留学体験記
外国語学部観光交流文化学科
3年 山本拓馬
渡航期間:2022.4~2022.8
私は、イギリスのチチェスターカレッジに約4ヶ月間留学しました。私自身、初めての海外生活だったので、留学開始前は楽しみな一方で、海外生活に対する不安もありました。しかし、ホストファミリーや留学先の学校関係者の方々が温かく迎えてくれたことで、すぐに現地の生活に適応することができました。
学習面では、相手とのコミュニケーションに苦労しました。留学に向けて勉強に取り組んでいましたが、留学当初は全く歯が立ちませんでした。相手の話していることがほとんど理解することができず、自分の意見も伝えることができない日々が続いていました。このままではいけないと考え、授業のペアワークでは自分から積極的に会話することや授業以外の自主学習にも力を入れました。こうした学習を継続し、留学終盤には、相手との受け答えや自分から話題作りで会話を盛り上げることができるようになりました。留学生活を通じて、英語に対する関心や意欲が高まり英語がもっと話せるようになりたいと思いました。
生活面では、過去にサッカーをしていた経験があり、学校で開かれるサッカーのアクティビティには必ず参加していました。このアクティビティを通じて、多くの留学生と交流することができ、一緒にお昼を食べたり、サッカーの試合を観に行ったりすることができました。サッカー観戦は計3回して、留学前から行きたいと思っていたチームのスタジアムツアーにも参加することができたので、サッカー好きの私にとって充実したサッカーライフでした。
また、週に1度学校に来ているボランティアの存在は、私にとって非常に大きな存在でした。留学当初、自分から積極的に話しかけにいくことができなかった私を見かねて、向こうから話しかけてくれました。自分とは異なる世代だったので、聞く話は新鮮でとても面白かったです。毎週水曜日のお昼は彼らと交流し、休日にはおすすめのパブに連れていってくれました。彼らとの交流は私の英語力向上に大きく貢献したと思っています。
イギリスで過ごした4ヶ月間は、あっという間でした。留学生活では、楽しい思い出だけでなく、あの時こうすればよかったなど、ちょっとした失敗や後悔する経験もありました。しかし、この経験は日本では決してできなかったものであり、自分自身の成長にもつながるものであったと振り返っています。今回の留学生活で得たものを今後の学生生活や人生に活かしていきたいと思います。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――