受験生サイト サークル紹介 学生支援ポータル 学納金サイト  [在学生・保護者専用]

大学ホーム>学生生活(八王子)>【トピックス】田中ゼミ「産業遺産による八王子活性化プラン」で優秀賞

【トピックス】田中ゼミ「産業遺産による八王子活性化プラン」で優秀賞



優秀賞を受賞して  総合政策学部企業経営学科3年 長島諒世
私たちのチームは、産業遺産を観光資源とすることで八王子を活性化できないかを考えてみました。近年、産業遺産による地域活性化が注目されており、たとえば長崎県の軍艦島では、上陸解禁によって多くの観光客が訪れることで大きな経済効果を生みました。そこで私たちは八王子にある「浅川地下壕」という産業遺産を活用するプランを考えました。長野県にある「松代大本営地下壕」では、私たちのような地元の学生が行政に働きかけたことで、地下壕の公開を実現させ、多くの人が訪れるよう場所になったそうです。また現在、経済産業省でも産業遺産を利用した「まちおこし」の手法を奨励しています。私たちは浅川地下壕の整備について問題点を指摘しつつ、その公開の可能性を検討するプロジェクトの立ち上げを提案しました。
どのチームもとてもすばらしい発表でしたので、私たちのチームが優秀賞を頂けたことをとてもうれしく思います。質疑応答では、八王子市の行政の方々からご助言を頂くなどとても有意義な経験となりました。発表会までのチームとしての共同作業は大変でしたが、成果が出たことで充実感を味わっています。

ゼミ担当教員 田中信弘教授より
大学コンソーシアム八王子の研究発表会には、ゼミナールのイベントとして毎年、参加させて頂いています。10月に行った杏園祭(学園祭)では、他のゼミとの共同発表会を開催しており、そこで完成プランを発表しました。さらに、この発表会では他の大学のチームの発表からも大きな刺激を受けることになります。このような経験が学生の就職活動で自信を持って披露できるエピソードとなっているようです。今後とも学生らの発表機会を活用したゼミ運営を重視していきたいと考えています。

2011.12.12