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2022年度秋出発 ニライ大学 留学体験記

体験記
 

外国語学部 中国語学科
4年 燈村 紅音

渡航期間:2022.9~2022.12


 私は約4か月間、マレーシアのニライ大学に留学しました。初めの1ヶ月はオンライン留学、残りの約3ケ月は現地で生活をしました。コロナ禍で留学が2度中止になり、3度目の今回でやっと渡航することができました。
 マレーシアは、常夏で過ごしやすい気候であり、多民族国家でマレー系・中華系・インド系の方々が一緒に生活しています。使用されている言語は、マレー語・中国語・英語です。私は英語と中国語を学ぶためにニライ大学を選択しました。授業では、英語を用いて英文法や起業、国際ビジネスについて学びました。クラスメイトは、マレー語はもちろん、英語が堪能で、中国語を話せる学生が多くいました。そのため、生活では英語や中国語を使って、友人たちとコミュニケーションをとっていました。食事は、主に食堂を利用し、中華系やマレー系のご飯を食べていました。主食はお米や麺で、主菜は宗教の関係でチキンが多かったです。放課後は、AEONへ買い物に行ったり、友人たちとバトミントンやボーリングをしたり、ローカルなお店で夕飯を食べていました。また休日は、足を伸ばし、首都であるクアラルンプールへ遊びに行ったり、山登りをしたりしていました。マレーシアは、車移動の文化が根付いていて、タクシーと似たGrabという移動手段を利用していました。
 現地の方々は温厚で、私の拙いことばを理解してくれたり、留学生だからといろいろな場所に連れて行ってくれたりしました。今までの日本の生活では知りえなかった宗教について身をもって学び、国の発展の違いを自分の目で見ることができ、自身の語学レベルの低さを痛感し、寮生活の難しさと楽しさを実感し、おいしい食べ物を多く発見して、また会いたいと思える人たちに出会えることができた留学は、今でも夢だったのかなと錯覚します。今回得た知見を活かして、今後も努力を続けて、またマレーシアに遊びに行きたいです。

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体験記
 

外国語学部 中国語学科
4年 青木 優希

渡航期間:2022.9~2022.12


 私は9月1日から12月19日までマレーシアのニライ大学へ留学に行きました。ニライ大学は首都クアラルンプールから車で1時間、電車で2時間の場所に位置しています。大学敷地内に寮があり、女子寮の後ろはジャングルのようになっていて猿や犬、ヤモリなど動物と虫が多くいました。マレーシアのトイレ事情は、宗教などの理由から主にホースで洗い流すためトイレットペーパーは基本的にどこの施設にも置いていません。そのため自分でティッシュを持ち歩く必要があります。寮には1つのフロアごとに共用スペースがあり、冷蔵庫とテーブルと椅子などがあります。しかしキッチンにはコンロがないため自分達で買う必要があります。私は大学内の食堂でほとんど毎日食事を済ましていました。食堂はマレーシア料理、中華料理、小さいコンビニのようなお店の3店舗です。マレーシアのご飯はマレー系、中華系、インド系など様々な種類があり、飽きることなく美味しいものをたくさん食べることができました。食堂は定休日や営業時間が明確でないため、開いていない時はイオンモールや飲食店に学校から出ているバスで行きました。バスは基本的に2時間に1本で、バスを逃すとタクシーで行くことが多かったです。

 授業面では最初の約1ヶ月は英語の基礎、残りの約2ヶ月は現地の大学生と一緒にビジネスの授業を受けました。英語基礎の先生からは英語だけでなくマレーシアに来たばかりの私達におすすめの食事や観光地を教えてもらいました。ビジネスの先生は私達のことを気遣ってくださり、授業内に質問に答えてもらえる環境でした。またニライ大学のスタッフの方々には、寮の設備などで困った時にすぐに対応していただきました。クラスメイトだけでなく、いろんな学部の方々と交流を持つことができ、一緒にいろんなところへ遊びに行きました。全体的にマレーシアの方々は親日的で優しく温かい人が多かったです。私の拙い英語でも伝わるまで聞いてくれて理解しようとしてくれる友達がたくさんできたので、恥ずかしがることなく英語で会話することができるようになりました。約3ヶ月半という短い時間でしたが、マレーシアで日本では経験できないような濃い時間を過ごすことができました。

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体験記 


外国語学部 中国語学科
4年 生沼 風香

渡航期間:2022.9~2022.12


 私はマレーシアのニライ大学に3ヶ月間の短期留学をしました。
コロナの影響でVISAが取れず1ヶ月遅れての参加となりました。1ヶ月間オンラインで授業を受けてから、みんなと合流をする形になりました。

 生活面では、大学内にある寮に住んでいました。寮の最上階5階のフロアに5人住んでいました。トイレは一つでシャワーも一つでした。トイレもシャワーも壊れていて一つしか使えませんでした。また、部屋が雨漏りしだし、友達の部屋に泊まったこともありました。また、洗濯機が寮に一つしかなく、タイミングを狙って洗濯をしていました。そして、お湯や水が出るディスペンサーが壊れていたため、毎日学校から出るバスを使ってイオンに行っていました。イオンで朝ごはんと水を大量に買って、帰りのバスを待ち、5階まで登ることがとても辛くて、かなり運動になりました。生活面では日本と比べてかなり不便なことが多く、慣れるまではストレスで体調不良になってしまいましたが、慣れてしまえば1番安心できる場所になっていました。
 勉強面では、最初の1ヶ月は英語の基礎を学んでいました。中国人たちと一緒に授業を受け、先生はとても優しかったです。朝の8時から授業が始まり、長文読解や、プレゼンを学びました。残りの2ヶ月はビジネスを学び、現地の大学生が受ける授業を一緒に受けていました。日本でもビジネスを学んだことがなかったため、全く授業の意味が分からず翻訳してもよくわからないという状況に陥っていました。周りの学生や、先生に質問をしながらプレゼンをし、グループ学習をしました。
 友情面では、日本人が人気で多くの人が話しかけてくれため、たくさんの友達ができました。また、現地の学生の車に乗せてもらいいろいろな場所に連れて行ってもらったり、ご飯に連れて行ってもらったりしました。放課後にはボーリングかバトミントンをし、その後みんなでご飯に食べに行くことがよくありました。また、大学のスタッフの方と仲良くなり、マレーシアでしかできない経験をたくさんさせてもらいました。飛行機を使って島に行ったり、バスを使ってマレーシアの有名観光地に行ったりしました。しかし、車社会であるため車がないと、とても不便なところだと思いました。
 最後に食事面に関しては、マレーシア料理が恋しくなるほどマレーシアの料理が大好きになりました。味にクセがなく日本人が好きな味だなと思いました。マレーシア料理だけではなく、インド料理や、中国料理もあり、様々な料理を味わうことができました。日本にはマレーシア料理がないため、とても悲しいです。
 マレーシアで過ごした3ヶ月間は私にとって宝物の3ヶ月になりました。毎日が濃い1日で、優しい友達に囲まれながら、美味しいご飯を食べる生活がとても幸せでした。日本に帰ってからもマレーシアでできた友達と連絡を取り合っています。また機会があればマレーシアに行きたいと思いました。

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体験記
 

外国語学部 観光交流文化学科
2年 鈴木 美波

渡航期間:2022.9~2022.12


 約三か月半、マレーシアへ留学をしました。首都のクアラルンプールから少し離れた静かな町にある、ニライ大学で英語とビジネスを学びました。マレーシアの物価は日本よりも安く、留学だけではなく長く生活するにも適していると感じます。一方で、日本と異なることも多く見られました。トイレにトイレットペーパーがない事や、紙を流せないこと、トイレに行くにもお金を払うことなどです。私が住んでいたニライには歩道がなく、どこへ移動するにもタクシーのGrabや大学のスクールバスが必須です。また、日本のウーバーイーツのようなサービスもあります。タクシーで少し移動すれば、レストランも多くあるので食に困ることはないです。マレーシアは多国籍な国であり、中華系マレーシア、インド系、そしてイスラム教徒が集まっています。先ほど言った通り物価が安く、また宗教によって食事も異なるため様々な食事を体験することが出来ました。主にマレー料理か中華料理を食べることが多かったですが、どの種類も美味しく飽きることはなかったです。また、多民族な国ということでその宗教の伝統行事のための祝日も多く見られました。授業も休みとなるためそれらの行事を見に行って多くの体験をしました。都会のクアラルンプールへ出ると、景色や空気が変わった気がしました。大きなショッピングセンターやレストラン観光地も多くありました。また、日本のショッピングモールもあったため日本食に困ることもありませんでした。

 授業では、English Foundationの授業と学部授業の二つに分かれていました。半月ほど英語の基礎を学び、その次からは現地の生徒とインターナショナルビジネス、企業について学びました。英語基礎のクラスでは、先生や他国からの留学生と会話することが多かったです。授業内容だけではなく、マレーシアの観光地やニライにある観光地を教えてくれたので、更に深くマレーシアについて知ることが出来ました。学部授業では難易度が大幅に上がり、ついていくのが困難で、また日本でビジネスについて学んだことがないため理解することが出来ませんでした。しかし、学部授業が始まったことで友達の輪が広がりました。マレーシアは生徒や先生だけではなく、現地の全ての人がとてもやさしい国でした。三か月という短い期間でしたが、とても印象深く素晴らしい体験をしました。