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体験記
外国語学部 中国語学科
4年 生沼 風香
渡航期間:2022.9~2022.12
私はマレーシアのニライ大学に3ヶ月間の短期留学をしました。
コロナの影響でVISAが取れず1ヶ月遅れての参加となりました。1ヶ月間オンラインで授業を受けてから、みんなと合流をする形になりました。
生活面では、大学内にある寮に住んでいました。寮の最上階5階のフロアに5人住んでいました。トイレは一つでシャワーも一つでした。トイレもシャワーも壊れていて一つしか使えませんでした。また、部屋が雨漏りしだし、友達の部屋に泊まったこともありました。また、洗濯機が寮に一つしかなく、タイミングを狙って洗濯をしていました。そして、お湯や水が出るディスペンサーが壊れていたため、毎日学校から出るバスを使ってイオンに行っていました。イオンで朝ごはんと水を大量に買って、帰りのバスを待ち、5階まで登ることがとても辛くて、かなり運動になりました。生活面では日本と比べてかなり不便なことが多く、慣れるまではストレスで体調不良になってしまいましたが、慣れてしまえば1番安心できる場所になっていました。
勉強面では、最初の1ヶ月は英語の基礎を学んでいました。中国人たちと一緒に授業を受け、先生はとても優しかったです。朝の8時から授業が始まり、長文読解や、プレゼンを学びました。残りの2ヶ月はビジネスを学び、現地の大学生が受ける授業を一緒に受けていました。日本でもビジネスを学んだことがなかったため、全く授業の意味が分からず翻訳してもよくわからないという状況に陥っていました。周りの学生や、先生に質問をしながらプレゼンをし、グループ学習をしました。
友情面では、日本人が人気で多くの人が話しかけてくれため、たくさんの友達ができました。また、現地の学生の車に乗せてもらいいろいろな場所に連れて行ってもらったり、ご飯に連れて行ってもらったりしました。放課後にはボーリングかバトミントンをし、その後みんなでご飯に食べに行くことがよくありました。また、大学のスタッフの方と仲良くなり、マレーシアでしかできない経験をたくさんさせてもらいました。飛行機を使って島に行ったり、バスを使ってマレーシアの有名観光地に行ったりしました。しかし、車社会であるため車がないと、とても不便なところだと思いました。
最後に食事面に関しては、マレーシア料理が恋しくなるほどマレーシアの料理が大好きになりました。味にクセがなく日本人が好きな味だなと思いました。マレーシア料理だけではなく、インド料理や、中国料理もあり、様々な料理を味わうことができました。日本にはマレーシア料理がないため、とても悲しいです。
マレーシアで過ごした3ヶ月間は私にとって宝物の3ヶ月になりました。毎日が濃い1日で、優しい友達に囲まれながら、美味しいご飯を食べる生活がとても幸せでした。日本に帰ってからもマレーシアでできた友達と連絡を取り合っています。また機会があればマレーシアに行きたいと思いました。