体験記
外国語学部 観光交流文化学科
3年 光山 華音
渡航期間:2023.4~2023.12
私はオーストラリアのウーロンゴン大学に約8ヶ月留学しておりました。最初は多くの不安がありました。ホストファミリーとの関係、英語のみでのコミュニケーション、授業内容を理解できるかなど。様々な問題があると思っていましたが、想像より楽しく過ごすことができました。
初めに、日常生活についてです。私が1番最初に受けたクラスは全員日本人でした。英語を話す機会が少なく、日本と変わらないと残念に思っていました。なので現地の友達をつくるため、大学のクラブ活動に参加し、パーティーに誘われたら行くなど、積極的に行動していました。また運が良いことに、クラスの先生が大学で日本語を教える授業をしており、サポートとして参加することができました。そこで現地の女の子と仲良くなり、ドライブなど遊びに行くことができました。他にも現地の友達ができ、日本人も含めドライブやパブなど様々な交流ができ、貴重で充実した体験ができました。まず、想像と違う事は簡単には現地の人と交流できないことです。自分から何かに参加し、日本人とは関わりたくないと距離を置くのではなく、仲良くし、コミュニティを広げることが重要だと感じました。 交通便は、シドニーまでの電車は1時間に1本で、学校から出ているウーロンゴン市内のバスは本数が多く、55AとCは無料で乗ることができます。
2つ目に、学校についてです。学校はES3~5のGeneral English Course、Module1~3のAcademic Course、ETS1~3の主に3つのコースに行くことができました。ESの授業は、先生によって内容が異なり、オーストラリアの文化や基本的な文法、クラスメイトとの会話など緩い授業でテストがないクラスでした。しかし、ES5は授業の難易度が高かったです。テストはないですが、先生によって、最後にプレゼンテーションをする時もありました。このコースはほぼ日本人のみでした。次にModuleのクラスはUOW大学に進学したい人達のための授業でした。よって、ESに比べ難易度が高かったです。Writing、Listening、Reading、Speaking全てのテストがあり、それに合格すると次のクラスに進めることができました。IELTSに出てくるようなアカデミックな単語が多く、初めは難しく感じました。このクラスは中国人がとても多く、数人ベトナムなど他の外国人がおり、日本人は少なかったです。Moduleのクラスに合格すると、更にレベルが上のETSに進むことができます。しかし、IELTSの点数が高ければModuleのクラスを飛ばしETSに行くことができます。授業内容はModuleのレベルが高いバージョンになります。個人的にESよりModuleの方が、自分の英語力を上げることができたと感じました。
最後に、ホストファミリーについてです。私はホストファミリーを2度変更したので、合計3軒の家に滞在しました。1度目は、ホストファミリーの事情、2度目は自ら変えたいと希望しました。理由は、ホストマザーの性格やマザーの彼氏の家に毎回夕食を食べに行くことが嫌で変えました。カレッジにいるホームステイのエージェントに相談し、変えることができました。2軒とも短いスパンでの変更により、3軒目では半年以上過ごしました。ホストマザーのみで、リビングで一緒にテレビを見て、スーパーで買い物やビーチまで行ってランチするなど様々な経験をさせてもらいました。文化の違いもあり、すれ違うこともありましたが、素敵なホストマザーに出会うことができました。最後は駅で号泣しながらハグするほどでした。日本に帰ってからもメールで連絡とり続けようねと言ってくれ、本当に素敵な出会いができたと感じています。
留学生活は大変なこともあれば、楽しいこともあり、貴重な経験が沢山できる環境でした。また、自分自身を変える良いきっかけにもなり、留学して本当に良かったです。
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