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2023年度春出発 イーストサセックスカレッジ 留学体験記

体験記



外国語学部 観光交流文化学科
濱邊 響子
渡航期間:2023.4~2023.8


 イースト・サセックス・カレッジでの4ヶ月間の留学は、忘れられないかけがえのない思い出に残る留学でした。綺麗な町並みで治安が良く、自然豊かなルイスでの生活は快適で、勉強に集中できる場所だったと感じています。留学最初の1週間は、イギリスの生活に慣れるのに必死で大変でした。私はCaburn Houseでの寮生活だったため、友人と協力して自炊生活をしていました。ルイスはかなり田舎の町なので、夕方5時にはほとんどのお店が閉店してしまうため、午後まで授業がある日は寮内や寮周辺で過ごすことが多かったです。時間があるときは、アンティークショップへ立ち寄ったり、コーヒーのおいしいカフェで勉強したりとリラックスして過ごすことができました。
 近くの都市のブライトンへは電車で15分ほどかかりますが、電車賃は比較的安いため、多くの学生がブライトンへ頻繁に遊びに行っていました。ブライトンは美しい海が近く、パブなどのお店がたくさんありとても賑やかです。またブライトンは、イギリス最大のLGBTコミュニティの都市なので、毎年8月には国際的に有名なLGBTのお祭り「ブライトン・プライド」というものが開催されます。街中がレインボーカラーに染まり、賑やかでとても美しかったです。
 また、学校以外でも英語のスピーキング能力を伸ばしたいと考え、毎週末ロンドンで開催される「日英ミートアップイベント」に参加していました。ルイスからロンドンへは電車の場合1時間30分ほどかかりますが、電車賃はかなり高かったです。ミートアップイベントは毎回17時から始まり、最初の90分間は言語交換、その後は自由な交流会といった流れでした。ロンドン内のパブの会場では毎週20人ほどが集まり、イギリス人や日本人、またその他の国の人々と交流することができました。言語交換の時間では、授業のようにランダムにペアが組まれ、指定の紙に沿って会話をしていく流れで、確実にスピーキング能力が上がりました。このイベントがきっかけで、今ではたくさんのイギリス人の友達がいます。友達ができたことで、日常会話やネイティブしか知らない最近の言葉などを教えてもらえることができ、会話がより一層楽しくなりました。
 Caburn Houseでの寮生活は、慣れるまで時間がかかりました。私の住んでいたフロアはほとんどが日本人だったため、寮内での生活では日本語で話していました。しかし、意識的に英語を話すためには、日本人同士でも英語で話すように努力する必要があると考え、英語のみで会話することもありました。寮生活で苦労した点は、既製品のご飯があまりおいしくなかった点や、隣の部屋の生活音が気になる程度でした。キッチンは共同なので、常に綺麗にすることを日々心掛けていました。
 イギリスに留学できてよかった点は、英語の発音がクリアで聞き取りやすく、上品な英語を学べることです。また、イギリス内ではどこへ行っても気軽に立ち寄れるパブがたくさんあるため、現地の人々とお酒を飲みながら交流できることが何より素晴らしかったです。リラックスしながら会話ができる上に、現地のことや英語を教えてもらうことができました。
イギリスのルイスに滞在できて本当によかったです。この経験を忘れないように、今後も英語を話す機会を増やしていきたいと思います。