2022年度　トロント大学　留学体験記

　



　私はカナダのトロントにある、トロント大学付属の語学学校に4か月間留学してきました。初めの1週間はホームシックと環境の変化で、体も心も慣れるのに必死でした。しかし4か月間全体を振り替えって、本当に濃く、自分自身の英語力と人間性が共に成長したとても貴重な期間だったと思います。

　学校は毎日朝8時半から12時半までのクラスで、日本人はかなり多かったです。授業では英語を通して行うコミュニケーションへの抵抗をなくすため、とにかく話す練習をすることが多かったです。日常生活で使う英単語や文法を学びつつも、カナダの文化なども学ぶことのできる授業でした。机にひたすら向かって勉強するよりも実践的なアクティブな授業形態だったので、飽きずに楽しく勉強しながら、英語でのコミュニケーションに慣れていくことができました。学校は午前中だけだったので平日の午後は観光の時間にしていました。午後や休みの日は、スケートをしたり、ナイアガラの滝などの有名な観光スポットに行ったり、街を散策したりしました。現地に住んでいる友達や知り合いをたくさん作り、様々な場所に連れて行ってもらうことで、よりカナダの文化に触れることも、日常的な自然な英語を学ぶことも出来ました。
　カナダは移民国家で、様々な国の人々が住んでいるため、日本人留学生の私たちにとっても本当に居心地の良い素敵な国でした。私のホストファミリーはお母さんと娘の二人暮らしで、猫を飼っていました。ベジタリアンの家庭だったので、野菜メインの食事でした。初めは少し戸惑いましたが、栄養満点で毎日美味しいご飯を頂きました。
　トロントにはたくさんの国からの多様な人々が住んでいて、それらのたくさんの人々に出会い、それぞれの様々な生き方を見て触れることができました。そして自分自身の視野が広がり、見つめなおすことができたので、今後の自分の人生の良い転機となる良い経験が出来ました。