選んだ理由と授業、ホームステイ、野球の4つについて簡単にお伝えしたいと思います。
 アデレードを留学先に選んだ理由としては都会過ぎないから、オーストラリアの他の主要都市に比べ日本人が少ないからです。しかし、実際にアデレードに来てみたら私の予想よりも多くの日本人がいたことに驚きました。
 私はアデレード大学のEnglish Language Centre(ELC)のGeneral English and Academic Purpose(GEAP)というコースを受講して授業時間は9時から13時または13時から17時の1日4時間で曜日によってリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングが分かれていました。
 私はホームステイをしておりオランダをバックグラウンドに持つオーストラリア人夫婦の元で生活をしていました。2人とも私の英語を理解しようとしてくれたり私が理解できるようにわかりやすい英語でゆっくり話してくれました。家庭のルールをしっかり守ることや自分の意思をしっかりとホストファミリーに伝えることでとても良い関係を築くことができました。
 次にオーストラリアでの野球について紹介します。私は杏林大学の硬式野球部に所属しており、留学先でも野球をして日本との違いを感じたり現地の人と交流したいと思い、現地の野球チームに所属しました。そこで日本の野球と考え方が違っていると感じました。日本の野球は守備をしっかりして点を与えないというのが主なスタイルですが、オーストラリアの野球はとにかくバッティングに重きを置いていてどんどん点を取ろうというスタイルだと思います。またチームメイトはほぼ全員オーストラリア人なので英語を学ぶのにとても良い環境であります。
 最後に私がお伝えしたいのは、自分から積極的に話しかけることです。一緒に勉強している外国人やチームメイトは思っている以上に自分に興味を持っていません。カタコトでも単語をつなげただけで文法がでたらめでも、会話をすることで学んでいくと思うので、この先留学を考えている方はどの国に留学をしてもとにかく自分から積極的に話しかけたり行動をすることを強く薦めます。