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大学ホーム>学生生活(八王子)>【トピックス】 大学院で『中国語ジャーナル』編集長による特別講義を実施

アルク社『中国語ジャーナル』の海老沢久編集長による特別講義

 

杏林大学大学院国際協力研究科の国際言語コミュニケーション専攻では、アルク出版社の『中国語ジャーナル』の編集長である海老沢久氏をお招きし、12月17日(金)に八王子キャンパスで、「日本で実施されている主な中国語能力試験の概況」と題する特別講義を開催しました。
今回の講義は、国際協力研究科の塚本慶一教授の授業「日中通訳翻訳概論」の時間に行われたもので、当該専攻の大学院生20人が会場のE201教室で受講しました。



冒頭、海老沢久編集長は語学に関連する日本の各種ビジネスの市場規模を踏まえ、この10年間で大きな変化が生じていると説明されました。海老沢氏によると、日本における外国語学習者の内訳では、中国語はすでにフランス語やドイツ語をはるかに抜いて、英語に次ぐ二番目のシェアに達している。韓国語の学習者数とも大きく水をあけている。グローバルな観点からみれば、中国語学習が一つのトレンドとなりつつあると同時に、日本の中国語教育市場はまだまだ成長する可能性が大いにあると指摘されました。また、日本で行われている中国語の試験について、ジャンル別にそれぞれが受験者のレベルに則した段階を付けていることなど、詳しく紹介されました。

最後に、「皆さん、引続き頑張ってください」と大学院生を激励すると会場からは大きな拍手が送られました。講義を受講した大学院生からは、「業界の動きや現状を詳しく紹介してくださり、非常によい刺激となりました」、「日本で自分の中国語能力を活かし、活躍していきたい」等の言葉が口々に寄せられました。
なお、海老沢氏には来年も講義を担当いただくことになっています。

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2010.12.24