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香港中文大学からの留学生の体験記

香港中文大学 林 恩珩
留学期間:2022.4~2022.8


皆さん、こんにちは。香港からの留学生リンと申します。

日本に来てからもうすぐ3ヶ月になります。本当にあっという間でした。
最初の頃は、日本が香港と同じくアジア地域なので、生活面ではあまり大きな違いがないと思っていましたが、この3ヶ月間でわたしをびっくりさせたことを2つ紹介したいと思います。

一つ目は、バスに乗り、運賃を払う時におつりが出てくること、そしてチャージできることです。香港の場合は、こういう自動的におつりが出てくる機器もなく、そもそもおつり自体もらうことができません。もし本当に小銭がない時は、お札を入れるか、ほかの乗客に借りるか、両替するしかないです。そのため、多くの人はICカードの自動チャージ機能を利用し、いつでも困らないようにしています。ほとんどの人がICカードを使っていますが、こういう便利な機器が香港にも導入されたらいいなと思います。

二つ目は、ドライバーさんがマイクを使って喋ることです。日本ではバスが発車する時に、ドライバーが「発車します。お掴まりください」と言ってくれます。あとバス停を通過する際も、外で別のバスを待っている人達にも話します。私が初めて聞いた時は、「え、そういうの言うんだ!?」と自分の中でびっくりしました。香港の運転手さんも喋りますが、まずマイクも持っていません。発車する時はドアが閉じたら予告なくすぐ走り出します。もちろん、通過する時も何のアナウンスもなくそのままビューと通過します。なので、日本のバスの方が優しいと思いました。

ここまでバスのことばかり話しましたが、今回観光客としてではなく、住民の一人として日本にいられたことは私にとってかけがえのない思い出になると心から信じています。

これで終わります。ご覧いただきありがとうございました。


2022年7月