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【トピックス】 東秋留小学校で留学生が小学生と交流

 杏林大学外国語学部と総合政策学部の留学生8人が10月22日、東秋留小学校(あきる野市)で行われた、国際理解のための交流会に参加しました。

 この交流会は同校の5・6年生の外国語(英語)活動授業の一環として国際理解教育を目的に行われているもので、英語を得意とするシンガポール、香港、ネパール、スリランカ、マレーシア籍の留学生に講師として参加してもらいました。
 まずは6年生の国際理解の授業で、留学生たちは英語で自己紹介や母国の紹介を行い、児童は理解しようと真剣に耳を傾けていました。留学生の母国の国旗の絵柄が表している意味、母国語での挨拶なども紹介され、児童達は興味津々といった様子で留学生に続いて声に出して挨拶を繰り返していました。
 5年生の授業では、英語による自己紹介に続いて、留学生が幼少時代に遊んでいた遊びを英語で分かりやすく説明し、一緒に遊ぶという交流に挑戦しました。子供達が遊び方を理解しなければ遊びが成立しないため、留学生はいかに分かりやすい単語で伝えるか工夫していました。児童は分からないところは何度も質問するなどして、最後には全員で楽しく遊びを体験できたようです。

 10時半から始まった交流授業は、給食の時間も含め14時30分まで行われました。留学生からは、「分からないなりに一所懸命英語を聞き取ろうとしている小学生の姿に感動した」「小学生が普段食べている給食を食べる機会はなかなかない。貴重な体験ができた」といった感想が寄せられました。小学生の予想以上の歓迎ぶりに大感激した様子も見受けられました。
 
 今回の交流会は、英語をただ学ぶのではなく、活動(遊び)を盛り込むことでお互いを身近に感じ、それが深い交流につながったのではないかと思います。国際化が加速する現代において、小学生の頃から外国人と接し、英語でコミュニケーションを図る機会を持つことは、国際感覚を身につけた人材の育成に貢献できるものと思われます。
 
 留学生にとっても、日本だけでなく、各々の参加留学生の国についても知るきっかけとなったようで、楽しく、有意義な交流になったようです。

学生支援課(国際交流センター)


東秋留小学校での交流会に参加して

外国語学部 東アジア言語学科 4年
マレーシア出身
ワンスハイラ・ビンティ・ワンイダリス


 10月22日に東秋留小学校で行われた外国人留学生との交流事業に参加し、5年・6年生との交流を行いました。全員の盛大な歓迎を受け、講師として参加した私達も嬉しい気持ちで授業に臨みました。
 英語の講師という役割でしたので、先ずは、英語で自己紹介、母国についての紹介をしました。小学生達は、皆一生懸命に英語を理解しようと頑張っていました。
 他にも母語での挨拶を教えると覚えが早く、すぐに良い発音で挨拶を返してくれとても驚きました。他にも色々な国籍の留学生が参加していたため、自分自身も他国のことを勉強する良いきっかけとなりました。
 最終授業では、小学生達に、母国(マレーシア)の遊びを英語で説明し、一緒に遊びました。初めはなかなか理解できない様子でしたが、聞き取れないことがあると、理解できるまで質問し最後には、遊びをマスターできるまでになりました。
 この交流会に参加したことは、卒業後帰国をする私にとって日本での良い思い出の一つになりました。




2009.11.12