学生、教職員1000人が参加
八王子キャンパス総合防災訓練を実施
杏林大学八王子キャンパスで10月25日(火)、学生、教職員、構内協力会社の職員など1000人あまりが参加し、東京消防庁八王子消防署小宮出張所の協力のもと総合防災訓練を実施しました。
八王子キャンパスでは定期的に防災訓練を実施したり、自衛消防隊を組織するなどして日頃から防災意識の向上に努めていますが、今回は東日本大震災後はじめての訓練であったため、より多くの学生、教職員に参加を呼びかけ、グラウンドに総合防災本部を設置するなど大規模な避難訓練を実施しました。
訓練は、11時45分に内陸直下型地震が発生し、市内で震度6弱を記録した、という想定で開始しました。
構内非常放送でまず地震発生と身の安全確保が伝えられ、続いて避難開始の指示が出されると、教職員の誘導で学生はクラスごとに避難場所であるグラウンドに向いました。
グラウンドでは教員が担当クラスの学生を点呼後、避難完了報告メモを総合防災本部に提出。避難指示が出されてから15分後には訓練に参加したすべての学生、教職員の避難状況を確認することができました。
避難確認終了後、八王子キャンパス防災本部長 大瀧純一保健学部長から「本日の訓練が万一の災害発生時に活かせるように、日頃から自分の行動や周囲の皆さんとの連携を意識しておくことが大事です」と講評がありました。つづいて小宮出張所長消防司令 福島 一氏より、東日本大震災の津波の恐ろしさ、首都圏直下地震への対策などが話され、「日頃から防災訓練に参加し、身の回りの安全を確認しておくことが必要です」と一人ひとりの防災に対する意識と行動が大切であると結びました。
構内非常放送 |
教室からグラウンドへ |
避難完了報告 |
各棟巡回職員から携帯電話で報告を受ける |
構内店舗の消火確認チェック |
小宮出張所長 福島氏の講評 |
防災訓練後行われた消火器使用訓練 |