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2022年度秋出発 HELMoカレッジ 留学体験記

体験記
 

総合政策学部 総合政策学科
3年 小宮山 祐史

渡航期間:2022.9~2023.1



 私は約5ヶ月間、ベルギーのヘルモカレッジに留学しました。大学入学前から海外で勉強をして海外の人がどんな考え方やモノの見方をするのか知りたいと思っていました。非常に短い期間でしたが、様々な事を学ぶことができました。
 はじめに、今回の留学はエラスムスというヨーロッパの留学プログラムの一つに参加したことになります。そのためヨーロッパのベルギー以外の国の留学生とも交流することができました。留学生同士で授業が同じであることが多く、面白いことにベルギー人の友人よりも他の国の友人のほうが多くできました。普段はそれぞれの母国語を話しますが、英語によってコミュニケーションが成り立つのは非常に面白いことです。
 ベルギーの公用語はフランス語とオランダ語、そしてドイツ語です。北部がオランダ語、南部がフランス語、ドイツの国境近くはドイツ語圏になります。ヘルモカレッジのあるリエージュという街は南部に位置するためフランス語を用いています。私は、留学前に独学で少しフランス語を勉強しただけだったので現地に着いてから少しの間は苦労したことを覚えています。ただそれはあまり大きい問題ではありませんでした。前述したように様々な国の留学生と友人になることができたからです。中には、フランス語が母国語である友人がいたためたくさん助けてもらいました。あるときにはスーパーにまでついてきてもらい買い物を手伝ってもらったのも良い思い出です。慣れてくるとフランス語は次第に話すことができるようになり、ストリートフードを一人で買えるくらいには成長しました。
 ヘルモカレッジの授業は私にとって非常に刺激的でした。ヨーロッパの価値観で日本、アジア、アフリカ、南北アメリカを見ることが新鮮で今までにない考え方で、楽しく勉強できました。日本について詳しい教授がいると、授業後に話しかけてきてくれたり、こちらから話しかけに行くと日本の話しをしてくれたりしました。
 この留学を通して、様々な価値観や多様性について学ぶことができました。今回の留学をこれから先に繋げられるように頑張りたいと思います。