2022年度秋出発　香港中文大学　留学体験記

　



　
　私は2022年の8月末から2023年の4月末まで約８ヶ月間、香港中文大学へ留学していました。率直な感想として、本当に楽しい留学でした。私の住んでいた寮は、基本的に国籍で部屋割りがされていたため、私は日本人3人部屋でした。そのフロア自体、3分の1くらい日本人が占めており、正直留学当初は、「せっかくの留学なのに…」と感じたこともありました。しかし、授業へ行ったり、シティツアーなどのイベントに参加したりすれば外国人と関わる機会はたくさんありました。逆に私は周りの日本人からの影響もすごく受けており、自分よりも頭の良い人たちばかりだったので、彼らから勉強に対する姿勢や勉強の大切さなど非常に多くのことを学びました。

　私は部活動で水泳部とソフトボール部に所属していました。水泳部に関しては、屋外プールでの活動だったため、活動期間は9、10月のみでした。しかし、部活を通して知り合った香港人の友達たちと11月以降も公共のプールへ泳ぎに行っていました。また、11月から水泳部の活動がなくなったタイミングでソフトボール部の活動に参加し、そこでも香港人の学生たちと練習に励みました。どちらの部活も私にとって留学中に欠かせないコミュニティでした。
　それから授業に関して、私は全て中国語の授業を履修しましたが、どの授業もペアワークやグループワークが多く、楽しくもあり、緊張感もある雰囲気で非常に良い体験となりました。他の友達の話では、授業によってはグループでのプレゼンなどもあり、学生主体の授業が多い印象でした。期末テスト前になると図書館の席がほとんど埋まってしまい、現地の学生の勉強に対する姿勢に驚きました。

　これらのこと以外にも、留学中のすべての出来事が私にとって財産になったと感じています。この経験を無駄にしないために、留学を通して学んだことを帰国後の生活に生かしていこうと思います。