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総合政策学部3年生を対象に就活トライアルイベントが行われました

総合政策学部は就職活動支援の一環として、実際の就職活動を想定したプログラム「就活トライアル」を6月30日(土)、3年生を対象に実施し、就職を希望する200名以上の学生が参加しました。

学生は就活トライアルを前にWeb上に設置された「杏林リクルートサービス」のサイトにアクセスし、公開されている製造、運輸、商社、金融、福祉など7つの架空の会社の情報を見て面接を希望する1社にエントリーシートを提出しておきます。
就活トライアル当日は8時45分に開始した受け付けで各自名札と資料を受け取り、2つの教室に分かれ待機しました。9時から全体説明を受け、多くの企業が就職試験の際に導入している筆記試験 SPI試験を受験しました。


続いて事前にエントリーシートを提出した企業の面接、グループディスカッションに臨みました。学生は各自の面接、グループディスカッションの時間を確認しながら、これとは別に設けられた「SPI試験の解説」や「企業情報の見方」など就職対策に関連する講座も受講しました。

面接は企業で採用を担当している方を面接官に招いて行われました。
自己PRを含めた自己紹介、志望動機、学生時代に打ち込んだこと、などの質問のほか、「社会人になて最初に身につけることは何か」「海外勤務を命じられたらどうするか」「総合政策学部は文系の学部だが、数字は得意か」などの質問に対し、学生は緊張した面持ちで答えていました。
すべての面接の様子はビデオに収録されました。後日面接官の評価コメントと共に、学生自身が映像を確認することで面接対策に役立てることにしています。


グループディスカッションは、8人の学生が、進行・タイムキーパー・記録・発表などの役割を果たしながら与えられたテーマについて議論し、その結果を発表するものです。
テーマが必ずしも得意な分野でなかったり、他者との意見の相違を一つの結果としてまとめることに苦労する姿も見られました。発表のあとは教員からディスカッション中の態度や姿勢に関する注意のほか、「それぞれの役割を活かして自分をアピールしたほうがよい」など具体的な改善点がわかりやすく指摘され、大変参考になったようでした。


一連のプログラムを終えた学生に対して総合政策学部 田中信弘教授は、「今回指摘された点を忘れず、改善できるものがあればすぐに実行してほしい。夏期休暇中に自分をアピールできるエピソードなどを経験できるとよい。11月に再度面接の強化を行い、12月には3年生全員がいいかたちで就活のスタートがきれることを目標にしよう」と呼びかけ、就活トライアルを締めくくりました。



2012.7.2